Security Update 2005-007 (Update!)

Software Update経由でOS X “Security Update 2005-007″が公開された。
su2005-007.jpg
Apple USサイトには、ご覧のように10.3.9用と10.4.2用のClient版・Server版がそれぞれが置かれている。
単体ダウンロードは、こちらから。
[2005/08/19 10:26追記]


US時間8月17日に10.4.2用のSecurity Update 2005-007 v1.1が公開されている。
2005-07_11.jpg
Appleによると「v1.0で配布された32-bitバージョンのLibSystemを32-bitバージョンと64-bitバージョンの共用のものに置き換える」とあるから、”CNET“などで取り沙汰された「64-bitアプリケーションサポート機能が無効になる」バグを修正したものと思われる。


定番の実力 -乙酉葉月乃四-

3,000円/1800mlクラスの酒に慣れた口を戻すのは、やはり容易じゃない。それら2本対定番酒3本。原価の差は如何ともし難いものがある。とにかくアラが目立つこと。
なのに、最廉価の酒を選ぶのは…。臍の曲がりはなおさら戻らない、いや戻せないようだ。
『銘柄非公開』
純米でありながら、1800mlで1,700円(税別)。この値段は、福正宗黒ラベル(同1,631円)以来の驚き。一本当たりの仕込みの大きさが許した値付けだろうか。
圧倒的な酸に支えられ、アルコール分14%台という薄さは感じないが、酸が突出しているようにも思える。
H16BYものだろう、後にハネと苦が残るが、熟成次第でどうにでもなる程度。酸味が多いことさえ承知しておけば、冷やで飲む分にはそこそこ。
ちょっと苛めてみようと、飛び切り燗(55℃近辺)から冷ます。冷や同様、酸味は多いが、さっさと喉を通す分には悪くない。が、「ん!? 余韻が…」。平板のままで、もう一押し欲しいところでの力がない。ぬる燗(40℃近辺)ほどに冷めると、より顕著に感じる。若さを露呈したのか。
「この蔵元が燗を意識しないはずがないのだが…。これがあちらの地域色なのか」。
酒の旨みには、きちんと醗酵により生成され、熟されたアルコールがもたらす旨みも不可欠だと思っている。それゆえ、華やかな香りは出すものの、醗酵力の弱い酵母を嫌っているのだが、せっかく出させたアルコールを加水により薄めすぎるのもまた、どうかと思う。
滑りは良くなるであろうが、薄められた味わいを裏打ちするものがないと、痩せぎすで飲みやすいだけの酒になってしまう。量を飲ませようとするなら、それもありだろうが、適量を楽しませたいなら、それなりの飲み応えがないことには話が始まらないというものだ。
この酒もそうであると断じることはできないが、少なくても様子見には違いない。
『睡龍 速醸純米 瓶燗 H15BY』
これこれ。とことん甘みを廃した味なれど、きりりと引き締まった旨みと、喉を過ぎて戻る余韻。これがあるから定量でやめられるのだ。
バチマグロ赤身の刺身。味が抜けかけている。開栓一週間でダレ切ってしまう酒みたい。orz
鯖の漬け焼。脂が…。牛肉とセロリの炒め物が何とかまともか。またもや登場した夏野菜の煮物。先回ほど辛くはなく、汁たっぷりで良い口直しになってくれる。
「やっと休みか」。よりによって休前日にきき酒モードを持ってくるなんて…。


