緋の稜線 by 佐伯かよの

新カテゴリー追加。漫画・漫遊・漫談…etc. 話はどこへ飛ぶのやら。:-)

さて、佐伯かよの。
蝦蟇の脂の里からたんまり届いた中に「星恋華」「火華(火偏に華で一文字)姫-あきひ-」などとともに数冊が入っていた。
# Unicodeだとフォントがあるんだけど、sbでは表示できない。(;_;)

旦那(新谷かおる)は好きでかなり読んでいる方だが、奥方のは久しぶり。
結婚後、画が似通ってきたから、どっちが描いたのかごちゃ混ぜになってしまうことも。
ストーリーやメカニカルなものへの凝り方で区別は付くんだけど。;-p

この「緋の稜線」。第23回日本漫画家協会賞優秀賞なる賞を受けているってことには関係なく、その昔、連載されていた本誌を何回か読む機会があって、気になっていた漫画のひとつ。
古本屋で見かけることもあるのだが、悲しいことに必ず抜けがあって、全25巻揃っていたためしがない。
このたびも、25巻中1〜8巻、6冊があったにすぎなかったことが、おやぢの収集癖に火を付けた。

6年前に秋田文庫から順次発刊された文庫版全16巻セットを『古本市場』 で発見、即入手。:-)
最近の煮詰まった時の逃げ道にされ、ただいま11巻まで到達。読み応えのある漫画ですこと。


被災地blog

おやぢと同じ「sb」を使っている被災地発blogがありました。

越路町緊急ホームページ
山古志村緊急BLOG
長岡市災害ボランティアセンター

ドメインに使われている「soiga」は「そ〜いがぁ」のことと推察。
主に長岡周辺で使われる方言で、「そ〜いがぁ〜?」と語尾上げの疑問形に使われると、「そうなの?」の意味。
「そ〜いがぁて」と平文では、「そうなのよ」。
また、相槌では「そぉいが、そぉいが」と繰り返して「そう、そう」の意味。

いかにも長岡市民的ドメインで、非常時なのに微笑ましい。


あの酒蔵

一昨日、現地を視認してきたあの蔵に、今日、NHKが取材に入ったとのこと。
「ニュース10」で放映という情報が入りましたけど、取りあえず定時ニュースをチェックしてみますか。

昨日、今日と大きな余震はないものの、明日昼過ぎから雨の予報。
崩れた土砂が水を堰き止めダム状になっている山古志村など、土砂災害に見舞われた地域の被害拡大が懸念されます。


皆勤

売るほどあるおかげで飲む酒に不自由しないのも皆勤を幇助しているかもしれないが、地震も何のその、一日の節目にはやはり燗酒が相応しい。

神様が出雲に集まっているこの月、秋鹿 千秋 純米、北翔 純米、清酒竹鶴 純米、白鷹 黒松 特撰本醸造、大七 生もと純米、志太泉 純米などとつきあい、これから霜月に向けては、奥播磨 千山萬渓、加賀の井 純米、宗玄 原酒が皮切りを務める予定。

夜に車で発つ日を除き、ほぼ毎日、何かしらのアルコールを摂取しているから、そろそろ血液検査に出向く時期なのに一日延ばしになっている。
秋ウコンを取り寄せなければダメかなぁ、γ-GTP対策に。


さすが【続々・地震】

新聞やワイドショーで「全滅?」と取り上げられた、あの蔵へ行ってきました。

構内に散乱したであろう詰めを待っていた空瓶、中は確認できなかったものの製品倉庫前も整然と片付けられていました。
報じられた7万本という空瓶、数万本という製品、どちらも公式に発表された数字でないことも分かりましたし…。
これで報道各社に対する信憑性のランク付がまた変わります。(-.-)#

問題は確かに存在しますが、当初伝わった状況ほどの深刻さはありません。
発生後、丸4日、しかも今日は午前中のわずかな時間だけでここまで復旧させるとは、さすがと云えるでしょう。

