Faxが…

数日ぶりにiMacからFaxしようと思ったのに、なぜか愚図っています。
Macの現行モデルには予めApple Internal 56K Modem (v.92)が内蔵されていますし、それ以前も手持ちのモデムを使って、もっぱらMacで作成したドキュメントを直にFaxしていましたから、これができないとなると、もうたいへん。
すべてE-Mailで済めばいいんだけど、現実は、まだまだFaxに頼るところ大なのです。

Classic OS時代から、ずっとFAXstf Proというアプリケーションを使ってきたのですが、OS Xになってからは付属のFAXstf(フリー版)にダウングレード。
先日、OS Xを10.3.6にアップデートしたせいで合わなくなったかと、これのアップデートを探し、早速インストールしたり、OS標準のFax機能に切り替えたりしながら試しましたが、自分のところのFaxにさえ送れません。

「待てよ、Faxがおかしいと云ってたな」と、ダメモトで送付先へ送ってみたら、これがすんなり上手くいってしまいました。
「なんなんだよぉ〜」。(>_<); どうやらアップデート版を適用した時点でMac側の問題は解消されていたみたいで、あとはあくまでも相手先のFaxの問題と思えるのですが…。詳細はもうちょっとつっこんだ調べが必要みたい。 そういえば、もう一軒、送れないところがあるのよねぇ。 円高に乗じて、歯がゆさ一杯のFAXstfを製品版のProにしちゃおうかなぁ。


奥播磨 千山萬渓 (2003.06詰)

■2004/11/29 Mon.の酒

知り合いが来たのを良いことに、そのまま本呑みになだれ込んじゃいました。

仄かな吟香、軽快な滑り。十分に練れて上燗ほどで米の味さえ感じさせます。
15BYからラインアップ上は山田錦80%の純米に取って代わられましたが、兵庫夢錦のアル添酒も捨てたものじゃない。
練れ味は山田とはまた違う魅力ありますよ。

初のReal day entry。といっても、このカテゴリー自体、まだ3つ。:-)


無酒

■2004/11/28 Sun.の酒

昨晩は先週の義理の延長戦。
ほとんどが出来合いの肴とビールに缶チューハイというラインアップ。
日本酒を飲む気が失せ、キリンクラシックラガーを飲みながら、「ヒレカツ」「鮭塩焼き」「味ダコ+キュウリ」「ロースハム」など、せめてつまみになりそうなものとテイクアウトの巻き寿司をつまんでいた。


酒器 -2-

この人の在る処、台風も避けて通ると、その巫力にすがる者が後を絶たない大穴子妹。
亀酒がもたらした縁で知り合い、生まれが一日違いという偶然が重なり、兄妹のお付き合いをいただいていますが、このたび、彼女のMy 杯、『目高杯』(写真左)を授かる栄に与りました。
おやぢ好みの磁器杯は、その艶やかな端反りとともに頃合いの薄さで、中井某店で試させてもらって以来、別絵柄なれど同型品を既に数十個調達してもらっています。
先日の『鯉川 純米吟醸 DEWA33』できき酒ならぬ、きき杯をしてみたのがこれ。

shuhai01

某G社の販促品にすぎないものの、その絶妙なフォルムで酒の味を素直に伝えてくれる、拙宅での標準磁器杯(同型品:写真右)とで、酒の味わいがどう変わるかを試してみました。

まずはMy 標準杯。
つるっと舌の上にまんべんなく酒を配り、鯉川らしいやわらかな当たりと含みに豊かな吟香を、続いてポッチャリとした甘みをふくらませた後、喉を通すと、余韻をたなびかせながら甘さがすぅっと消える。実に心地良い後味。
いつもながらに安心できる味わいをきちんと伝えてくれました。

次いで目高杯。
口への当たりは艶めかしく、酒も自然に引き込まれる。この辺りは先回同様、満足のいくもので、作り手の素性の良さが現れています。吟香も立ち、やわらかさと甘さ、鯉川の持ち味を十二分に引き出して…
あれ!? あれあれ!?!? 下の脇に苦が…。(*_*)
余韻もきちんとあるものの後味を味わう段になると、先ほど感じた苦がよりくっきり残るんです。

たまたま鯉川との相性が良くなかっただけかも知れませんから、こちらはこちらで引き続いての追試が必要なようです。
う〜ん、これだから、酒器は難しく、また楽しくもあるのですよね。


大七 生もと純米CLASSIC (2003.11詰)

■2004/11/27 Sat.の酒

持ち込んだ上にアチチ燗をお願いするという、我が儘ぶり。
重低音の如くヘビー。押すのだが、欲をいえばふくらみがほしいか。
良くいえば、堅く締まった重厚な味わい。


新カテゴリー追加。:-)
といっても、日々呑み散らかした酒を綴るだけの憶え書き。
うぅむ、酒遍歴をバラすだけかぁ。X-)


酒粕料理

庭の桜や紅しだれの葉がすっかり落ち、冬の訪れが間もないことを知る。
新酒が出始めるこの時季、無性に食べたくなるものがあるのだ。
『蕪の粕炒り』がそれで、亡くなった祖母が良く作ってくれた。
祖母は酒が飲めない人だったが、秋になると、長瓜・胡瓜・茄子などの粕漬を漬け、冬ともなると、この『蕪の粕炒り』や『鯖の粕煮』、塩引きの落としを入れた『粕汁』、はては『甘酒』まで、実に様々な酒粕料理を作ってくれたものだ。