定番の実力 -乙酉葉月乃参-

東北が揺れた日、娘一合帰京。あちらからの足が止まっていたから東京駅も空いていたかも。
また静かな日々がはじまる… はずが、帰ったら娘二合がギネスを飲んでいた。まだこいつがいたか。天下御免のプー子。orz
『羽前白梅 純米 尾浦城 H15BY』
「秋鹿の雄町のような酸」と評したのは、nizakeさんだったか。庄内の一般米『どまんなか』と協会9合酵母で醸されたこの酒、1月からの常温熟成で、その特徴ある酸がさらに際立ってきた。「味が乗ると、こうなるのか」。羽前白梅らしいキレの良さを受け継ぎながら、上のクラスにはない図太さも。「これが2,000円(1800ml・税別)なんだもんなぁ」。名前だけの薄酒はますます影まで薄くなる。
意地悪く飛び切り燗(55℃近辺)超にしてから冷ました。「これだけ酸があれば…」と思ったからだが、実に良い。余分な贅肉が削ぎ落とされ、豊かな酸に締まりが加わる。ボディビルダーの作られた筋肉ではなく、仕事の中で鍛えられた筋肉質の体躯。
フレンチの下地がありながら居酒屋に転じた店主が、この味に惚れ込み、定番メニューに加えただけのことはある。
豚冷しゃぶと添えられた千本胡瓜を山葵醤油で。地の胡瓜から立ち上がる香りが食欲を揺り起こす。
メンチカツ。うぅ〜、挽肉よりつなぎが多い。ダメだ、こりゃ。箸をつけた手前、醤油をかけ回して一つだけおつきあい。
南瓜・若布・車麩の煮物。若布はちょっと甘めだけど、煮汁をたっぷり吸い込んだ車麩がうまい。体が草臥れている時には、こういう汁物のやさしい味がうれしい。
残り物の鮭の香味焼も一口。茄子漬で口を直しながら、行ったり来たり。
『奥播磨 純米吟醸 スタンダード』
酒が終わったので、昨日の残りの燗冷ましを。これまた余計な味を削ぎ落としたかのようで、純吟らしい品の良さを残しつつ、滑るように喉を過ぎる。
「ふ〜、あと一日か」。いつの間にか子の刻になっていた。


定番の実力 -乙酉葉月乃弐-

三合娘と入れ替わりで一合娘が帰省してきた。来春、やっと脛齧りが減る。それまでは庶民の味方にも縋らなければ…。
『奥播磨 純米 山田錦八割磨き H15BY』
出荷直後から嫌味のない華やかな香味で、豊かなボディと余韻を楽しめる酒だったが、ここまで待つことでさらに味乗りが際立ってきた。悪くいえば雑味だが、それも含めたたっぷりの味わいこそが、こういう低精白の酒の楽しみ処だろう。
飛び切り燗(55℃近辺)から冷ますと、味は多いものの、後の切れが出てくる。値段や低精白の純米という造りでライバルといえる秋鹿の80%精米山田錦・雄町に比べ、より味の要素が多い。もっとも、それこそが奥播磨の持ち味だ。
鯛の刺身。養殖物にしてはまずまず。あらら、もう終わり?白身の刺身だとこれだから…。
豚ハツの塩胡椒炒め。酒を飲みながらパクパクと。あらかた一人で食べてしまった。
トマトで口を直し、鮭の香味焼も一切れ。脂がしつこくなく、頃合い。
あれぇ!? 思いの外に早く定量が終わってしまった。なのに、口は、もっと寄こせと催促を。卑しい口を飼うのは、脛齧りよりも骨が折れる。orz
『奥播磨 純米吟醸 スタンダード』
スタンダードとはいえ、さすが純吟。味の多さが取り柄の奥播磨でも、きっちり締まりを感じる。
が、鮭を食べ終えたら、酒もつっかえてしまった。やはり草臥れているのか。
残り一合は、燗冷まし行き。:-)


調味料バトン

ミュージック・バトンが回されているのは目にしていましたが、とうとう調味料まで。(@_@)
某SNSでお鉢が回って来ちゃいました。

【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか?(薬味は含みません)

  • 目玉焼き → 醤油(まずい醤油なら塩)
  • 納豆 → 醤油(酒の肴以外ではほとんど食べない。あ、納豆巻は時々(^^;)
  • 冷奴 → なし(味を付けなければ食えない豆腐は嫌い)
  • 餃子 → 酢醤油(時々、それ+胡麻油+一味)
  • カレーライス → なし(昔風のなら、醤油orウスターソース(^^;)
  • ナポリタン → なし(チーズが合うと思わないし)
  • ピザ → なし(ビールで十分(^^;)
  • 生キャベツ → なし(主菜の味だけで十分)。単独ならば、マヨネーズ、なければ醤油or塩
  • トマト → なし
  • サラダ → なしor自家製ドレッシング、なければマヨネーズ
  • カキフライ → マヨネーズor醤油
  • メンチカツ → ソース(元の味がくどい時は醤油orポン酢)
  • コロッケ → なし(ものによりソース)
  • 天ぷら → 天つゆor塩、なければ醤油
  • とんかつ → ソースorポン酢(うまいものなら、なしor塩)
  • ご飯(おかず無しの時)→ 塩or味噌(おむすびの原点)

【Q2】周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?

