亀・どぶ・亀

拙宅での晩酌の定量はほぼ二合、と決めているのだけど、時たま禁を犯すことが…。
『神亀 上槽中汲 仕込第12号 2001BY』
shinkame_fune.jpg年夜に開栓して半月余り。スッと飲めるだけで物足りない印象だったが、吟香ともいえる香りが立ち上り、味わいにふくらみと奥行きが加わった。こんなに品のある神亀は初めてかも。(^^;
燗をつけると、生酒特有のあの不得手な匂いと重なりながら、冷やで感じた吟香が春風のようにそよぐ。
うまみはさらにふくらみ、分厚さも増す。この味なら生酒の燗も良いか…と。
アテは、たっぷりあった鍋の残りが少々。
「おぉ、鮟鱇がいるぞ!?」
ゼラチン質がついた軟骨をたまらずにしゃぶる。プルプル・クニュクニュの食感が残る口に神亀を一口…。
「ウンマ〜い!!」
カミさんが「いっぱいは要らないけど、一杯飲みたいなぁ」と宣う。しょうがない、
「どぶ、飲んでも良いよ」「えっ、良いの!?」「どうせ一合ちょっとしかないだろ?」
次いでイカ刺しも。大盛りのイカ刺しに山葵をチョン。箸でつまんで醤油にチョン。
「おっ、甘いし、臭くない!? じゃあ、喰っても平気か」(^^;
鮮度がちと心配であったが、これなら腹痛も起こらないだろう、とガッツリ喰いをしていたら…
「あれれ、もうお終い!?」
『睡龍 生もとのどぶ H16BY 春火入れ』
kubo_moromi.jpg「そのどぶ、ちょうだ〜い!!」
白菜と人参の牛乳煮。白菜の歯応えと甘み、鼻に抜ける人参の風味を楽しみながら、どぶを一口…。
「はぁ〜、しみじみだねぇ〜」
一杯が二杯、二杯が三杯…。
でも、まだ飲み足りない〜!! (苦笑)
ローストビーフにセロリが添えられているぞ。ならば…
「悪いけどぉ〜、もう少し燗をつけてくんない?」
『仙亀 米だけの酒-原酒版- (1999.10詰)』
生原酒・生もとにごりからいきなり黄褐色の熟成酒にチェンジ。
これも最初の頃の「枯れ味だけ?」から、うまみがド〜ンと現れ、もうトロトロのアマアマ。
しかし、この肉は…、か、噛み切れな〜い。orz
もうこれでもかってくらいに筋が…。こうなったら、顎を鍛えよう。
一枚ずつ口に放り込んで、ひたすら亀、亀、じゃない、噛め、噛め!!
そこに仙亀を送り込む。
「うぅむ、Good job!!」(笑)
おひおひ、ちと呑み過ぎなのでは!?!?