それもこれも常に酒粕を豊富に使えたからだろうが、昔の人らしく、なんでも大量に作る。
『蕪の粕炒り』も大鍋で作って、深鉢にいっぱい出てくる。きちんと歯触りを残した蕪はもちろんだが、蕪を食べ終わった後に残るやや甘めに味付けられた粕を、とろろのようにご飯にぶっかけて食べたりもした。
子どもの頃から酒粕に慣れ親しんだ結果が、今の呑兵衛おやぢであることを考えると、罪作りな祖母だったかも知れない。:-)

魚の粕煮も好物のひとつだが、鯖を鰯(最近は高級魚になりつつあるから、秋刀魚?)に代えてもいいし、身欠き鰊でもいける。青魚の生臭さや身欠き鰊の癖のある風味を酒粕が上手くあしらい、酒の肴ばかりでなく、ご飯のおかずとしてもありがたい一品になるだろう。

これらのレシピは…


【蕪の粕炒り】
レシピはこちら
コリッとする蕪の歯触りを損なわないように作るのがキモ。
# 塩をふる必要があるのかなぁ。
くれぐれも火を通しすぎないように。蕪も火に当ててもやわらかくならないものを選びたい。
また、酒粕と味噌の割合は、このレシピでは味噌が多いように思う。好みで調整してほしい。

【鯖の粕煮】
蕪同様、酒粕と味噌を合わせて作るだけで、鯖の味噌煮を作る要領と同じ。

薄酒の地の郷土料理に興味がある方は、上で紹介した『新潟県の郷土料理カード500』を参照されたい。
以前は、無骨な『簡略版』だけだったが、いつの間にか体裁良く作り直されている。


続・鯉川 純米吟醸 DEWA33

『鯉川 純米吟醸 DEWA33』を貶したように思われたら心外なので、蔵元の名誉のためにも補足しておく。

昨晩の再チャレンジは前回よりやや熱め、上燗(45℃前後)と熱燗(50℃前後)の中ほどまで上げてみた。
肴は鮪の赤身の即席ヅケ。鮭の塩焼き。茹でた野菜のドレッシング和えほか。
先回同様、華やかな吟香は健在だが、温度のせいか、また日を空けたせいか、鼻について困るようなことはない。やわらかさと品の良い甘みもそのまま、予想どおり燗に負けるようなヤワな造りではないことを物語っている。
すべりも良く、余韻を楽しみながら、食と杯を進める。
いただき物の杯のテストも兼ねていたのだが、これはまた別の機会に。

純米吟醸と銘打ってある以上、これくらいの吟香がないと、あべこべに吟醸ファンからお叱りを受けるかも知れないし…。吟香があると、どこか落ち着かなくなるおやぢだが、この日は久々の吟醸酒を堪能した。
2,500円/1800ml(税別)弱でこういう酒に出会うと、薄酒の純米酒が一層高く感じられるのだ。


最近、多いね

昨秋「純米蔵宣言」をした金沢の福光屋が、同社のサイトで
『お燗特集』をはじめた。

蔵元交流会の影響ではなかろうが、マスコミもこぞって燗、燗と、鐘を打ち鳴らすが如くの大合唱。
「ぬる燗がベスト」「燗はやはり湯煎じゃなくちゃ」…。またぞろ半可通を量産しなければいいが…。

ここが全量を純米に切り替えると言い出した時は、正直驚いた。
2万石を超えるクラスでは初じゃないかと思うが、最廉価の、いわゆるレギュラー酒、「福正宗 黒ラベル」(当時、既に本醸造だったが)をどうするのか、気にしていたら…

麹米に厳選した酒造好適米のみを使用した純米酒です。たっぷりとした旨味がありながら、さらりとした後味が特長です。
●純米 さらりとしてゆたかな旨味
●アルコール度数/13.9 日本酒度/+2 酸度/1.5

1,630円/1800ml(税別)そこそこで実現された味わいはいかがなものか…。
安酒呑みのおやぢには、ちょっと気になる存在。


あれから一月

棚に並んでいたものを元に戻さない内に、一月が過ぎた。
いちいち知らせて気遣いを重ねさせるのも…と、強い余震が収まった今月上旬以降は敢えて触れないようにしてきたが、当時と比べてはるかに弱いものの、揺れはまだ続いている。
震源地に近い小千谷(おぢや)市では、今日、合同慰霊祭が営まれたと朝日新聞などが報じた。

18日に行われた新潟県酒造組合の発表によれば、県内98社中、約40%に当たる40社が何らかの被害を受けたとのこと。
内24社は既に製造を再開しているが、残り16社は年内の復旧が難しそうだ。
15社については年度内の再開を見込んでいるが、1社は今季の製造を見合わせたらしい。

「まだ98もあったの?」と云われるかも知れないが、新潟の蔵元がとうとう100を割った。残っているにしろ旧来のまま続いている蔵となると、さらに数は減る。
長らく除夜の鐘と同じ108蔵と憶えてきたおやぢには隔世の感があるが、近年、「早晩50〜60社になる」と云い続けてきた持論からすれば、当然のことでもある。
残ってほしい蔵がきちんと残れるように…。おやぢの願いはそれだけだ。