  • 味のないトマトにとんかつソース
  • まずい刺身にマヨネーズ+醤油
  • 焼(or蒸かし)茄子に胡麻油+醤油

【Q3】それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?

  • 蟹+蟹酢・鮎+蓼酢・河豚+ポン酢
  • 辛子+白味噌のぬた
  • 魚介のフライ+ソース
  • サラダ+好みを無視して勝手にかけられてくるドレッシング
  • カツ+甘ったるい味噌=味噌カツ嫌い
  • 市販の焼き肉のタレ+肉

 こちらだけかもしれないけど…

  • えごねり+辛子酢味噌
  • 鮟鱇+辛子酢味噌

 番外で…

  • 輪切りが浮かべられたレモンティー
  • 砂糖入り缶コーヒー
  • コーヒーにクリープ(の類) ;-p

【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか?
 ここだと…

  • 玉さん
  • とりしやさん
  • りょうさん
  • ken_takaさん
  • まき子さん

お暇な時にでも。:-)


定番の実力 -乙酉葉月乃壱-

ここしばらく3,000円近辺の酒が続いたから、そろそろ定番酒といえる価格帯に舌を戻さないと、エンゲル係数がとんでもないことになってしまう。
『扶桑鶴 純米酒 高津川 H15BY』
熟度はかなり進み、冷やでも味を十分に感じる。が、上のクラスに慣れちゃうと、雑味というアラもくっきり。ただ、値段の制約がある中、それ以上を望むことは酷だろうし、その雑味も含めた味の多さと、何よりもリーズナブルな値段が持ち味だろう。
熱燗(50℃近辺)にしてから冷ます、いつものパターン。味のにぎやかさに締まりが加わり、定番酒として気軽に飲める。
明日のお土産タコ三つ♪どおり、前夜の残りのタコブツが三切れ。同じく残り物のブロッコリーとレタスにトマトを追加。豚肉は塩胡椒で。お盆らしく、こうや豆腐と茄子・ドジョウインゲンの煮物。
「うぇ〜、なんだ、この辛さは!?」。夏野菜のトマト煮かと思いきや、思いっきり辛い。orz
それでもコワイモノ見たさに胡瓜を一口、茄子を一口、玉葱少々。舌を締めつつ、杯を口に…。
殊更の感動もないが、打ち拉がれるようなダメージもなく、或る意味、至極日常的な食中酒。それがこの値段で楽しめるのだから、やはりありがたい一本だろう。
疲れもピークだが、毎晩の燗酒のおかげで何とかここまで漕ぎ着けた。もう四日…。


某蔵元が秋から78%の純米酒を投入してくる。1,850円と1,700円(各1800ml・税別)。
従来の上撰・佳撰クラスを置き換え、純米酒の底辺を広げようとするものだろうが、まっとうな純米酒への糸口になってくれるかどうか。


酒>食 part 3

静けさが戻った我が家の食卓に一人着く。
芋茎の酢の物、南瓜の煮付け、茹でたブロッコリー、レタスに冷や麦。
冷蔵庫の扉を開け、何度も見回すが、魚もなきゃ、肉もない。お盆の霊供膳かよ。orz
『奥播磨 純米吟醸 スタンダード』
兵庫夢錦を使った純米吟醸。山田錦ほど味が多くなく、しっかり熟すとうまい燗酒になってくれる。
開栓から数回、バランスの悪さを感じたが、やっとまとまりを見せたか。
熱燗(50℃近辺)から冷ますと、山田錦のものより味は少なめとはいえ、そこは奥播磨、うま味はたっぷり。
出かけていたカミさんに「魚か肉を買ってきて」とメールしたのに、読まずに帰ってきた。orz
「何とかしてくれ」と泣きつき、遅くまで開いているスーパーへ走ってもらう。
ぶら下げて帰ってきたのはタコブツ。これで何とか格好がついたと、さっそく山葵醤油で口へ運ぶが…、鮮度が今イチ。orz 2
ぽむ!!(膝を叩く音)、バクライがあったはず。「あったぁ!!」と喜んだのも束の間、今度は酒が終わってしまった…。orz 3
冷や麦を食べて、早々にふて寝。酒のうま味に救われたものの、何とも情けない夜だった。


