お招きに与り

湯の中に 木漏れ日と降る 蝉時雨 ーおやぢー
貸し切り状態の風呂。ぬるめの露天のお湯につかれば、降り注ぐせみ・セミ・蝉。ぐて〜っと半日、骨休め。
帰ったら、「さっさと飲みに来い」との電話。おぉ、そりゃあ、行かねばなるまい。いそいそと呑兵衛仲間K長兄宅へ。
秋刀魚と烏賊の刺身。おぉ、秋刀魚のお腹がピカピカリンだ。
胡瓜揉み。ツナと紫玉葱がトッピングされた冷や奴。自家畑のトマトと同もぎたて&茹でたて枝豆などなどがずら〜っと卓を埋める。
早速、キリンラガーで(^^)/ロ≧☆チン!≦ロ\(^^)。
普段は枝豆を食べないおやぢも、茶豆かと思うほど味の濃い豆に会っては、この日だけは「枝豆嫌い」の看板を下ろさざるを得ない。うまいよぉ。
ビールを飲み干すと、「もう一本飲むか?それとも酒?」とK兄。「もちろん、酒」。
で、出てきたのが、これ。
『宗玄 吟醸 剣山』(2004.06詰)
程良く冷えた酒を行儀悪くジュルジュル。ほぉ、やっと味が出てきたね。これ、何を隠そう、4月までウチの15℃庫にいた奴だ。ウチ→K兄家→K兄娘の嫁ぎ先→K兄家。確信犯的流浪の旅を終えた酒。(^^;
山田錦と苦手な金沢酵母の組合せ。華やかな香りにつづき、フワッと味が開いた後、スッと引く。もうちょっと酸があった方が良いんだけどなぁ。そこが金沢酵母を避ける理由でもある。
「燗するか」と、燗徳利で上燗(45℃近辺)ほどに。
先ほどより味の厚みが増すが、後は軽快。量を飲める酒ではある。
K兄から賜ったこの日の杯は酒をやや辛く感じさせる。あべこべにカミさんの杯は甘みを引き出す。杯でがらりと変わる酒の味。これも妙味の内か。
6合ほど残っていた酒がすんなり空いた。
『北翔 普通酒』(2002.09詰)
これもつい先日までウチでずっと常温で苛められていた奴。同じく呑兵衛仲間のT次兄がK長兄に献上したものだ。
ほぼ3年の常温放置。素性が分かるから安心して飲めるものの、余所の酒の履歴が分かるのも良し悪し。(^^;
ジュルジュル。ふぅむ、嫌な老ねや後ハネもなく、練れた味ながら軽快。
まぁ、新潟酒がウリにする精米歩合だけは高いから。「無駄に磨かず、アル添やめれば」。そのご指摘、ごもっとも。なれど、まぁ〜だ磨きの数値だけにこだわっていたい蔵がほとんどで…。orz
こちらも上燗に。スルスルと滑る。惜しむらくは酒らしい飲み応えが…。といいつつ、4合ほど飲んだか。
にぎやかに飲んでいたら、あっという間に3時間。そろそろ暇を請わねばと、カミさんが突く。
「分かったよ」といいながら、また一講釈。「一升飲んじゃったなぁ」とK兄。
手ぶらで、しかも親子でお邪魔し、すっかりご馳走になってしまった。ありがとうね。>K兄夫妻


久々に飲んだアル添酒。練れていたため、どちらも嫌なハネはなかったが、翌朝の体調がすっきりしない。
量からすれば深酒とも思えない程度なので、やはり……。