土用〜ん orz

Scene昨夏眺めた青く澄んだ海と水平線に浮かぶ佐渡。なんとまあ、このわずか沖合が今回の “新潟県中越沖地震” の本震震源地だったとは…。

市街地もたいへんでしょうが、R352を礼拝(らいはい)駅方面に入ると、至る所でこれここに載せたような惨状。家屋調査の結果、黄色(要注意)や赤色(危険)の紙が貼られた家々がずらり。
発生から半月経って、鉄道や道路、ライフラインなどの改善は見ているものの、住宅被害に遭われた方々はまだ先の見えないまま、不安な日々を過ごしておられることでしょうな。
みなさまの善意が被災者に届きますように。

といいつつ、こちらはノホホンと土用の丑の日を迎えたものの…

天穏天穏 純米吟醸 “改良雄町” 無濾過中汲み H16BY
およそ一年ぶりの登場?となった “天穏” のこれ。熟成色を帯びはじめ、味もウマウマに。
後のきれいさはさすが中汲みですな♪

開け立てを遠慮容赦なくアチチ燗(60℃近辺)にすれば、
「滑ります、滑ります♪」とスルスル喉を通って…。
きちんと仕事のなされた懐石ならいざ知らず、何でもありの家庭のおかずには、やはり佐香錦よりも改良雄町の方が合わせ易いかと。
が…
「あれぇ〜、アナゴは?」

「何っ!? 鰻じゃねぇのか?ですって。いいんですよ、こちとらぁ、このアナゴで♪」
なのに、そのアナゴどころか、鰻さえありませぬ。orz

あぁあ、何が悲しゅうて、丑の日に焼き鮭なんぞを…。
卓袱台に手をかけてはみたものの、分別が邪魔をしてくれました。
「えぇい、こうなりゃ、焼き鮭にはヤケ酒でぇ〜いっ!!」
と “天穏”、お代わり〜。X-)


あれれ、ラベルは!?

申し訳程度の裏貼りと首の輪ゴムにかけられた荷札。
「お〜い、ラベルはどこだぁ〜」
まるでサンプルと見紛いそうですが…この荷札がラベルですからぁ。
一升瓶のサンプルなんて、それが本当ならどんなにうれしいことか。(笑)

読みは…こらこら、ペケペケではありませぬ、ダブルエックス。その名前で往年のセリカXX、それも初代XXを思い出してしまうのは、おやぢの性(さが)でしょうかねぇ。

奥播磨奥播磨 “XX” 純米 H17BY
“竹鶴 雄町純米” ほどではないにしろ、多酸性酵母のおかげで異様に高い酸を誇るこの酒。届いたばかりで開けた時は、奥播磨らしいたっぷりの甘と豊富な酸とが勝手気儘に口の中を駆け巡ってくれて、「何、これ!?」と思ったもの。
あれからひと月半の常温放置を経て、やっとうまみと酸との折り合いがついた様子。

いつもより10秒控えめに飛び切り燗(55℃近辺)ほどから冷ますと、「ウンマ〜い♪」と相好を崩し、いきなりのグビグビモードにシフトチェンジ♪

アテは、飛魚の刺身。葱のみじん切りとともに山葵醤油で。淡白な中にうまみもあり、箸が進みますこと。
胡瓜と合わせた茹で烏賊は “かんずり” マヨネーズで。火入れがなくなったので “生かんずり” を使ってみましたが、こちらの方が辛さがビビッド。そこに燗酒をすすりますから、もう汗がダラダラ。当然、酔いの回りも加速するわけで…。

「昨夜、またお代わりしたでしょ?」とカミさんに云われても…
「記憶にないことはお答えできませ〜ん」と相成る始末。(´ヘ`;)ハァ


知事へのたより

先日、“そんなツケは真っ平御免” とその続き “「イヤだ!!」と云おう” まで書いてしまったので、「毒を食わば皿まで!!」とばかりに “新潟県中越沖地震” から10日後の26日(木)、新潟県知事へメールを送ってしまいました。(汗)

