一手届かず

800余kmの彼方から「来たれよ」と大魔神の咆哮が…。
馳せ参じる前に宿題を終わらせたかったのに「あれ!? 一日足りない」。「始業式を延ばしてくれ〜」と、二学期目前の子どもみたいだ。orz
しょうがなく、冷やぎきで間に合わせる。
『銘柄非公開』
まずは、開栓時、地味だった蔵付の方から。常温においてほぼ2ヶ月。本塁目がけて矢のような返球が唸りをあげ…。その後にはたっぷりの渋み。まさにフルボディ。重厚感とたまらない強さに惚れ惚れ。
そして、この渋が旨みに変わったら…。それを想像するだけで鳥肌もの。
このままの温度で最低もう一年は寝かせたいところ。
『銘柄非公開』
次いで、あの時点ですでにインパクトを感じさせた6号の方。おぉ、早、まろやかさが露わに。生もと特有の乳酸様の香りもくっきり匂い立つ。思いの外に味の出が早く、こちらの方が大人しい。第一印象が逆転した。
ここからひたすら練れ味が加わったら…。きっととろとろの旨酒となっていくに違いない。
このままの温度なら二年で澱かな。:-)
燗ぎきもと、6号の方を煮ました。:-)
はぁ〜。きき酒なんぞ、バカバカしくて…。もう言葉が要りません。
気の抜けた鮪赤身ブツのヅケでは太刀打ちできませぬ。orz
ツブ貝ともいわれるが、こちらではバイ貝が一般的。その大バイ貝の茹でたものがどぉ〜んと。
竹串を使って、肝の先まで上手に取り出さなければ…。あちゃあ、いくつか失敗。え〜い、ここでめげてなるものか、殻をバリッと手で割って、残った肝を取り出すぞ。
その肝だけをあ〜んと口に。あぁ、うま〜。酒を含むとよぉ〜く合わさって、重畳、重畳。
プリプリの身は弾力抜群。貝を食っている!!という実感。
茹でたブロッコリーは箸休め。トマトの酸で口を洗う。
「いよいよ明日かぁ」。蔵付きの燗はまたのお楽しみに。:-)