酒>食 part 2

今日は少しは静かなと思いきや、またもお揃い。しかも姪っ子が一人増えているではないか。にぎやか。
ただし、三合娘が帰京したため、増減なし。
『鯉川 純米吟醸にごり酒 五百万石 H16BY』
先日、我慢ならずに開けた酒をまずオンステージ。義弟は飲んでいた杯を干し、弟は黙って杯を差し出す。どちらもお催促のサインだ。orz
スタートからうますぎる。
肴は、豚焼き肉、海老フライ、にぎり鮨など。外で出された時にはいただくが、自宅では絶対箸をつけない海老を除くと、「いきなり鮨喰えってかぁ」。
しょうがない。昨日はもち米、今日は酢飯がアテとは…。(´ヘ`;)ハァ
『小笹屋竹鶴 宿根雄町純米原酒 H11BY』
昨日の悦凱陣に続いて、11BYのオンステージ。「あぁ、とろとろだぁ」。練れ味の妙。烏賊を放り込んで、竹鶴を含む。口の中でほぐれる酢飯と酒。
竹鶴だもの、肉も喰っちゃえ。ほら、濃いめの味付けにもびくとしない。
『睡龍 速醸純米 瓶燗 H15BY」
図太いうま味のあとは、スパッと切れる日本刀の冴えへシフトチェンジ。石川杜氏、加藤杜氏、若手を代表する両杜氏の酒を渡り飲み。帆立、鮪赤身、蟹、鮨をパクつく。
なのに、「なんで光り物がないんだぁ」。(-_-;)トホホ
『日置桜 純米吟醸”伝承強力”』
次いで9号で仕込まれた強力米の酒を。
『清酒竹鶴 雄町純米 H14BY』
そして、締めに再び竹鶴を。
二夜続けて酒のうま味に頼ってしまった夜だった。


酒>食 part 1

弟が家族を連れて戻ってきた日、妹家族まで合流することになった。なのに、いつもの魚屋も、いつもの鮨屋も、定休日だと…。orz
云ってくれれば別ルートがない訳じゃないのに、年寄りは諦めが早いこと。
『竹鶴 雄町純米 H14BY』
蔵では15BYが出荷を待っている頃だが、年明けから15℃に置き、晴れて開栓放置酒に加わったこれからスタート。
色はいつもの竹鶴色。:-)
冷やだとまだ渋みが残るが、竹鶴のお約束、飛び切り燗(55℃近辺)超から冷ますと、その渋みも消え、ひたすらうまい酒となる。竹鶴にしては飲みやすく、するすると喉を過ぎる。
ビール(チェコ産ブドバー;元祖バドワイザー。USバドはこの名前を借りた)を飲んでいた義弟が「夏でも燗酒なんですか?」と意外そうな顔をする。「夏こそ燗酒でしょ」と一蹴。さらに、杯に注がれた酒を見て、「そんなに色があって良いんですか?」と尋ねるから、「飲めば分かるよ」と注いでやると、「うまみのある酒ですねぇ」。魚沼出身の彼、普段は無色透明の炭酒やアル添薄酒しか見ていないから、驚きの表情。
弟にも注いでやると、一口味を見て義妹に回してやり、二人でにんまりしている。この二人はいつものことだから、もう慣れたものだ。
肴は鮪赤身ブツのヅケ、若布と胡瓜の酢の物、茹でたブロッコリーに赤飯。おいおい、なんだよ。orz
食の貧しさはうまい酒で補おうと、ここから真夏の燗酒オンパレード。
『鷹勇 純米吟醸”強力の郷” H12BY』
こなれたうま味がやさしく、飲み過ぎ注意の酒。「久しぶりだね、会いたかったよ」。日置桜の強力とはまた別もの。やはり坂本杜氏の酒だ。
『悦凱陣 讃州雄町 山廃純米無濾過火入原酒 H11BY』
井上杜氏の最後の年の酒。山廃にありがちな老ねのような臭さは少なく、すっかり練れきったうま味が体にフワッと溶け込むようだ。蔵元の言葉どおり、やさしい酒。
ここまでは覚えているが、あとは燗番にまかせたから何が出てきたことやら。
お客三杯、手(前)七杯でグビグビと。赤飯までもつまみにして、さすがに飲み過ぎ。
やはり酒と食はつり合いが取れて欲しいと、つくづく思った夜だった。