醸巡な日々
東奔西走 -中休み-

某BBSで『西遊記』と揶揄された此度の『東奔西走』。其之五を書きかけておりますが、だらぁ〜っと引っ張る悪い癖がまたぞろ出ており、未だ上がらず。今のところ七か八までありそうだけど、武蔵乃國での宴も控えて...

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醸巡な日々
東奔西走 -其之四-

細かな雨が降り続く中、讃岐平野から山手に移ったところにある某蔵元に着く。この縁を求めて四国へ渡ったようなもの。他の同道者は何度か訪ねている様子で、蔵に入るなりきき酒の準備が始められる。甑は倒れたとい...

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醸巡な日々
東奔西走 -其之参-

次なるチェックポイントは、高松空港。ここで某蔵元と待ち合わせることに。本来なら、ここから先は飛来する某師匠ともご一緒するはずだったが、急な病で療養中とあっては致し方ない。まぁ、なるようになるさ。蔵元...

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醸巡な日々
東奔西走 -其之弐-

本四国道路の鳴門大橋を過ぎ、いよいよ未踏の地、四国へ。自らを「海士」と呼ぶ、この方との出会いから縁の幕が開く。「顔が違うよ」。次に出会う方から聞かされていたとおり、まさに『海のもののふ』に相応しい気...

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醸巡な日々
東奔西走 -其之壱-

まずは軽くウォーミングアップでお江戸までひとっ走り。ETCの夜間割引を最大限活かすために、久々の環八から用賀を目指す。さすが深夜、思いの外スムースに東京ICから第三京浜に。さぁ、あとは一路西を目指すのみ...

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醸巡な日々
東奔西走 -其之零-

2,000km余を走り抜き、何とか帰着。が、今回もまたトラブルに遭遇。明石大橋を渡ってから気づいたのだが、右後輪から異音が…。騙し騙し乗っていたけど、本州に戻るにも、もちろんそれ以降も高速走行必至。高松の...

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醸巡な日々
遠征中

いつものことながら縁にみちびかれて東へ西へ。此度は拠ん所ない事情があって、300kmほど遠回りしてお遍路の地へ。一昨夜からの移動距離1,100kmほどでしょうか。強くなったり、弱くなったり、一日中春雨に見舞われ...

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醸巡な日々
雪中行軍 其之四

いよいよ今回の最終話だ。時折、前が見えないような降り方をする雪に出会すが、長続きしない。時間調整で寄った酒造資料館で明治29年(1896)発行された新潟市の商家の地図が。「おぉ、堀がこんなに走っていたのか」...

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醸巡な日々
雪中行軍 其之参

夕方だけでは「毎度、飲みに来ている」と云われそう(いや、実際そのとおりなのだが(^^;)なので、せっかくの造りの時期、翌朝の『蒸し』を見せていただくことに。名前だけで探しては絶対見つからないだろう。名と体...

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醸巡な日々
雪中行軍 其之弐

ここへお邪魔するのはいつも夕方。蔵の裏の亀の尾の田圃も雪に覆われている。ドカ雪の内陸部にお出かけのご当主が遅れそうだからと、ゆっくりめに着いたのだが、まだお戻りじゃなかった。母屋のお座敷で初めてお会...

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