不幸中の幸い【続・地震】

たいへんな被害をもたらしている今回の中越(新潟県を地域分けする際の名称の一つ。上越・中越・下越・佐渡の4つに分ける)地震だが、今にして思えば、23日(土)で良かったともいえる。
実は、21日(木)午後から台風23号が長野県にもたらした雨が、千曲川を経て信濃川に入り、今回の震源地である小千谷で警戒水位を超える量となっていたため、大河津分水路を含めた下流域は河川敷が水没、満々たる水量を抱えていたのだ。
あの状態のまま地震が発生したら、揺さぶられた水で堤防の弱い箇所から決壊が起きたであろう。
信濃川の川幅が最も広い地域。その貯水量と流域面積からして、優に今夏の水害以上、まさに空前絶後の災害となっていたはず。
それを考えると、いや考えたくもないのだが、何とも空恐ろしく、背筋の寒さが引かないのだ。