返り咲き

ここで厳しいことを書いた定番酒に復権の機会を与えてあげなければ…。
『鯉川 純米酒』(H16.12詰)
開栓放置(当然、常温)10日余り。おぉ、今度は端っから味が…。
シメシメとばかりに熱燗(50℃近辺)から冷ました。うまぁ〜!!
線の細さも後の収まりの悪さも、「え!? そんなのありました?」と云わんばかりのすっとぼけぶり。
役者やのぉ〜。
鰹の刺身。白身じゃないし、戻りの時期だから心配したけど、良く頑張った。
豚ハツや豚肉の炒め物。モヤシとピーマンのカレー炒め。
モヤシのシャッキリ感が良い口直しになり、カレーの風味が食欲をさらに呼び覚ます。おかげでハツも肉もたんまり食べてしまった。
里芋・大根・人参。野菜の煮物がやさしいなぁ。
酒も飲めるし、肴も進む。やはり定番酒って、こうでなくては。
某社CMじゃないけど、これぞ○。/(^o^)\


この酒、常温にさらされると、蔵元に性格が似てくる?
とぼけ方がそっくり。:-)


旅は道連れ -1-

愚痴からはじめたが、道連れが良ければ、旅は自ずから楽しくなるもの。
山へ向かうコースだけに初日の昼は蕎麦だった。
tohgarashi.jpg訪れた先は、石臼で自家製粉(100%)したそば粉に山ごぼう(オヤマボクチ)の葉から作ったモグサをつなぎに入れ、つや出しに布海苔を加えた純手打ちという、山深い地で昔からの製法を守る店。
K兄夫妻ご推奨の蕎麦は、石臼の独特の風味・コシの強さ・格別な歯ごたえなど、古代伝来の味も好みが分かれるところらしく、T兄曰く「硬すぎて…」と、否定的な声もない訳じゃない。
心配していたが、この日は若干柔らめの仕上がりだったらしく、この時期にもかかわらず風味もきちんとあり、好ましい味だった。
モグサのせいか、色は黒砂糖でも使っているのかと思えるほど黒褐色に近い。つや出しの布海苔が表面をキラキラに輝かせる。
ともすると、つなぎの布海苔ばかりが目立ち、喉越し重視で色も緑がかった、いわゆる「へぎそば」が幅を利かすエリアにあって、この蕎麦はまったく異色の存在。T兄も「今日のなら…」と満足の様子。
写真がなくて残念だが、杏仁子(あんにんご*1)なる珍しい天麩羅にも出会えたし、まずは上々の滑り出し。
hazakake.jpgさて、次なる見所へと山間を駆けると、昔ながらにタモギの稲架(はざ)に架けられた稲が…。
目一杯の光学10倍ズームで撮った1枚が右の写真。
この時期出番のないスキー場のリフトを活用した「天空米」が耳目を集めているようだが、稲架架けの良さは天日による自然乾燥だけではなく、逆さにすることで茎の養分までもが稲穂に入り、結果として米をさらにうまくするのだと聞かされた。
農道沿いの稲架木と畦道に植えられた枝豆。とても懐かしい光景だ。
昔から伝わっているやり方は、なぜか理に適っていることが多いのだが、今ではこの一手間をかけられるところは稀になってきた。


*1:【杏仁子】あんにんご
ウワミズザクラ(*2)の若い実や蕾の塩漬け。葉とともに漬け、お茶うけなどにする。
*2:【ウワミズザクラ】上溝桜:バラ科・桜属
分布は北海道〜九州・温帯。花は穂状に咲く。樹皮は黒みを帯びた暗褐色。果実は8〜10月に熟して赤から黒紫色に変わる。果実酒は香りがよく美味。イヌザクラとの区別は,花の下に数枚の葉があるところで,イヌザクラには葉がない。