月末を控えた週末ということで、製品在庫もこの蔵としては最低レベル。
また、倉庫内で助かった製品もあるようです(6P3段のパレットを3段に積むのがここの基本ですから、最下段のパレットに積まれた製品は無事だった?)し、破損被害は報じられたほど大きくありません。
他には、水の精製装置は明日にも稼働、貯蔵タンクは瓶詰め再開後の空き具合により調整、洗瓶機・瓶詰機は最速稼動は無理でも使用に耐えるレベルなどであったことに加え、各設備業者側の素早い対応もあるようですから、出荷再開は予想外に早そうです。

残るは、製造スケジュールとの絡みで季節商品がどうなるかです。
それぞれの詳細状況は、公式アナウンスを待ちたいと思います。


従から主へ

余所のBBSに書いたことなのだが、そちらにはそぐわない話題なので転載。

●blogのコメントにおける認証やbbsの匿名性について

匿名性については、ドメインを取るならいざ知らず利用するだけなら、ネット自体が共通に持ち合わせているものではなかろうか。
そのことについては、bbsとblogに差はないと思う。

bbsは、いつもソースをお借りしているKENT WEBCGI ZOOなどやレンタル掲示板も含めると、今や無数のタイプがある。
フォーラムタイプなら多少は脈絡が残るものの、返信の付かないタイプだとニュース速報のようなもの?という色合いが強い。
ログの保持件数次第ではあるけれども…。

片やblog。まだ普及途上だし、通常、管理者か登録ユーザ以外はエントリィ(新規記事)を書けないものの、コメントという形で誰しもが書き込める。
カテゴリーを使い分ければ、主題ごとに別個のbbsを作るといった煩わしさから解放される。

しかしながら、blogの真髄は、たぶんトラックバックにあるのでは?と考えている。
このトラックバックを使うことで、他のblogとの連携を図ることが可能となる。
bbsが集団で一箇所に集中し、その場を共有するものだとしたら、blogは各々が分散しながら、ネット上で共有関係を構築するものであるように感じるのだ。
集中型、分散型、コンピュータ屋の謳い文句みたいだが、機能的にはどんどん差が縮まっていくだろうし、ML(メーリングリスト)が廃れつつある現状からしても、ブラウザベースが一般的になる中での途上期かと。

加えて、レンタルサーバが無料や驚くほど廉価で使えるようになったことも大きな背景として無視できない。
ネットにおける集団から個へ。今まで提供される側、すなわち従であった一般ユーザが、独自のスペースを確保することで、提供する側、主へと、その立場が変わる。
そうした個の増殖が日常茶飯事レベルになったということだから。


不幸中の幸い【続・地震】

たいへんな被害をもたらしている今回の中越(新潟県を地域分けする際の名称の一つ。上越・中越・下越・佐渡の4つに分ける)地震だが、今にして思えば、23日(土)で良かったともいえる。
実は、21日(木)午後から台風23号が長野県にもたらした雨が、千曲川を経て信濃川に入り、今回の震源地である小千谷で警戒水位を超える量となっていたため、大河津分水路を含めた下流域は河川敷が水没、満々たる水量を抱えていたのだ。
あの状態のまま地震が発生したら、揺さぶられた水で堤防の弱い箇所から決壊が起きたであろう。
信濃川の川幅が最も広い地域。その貯水量と流域面積からして、優に今夏の水害以上、まさに空前絶後の災害となっていたはず。
それを考えると、いや考えたくもないのだが、何とも空恐ろしく、背筋の寒さが引かないのだ。


地震

水害・雷・台風、そして今度は、地震。
怖いもののナンバー1は今年の真打ちとなるのか、それとも火事・おやじと続くのか。
これで大雪なんてことになったら、洒落にならない年として記憶に刻まれることだろう。
暮れの10大ニュースに数々の天災が並ぶことは想像に難くない。
奇しくも、あの新潟地震の40周年に当たる年。
これ以上、人々が傷まないことを願う。


コシヒカリ

究極の酒の肴は、おむすびだと思っている。それも素朴な塩か味噌だけが良い。
炊きたてのご飯は米の品種に関わらず皆それなりにおいしいのだが、冷えてからとなると、コシヒカリが他を圧倒するのではなかろうか。
冷やおむすびをほぐした米粒を箸でつまみながら…。これが様になる呑兵衛になりたいものだ。

