会者定離

せっかくの出会いがまた元の木阿弥に戻る、けれど知らなかった頃ではない。
それだけが救いとはいえ、別れには常に幾何かのやるせなさがつきもののようで、こんな唄さえ思い出してしまいまする。←またもや音出ますよ♪

不定期オープン “ここ飲み屋かい?”。
此度は酒友の一人で、表の広報部長でもあったちゃむさんの送別会を兼ねて、いつもどおりこぢんまりと…。

大根漬わざわざ山梨から駆けつけてくれたま・ぜらさんが夜行列車でアテにしていたという自家製の大根漬。お手製甘酒と味噌をベースに富士酢や胡麻を加え、干した大根を…という品です。
思いの外、あっさりしていて、大根の歯触りが楽しい。まっとうな酒を選ぶ目でまっとうな調味料を揃え、ひと手間かけることを厭わないと、こんなものもできるというお手本ですな。

盛合せ刺身

左はいつものおまかせ盛り合わせ。右は買い出しの際に補充した “鰺のたたき” と “ホタルイカ”。お好みにより山葵醤油か生姜醤油で。

袖振り豆腐しそ巻

差入れ二品。ちゃむさんの “袖振り豆腐” とヒヨコさんの “しそ巻”。お豆腐には定番の豪州産岩塩を…。“しそ巻” はチョッピリ辛くていい口直しになってっくれました。

若桜の大根奈良漬飛騨の赤かぶ漬

こちらは “蔵仕込み若桜大根なら漬” と “飛騨の赤かぶ漬”。
ちなみにこの二品、どちらも賞味期限はとっくに切れておりまする。(笑)
なめこ・椎茸・長葱・豆腐の手抜き鍋は写真なし。

賞味期限が切れてから一ヶ月経った “新潟麦酒” で、かんぱ〜い!!
甘も消え、やっとちゃんとした泡が立つようになりましたな♪
酒々今宵のお酒たち。左から…
■清酒竹鶴 純米吟醸生酒 H18BY
■睡龍 純米吟醸無濾過生原酒 H18BY
■辨天娘 H16BY五番娘 純米玉栄65%
■旭若松 熟成純米火入原酒 2003年醸造
■奥播磨 熟成純米 “白影泉”
■綿屋 純米原酒 “岡山雄町60” H15BY
■鯉川 純米吟醸 “鉄人うすにごり” H16BY
■鷹勇 純米山田錦 “濁り酒” 生原酒 H17BY
写真にはありませんが、他に…
■ひこ孫 純米吟醸上槽中汲 “風”
■隆 純米 “雄町60” 無濾過生原酒H17BY
も。この2本と “辨天娘” の16BYは主賓、ちゃむさんの差入れ。そうそう
■清酒竹鶴 雄町純米にごり原酒 H15BY
なんてのも♪

途中で階段を上ってくる人影が…。
「遅れます」の最後のお一人かと思いきや、ドアを開けると見知らぬ男が二人。
「ここ、居酒屋さんでしょうか?」「はあ〜!?」
そりゃ、確かに今日は “ここ飲み屋かい?” だけどさぁ。(苦笑)

遅れてきた元プンケバ&冷酒飲み氏は、長岡での会から燗酒に目覚めてきたみたいで…
「先日の酒で飲めないのがあって、今日はそんな酒ばかり出ると思っていたのに、どれも普通に飲めてしまうじゃないか。おかしい、納得がいかない」と頻りに「オレは納得がいかない」を繰り返した挙げ句、仕舞いには立ち上がって歩き回り、柱を叩いて「納得がいかないっ!!」と。
これには全員大爆笑。

動画で石川杜氏(竹鶴酒造)の “暖気入れ” や “洗米” を垣間見たり、某ご当主のプライベートCDを聴いたりしながら、次々と燗酒が乱舞する楽しいひとときは時間が過ぎるのも早いもの。お名残惜しゅうございますが、終電のお時間と相成りましてございまする。

ちゃむさん、どうかお元気で。また遊びに来てくださいねぇ〜♪
燗どうこ持参でみんなで出雲崎へ出かけ、地魚尽くしの “燗酒楽園” をやりましょ。
そういえば、こんな唄もありましたっけ。