旅に病んで

遅い夏休み、いつもの呑兵衛家族で信州某温泉へ。
sotoyu.jpg寄り道したため予定より小一時間遅れて宿に入り、さっそく楽しみにしていた外湯巡り。
土産物屋のおやじに「入るなら、○○と…」と、5つの源泉掛け流しを教わった内、まずは一番近い風呂へ突撃。「アチ〜っ!!」。先に入ったK兄の悲鳴が風呂にこだまする。水で薄めすぎると地元の人に怒られると聞かされ、我慢して全員が茹で蛸に…。
街をぶらつき、宿の至近にある次なる外湯へ。ここが彼の地のシンボルだ。ぬる湯でも十分に熱いのに、わざわざあつ湯につかる。熱いのだが、湯から上がると思いの外さわやか。
宿へ帰って、湯上がりの火照った体を持て余しながらも、持ち込みの枝豆と煮卵をアテに缶ビールを飲み始める。冷たいビールが喉を通りすぎる時の気分は、もう最高!! 🙂
そうこうしている間に、もう一つの楽しみ、夕食の時間だ。
無遠慮に持ち込んだ日本酒は『清泉 亀の翁 純米大吟醸原酒』と『英 jungin H15BY』。
清泉をちょっと舐めて、英へ。15℃に1年以上置いただけあって、がっしりとした骨格が固まってきたようだ。ただし、如何せん冷や。この酒の本領発揮には程遠い。
uchiyu.jpg冷たい酒が苦手なT兄につきあって宿の燗酒を。「ここの水で造られているんですよ」と若い仲居さんが教えてくれたけど、地元の水で水増しされた訳じゃあるまいに、何これ!? 新潟酒に良くある大量アル添の炭酒タイプで、薄っ辛く飲み応えがない。orz
元○屋というから、ちっとはまともな酒を出すだろうと期待したおやぢが悪うござんした。
今度から電気ポットと銚釐も持参しなければならないのか…。
料理も品によって出来不出来がバラバラ。といっても目を見張るほどのものはなく、気にせずに食べても良いかというレベルが最高で、ダメなものに至っては料理人に「病院へ行ってきたら?」といいたくなるようなものも。
結局、この宿で良かったのは、二の間付きの広々とした部屋と源泉掛け流しの風呂だけ。
やっぱり見てくれで選んじゃダメってことか。orz


翌朝食時、性懲りもなく、T兄につきあって「どうせまた焼酎擬きのアルテンダー」と覚悟を決めて燗酒を口に…。
「ぐぇっ!! なんだこりゃ?」
今度は、前夜の酒がまだマシと思えるようなベタ甘の臭酒。思わず朝から星 一徹したくなったほど。
料理は少しはまともになったように見えたが、相変わらず一品一品の出来不出来にムラあり。
18,900円を30%ダンピングしてもらっても、二度と行きたくない宿の一つ。
気心知れた仲間と一緒だったから救われたが、信州でも酒の扱いはこの程度なのかと思うと、旅に出る都度、気が重くなりそうだ。(´ヘ`;)


Security Update 2005-008 and others

留守にしていたら、Software Update経由でOS X “Security Update 2005-008″が公開されたみたい。
su2005-008.jpg
Apple USサイトには、ご覧のように10.3.9用と10.4.2用とがそれぞれが置かれている。
その他にはiPod Updaterも。
また、.Macメンバー用にBackupの新ヴァージョンも提供されている。

  • Security Update 2005-008 (Mac OS X 10.3.9) …7.1 MB
  • Security Update 2005-008 (Mac OS X 10.4.2) …4.0MB
  • iPod Updater 2005-09-23 …32MB
  • Backup 3.0 …4.3MB
    それぞれの単体ダウンロードは、こちらから。


  • 明日のために

    連休前だというのに、入り口のダウンライトの具合が悪い。点灯後、しばらくすると消えてしまう。orz
    呑兵衛仲間のK兄に電話。チラッと見て、「安定器かなぁ」と腰を落ち着けちゃったよ。「あれ、それだけ?」。
    「こりゃあ、飲もうってことか」と、都合の良い解釈を…。
    『鯉川 純米吟醸<美山錦50> 一度火入れ H16BY』
    残り一合半の開栓常温放置2ヶ月もの。ぬる燗(40℃近辺)、あぁ、まだ後味が…。再度、燗どうこへ。
    熱燗(50℃近辺)弱から冷ましたら、とろ〜っと甘みが出てきた。後味の若々しさが味のインパクトをもたらす。
    もっと置いておいても良かったなぁ。でも、もうお終い。
    ホヤの塩辛とふぐの真子の糠漬けをアテに、ドライバー二人で予行演習を始めちゃいましたよ。
    『竹鶴 雄町純米 H14BY』
    「これ、いつのだっけ?年明け?」というくらいの開栓常温放置。当然、持てないくらいの飛び切り燗(55℃近辺)超に。
    冷めてくるとトロトロに。「6号系」といわれているが、もはや「竹鶴酵母」といってもいい多酸酵母。若いとその酸をダイレクトに感じるのだが、ここまで練れると、ただひたすらうまい。
    色? 当然、たっぷりありますよ。真っ黄っ黄。:-)
    ちびちびやっていたら、「よぉ〜」とT兄登場。鼻が良いこと。
    『綿屋 純米吟醸 阿波山田錦55』
    開栓常温放置8ヶ月とはいえ、竹鶴の後じゃ、気の毒だったか。品の良い味わいも薄っぺらに感じてしまう。
    今度はスターターにしてあげるよ。
    チーズを足したけど、アテが不足。イカそうめんとポテトサラダ、茄子の南蛮煮を追加。
    『睡龍 速醸純米吟醸 H15BY』
    開栓加温放置9ヶ月を熱燗(50℃近辺)から冷ます。「うひゃ〜、うめぇ〜」。排熱にさらされながらもビクともしないどころか、やっと飲み頃がきたかという感じ。
    残り一合半ほどはまたもや排気口の真ん前に。:-)
    あらら、もうこんな時間。明日もあるからお開き、お開き。
    帰ってから秋刀魚の塩焼き一匹とご飯を軽く一杯。
    これにて予行演習、無事終了。「解散!!」。:-)