さて、そのコシヒカリ。米処も「魚沼コシ」は平年並みの出来のようだが、平場米は相次ぐ台風による塩害で収量ばかりか、品質も低下。
知り合いの農家(彼のコシヒカリは昨年90%が一等米だった)に聞いたら、今年は30%しか一等米にならなかったとのこと。
つまり、まともな米の絶対量が不足するということだ。
供給量が確定しないから、今年は未だに米の価格が流動的。模様眺めが繰り返されている間は仕方がないだろうが、いずれにしろ高値安定は目に見えている。
消費地の方々、今年は覚悟が必要かも。

自然要因を差っ引いても、諸悪の根源は減反政策にあると、おやぢは考える。
一口で30%というけど、考えてみてほしい。ほぼ3年に1回は収入がゼロになるのだ。
サラリーマンが年収を3分の2にされて食っていけるのか?
この国の小役人どもは、お上気取りで自分にできないことを弱い立場の農家に押しつけているだけなのだが、減反に窮した農家はといえば、これまた余計な農薬・肥料を撒き散らし、質より量を追い求める始末。
その結果、平場だと、11俵以上、最高13俵もの反収を上げ、止せばいいのにそれを自慢気に吹聴するに至っては、もうどっちもどっちで麻痺しているとしか思えないのだが…。

米が余るなら、反収を下げる米作りを奨励すれば良い。収量は減っても品質の良い米を作れば、買い取り値が上がる。クズ米まがいの多収を図るより農薬や肥料も少なくて済むから、製造原価の引き下げにもなる。
減反で田圃を荒らすよりも100%耕作させることで農家にもやる気が出てくるだろう。安全・安心・旨い米を競って作らせる。その上で売れなければ、それは耕作者の自己責任。努力が足りなかったということだ。
農家のやる気を喚起し、十二分にその能力を発揮する場を与える。
無駄な公共事業に頼らずとも、地方経済が回復の緒に就くには、現場を重視した前向きな発想が不可欠なのだ。

これで困るのは、たぶん農協だろう。だが、農家も流通・消費者も、誰も困らない。
農協の役割をよくよく考えて欲しい。本来、一軒一軒では弱い農家を守ることにあったはず。
つまり、農家のための農協であるべきもの。それが近年では、農協という組織を存続させるためにあるかのようだ。
早い話が、農協のための農家。本末転倒とも思えることに誰しもが口をつぐんでいる。
酒業界もそうだが、戦後間もなくに産声を上げた組合と名の付く団体のほとんどは、今、その役割を終える時期を迎えている。
おためごかしに惑わされず、独立独歩の志を持つ農家だけに残って欲しいものだ。


体に悪い

昨日は浮き世の義理の会合が終わった後、お定まりの懇親会。
飲み物は…と見ると、ビールは味のない、あの銀ラベル。酒は中身不詳のお銚子が…。
おやぢは、アル添・老ね酒も苦にはしないが、それは良くできた酒でこそであって、決して何でも良い訳ではないのだ。

あのビールではとても飲む気にならないから、それは芸妓さんへのお酌用にして、しょうがなしに燗酒をひと舐め。
隣にいた関係者に「ここの酒はどこの?」と聞いたら、地元某蔵の佳撰クラス普通酒との答え。
「へぇ〜、これが…」

炭を使いすぎた酒特有の、あの臭さはないが、アルコールが浮いて味が割れ、それがせっかくの熟成香を老ねの一歩手間にしてしまっている。
後味?良い訳ないじゃない。
未だにこの程度の酒で良しとしているなんて… だから外で飲みたくないんだ。

メンバーは明かせないけど、一応、それなりのお歴々。なのに、今以て普通酒。
地元で飲んでくれていた人たちは、とっくにパック酒や合成酒、果ては甲類焼酎へと流れていっているというのに、旧態依然の商品政策。
蔵元も店も、顔さえつきあわせれば「売れなくて…」「暇だ」とこぼしているのに、危機感がまったく感じられない。
だったら、「量を売らなくても良い酒」「よその店より若干割高でもはるかに旨い酒」を真剣に考えろよ。
無性に頭をかち割ってやりたくなった。

その実、こちらの頭が不味い酒で割られてしまったんだけど。(>_<);