    長月の定番酒 -其之四-

    四の五の言わなくても良い酒って、ホントありがたいですな。
    『鷹勇 純米 勇翔 火入原酒 H16BY』
    「あれは木香でしょうか?」というご指摘をいただいたけど、そんなこと気にもせず、さっさと熱燗(50℃近辺)に。(^^;
    以前は原酒特有の鈍重さを嫌うこともあったが、今はこの重厚感がたまらない。もちろん、原酒なら何でも良いという訳ではない。飲める原酒、それを欲する体調、その両方が揃わなければ画に描いた餅なのだが、この酒、この値段でこの味、しかもきちんと切れる。たまりませんな。
    蛸刺しとぶつ切りの胡瓜が盛り合わせてあった。「?」。三杯酢、うぅむ、よろしくない。
    素直に山葵醤油で。うむ、こっちですな。胡瓜がかっぱを食べているかのよう。
    蛸のモチモチ感と胡瓜の香り。蛸、酒、胡瓜。胡瓜、酒、蛸。やめられない、とまらない、たっかいさみ〜♪
    先ほどの三杯酢は若布と胡瓜に回し、即席の酢の物に。磯の香がプ〜ンと立つ。
    快調、快調。あっという間に終わった定量だけど、飲み応えは十分。
    ポンポン、お腹を二つ叩いて締めた夜だった。:-)


    はて、あと何を食べたんだっけ…。
    寝て、目が覚めると、前夜の記憶さえ覚束ない。脳の酒粕化、ますます進行中。orz
    肴が乏しかったので、乾麺の蕎麦まで食べたことだけは憶えているんだけど…。


    長月の定番酒 -其之参-

    素直な酒を飲みたいと思うときに選ぶのがこれ。数少ない「真の淡麗辛口」酒だ。
    謳い文句だけの「淡麗辛口」、すなわち、薄い・臭い・切れない、三「い」一体マズ酒は、ぜひ手本にさせてもらうとよろし。:-)
    『生もと純米 NEWおこぜ H16BY』
    睡龍生もと純米の姉妹品。開栓常温放置3週間弱のものだ。
    うぅむ、H15BYがまだまだだというのに、H16BYの味乗りの早さは…。
    冷やでも旨みが出ているのに、飛び切り燗(55℃近辺)にして冷ますと、「あぁ、やっぱ加藤さんの酒だわ」。いつもどおり甘くはないのだが、じわぁっと染みながら、抑えの利いた旨みが余韻となって後を追ってくる。
    素直にうまい。H15BYより分かりやすいし…。
    バチマグロのヅケがお愛想程度に残っていた。3切れでお終い。
    鮭・玉葱・キャベツ・ピ−マン・シメジの味噌炒め。椎茸と木耳も欲しいかな。
    マトンの焼き肉。肴は何でもござれ。これぞ「かかってきなさい!!」だ。:-)
    しかし、酒が体にすうっと染みわたる、この感覚は何だろう。他の酒ではまずお目にかかれない奇妙な感覚だが、ひとたび馴染むと、このえも云われぬ浸透性の虜になってしまうかのよう。
    加藤流生もとを飲んでいる方なら、分かりますよね?


    ATOK 2005 for Mac OS X [Tech Ver.18]

    ここでお知らせした「ATOK 2005 for Mac OS X」が届いたので、さっそくインストール。
    このヴァージョンからWindows版同様、ヴァージョンナンバーから暦年呼称に変わったが、最後に「Tech Ver.」という形で通番が残されている。
    使い勝手や改良された点についてはこれからボチボチと。:-)


    「ATOK 17」でも不自由はしていなかったけど、このおまけに釣られた。(^^;
    mondaina.jpg


    Office 2004 for Mac SP2

    MicrosoftからOffice 2004 for Macに対する過去の更新プログラムすべてが含まれているという、統合アップデータ「Microsoft Office 2004 for Mac サービス パック 2」が公開された。
    これを適用すると、ヴァージョンが「11.2.0」に更新される。
    詳細は、Microsoft Japan mactopiaの「ダウンロード」から。
    office2004sp2.jpg
    ダウンロードは、Microsoft AutoUpdate経由、もしくは単体ダウンロードはこちらから。


    せっかくのSP2だが、相変わらずExcelを起動するたびにこれが。
    alert.jpg
    いい加減にしてくれないかなぁ。(´ヘ`;)