このたびの中越沖地震での素早く、かつ果敢な対応ありがとうございます。
知事の要請で、国も渋々ながらIAEAの査察受け入れへと転換せざるを得なくなりましたが、その調査結果には全県民が注目していることでしょう。
ただし、東電の柏崎刈羽原発についてはいささか不満が残ります。

というのも、過去にあれほどの誤魔化し・隠蔽を繰り返しながら、日々報道される相も変わらない東電のずさんさをなにゆえ放置されるのか。万が一の事態となれば、柏崎市・刈羽村だけの問題ではないはずです。
今日も地元四万世帯に対し、お詫びのチラシを配布したそうですが、県内全世帯に配布したところであの所業が許されるものではありません。観光や農水産物などへの風評被害をどうしようというのか。東電のおかげで当県内に留まらず、日本という国全体が世界中から「危ない国」というラベルを貼られる始末。そのような東電に原発事業者としての適格性があるとお考えですか?

国全体のエネルギー政策も大切でしょうが、それが住民の生命・財産を脅かすものなら何のための政治なのか、疑問が増すばかりです。原発に対し、「絶対的な安全・安心」が確保できないのであれば、当該県民として「ノー」を突き付ける手段はないものでしょうか。
国内における住民運動の先駆けとなった「巻原発・住民投票を実行する会(略称、実行する会)」はまだ記憶に新しいところですが、県民の生命・財産を守ることが県行政最大の命題であるならば、わざわざ住民の手を煩わなくとも、行政サイドで柏崎・刈羽原発の是非を問う「県民投票」を実現させる手立てを探ってみてはいかがでしょう。我々県民にはその権利があるものと考えます。

今後とも県民のために、ますますのご尽力を願って止みません。
どうか特段のご高配を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます

Sceneネット社会の恩恵で、住民個々の声がトップに届く環境を享受できるようになったものの、どんな小さな声も声として発しなければ気づいてもらえないことに変わりありませぬ。
県民はもちろん、もしあなたが県民でなくても構いません。被災地へ赴き、ボランティアとして手助けしてくださることや、義援金をお寄せいただくこともとてもありがたいことですが、被災者であってもなくても、我々はこの先もこの地で生きていかなければなりません。あの原発について思うところがあったら、ぜひ声を上げてください。
あなたの声を新潟県庁知事室の【知事へのたより】へお寄せいただきたいのです。


道中余話

真菜板都内を車で移動するのはいいけど、時間が読めないところが難ですな。

先日上京した折にも、板橋某所から川越街道を経由して明治通りに入り、池袋駅前からもうちょっと行ったところでカミさん射出。三番娘と合流した後、西武新宿線上石神井駅まで辿り着くようプログラミングしてありまする。:-)

杉並某所の停泊地まで、懐かしさに駆られて早稲田通りを行けば…右手にこちらが。「あっ、杉田さんだ」と思いつつ、車の中からでは声を掛けることも叶いませぬ。また行きたいなぁ。

池田屋酒店翌日、“蕎麦きり さいとう” さんを辞した後、カミさんにハンドルをまかせ、再び大宮までUターン。「妖気漂う」地から新天地へ移られた “池田屋酒店” さんを表敬訪問。短い時間ながら久しぶりに三平師匠のご尊顔を拝し、新しいお店の状況を伺うことができました。

新潟の酒とは縁がない池田屋さんですが、写真の “酒林” だけは新潟県産♪(笑)
しかし…
在庫が少なくてうらやましいっ!! (苦笑)


え〜っ、二本飲んだじゃない!?

分水太鼓今朝の会話。
「昨夜は一本で終わったよな」
という問いに、写真のお方はそう答えてくれました。
「そ〜お、何呑んだっけ?」
「もぉ〜、憶えてないの!?」
憶えているくらいなら、どうして貴女様にお尋ねしましょうや。
どうりで瞼が重いはずだ。(>_<)

扶桑鶴 純米吟醸 “雄町” H17BY
吟醸臭さはほとんどありませぬが、やはり味わいには品がありますな。
雄町ならではの酸が味を引き締めてくれますから、同じシリーズの山田錦のように味が多すぎて、もたつくような所はありませぬ。“扶桑鶴” の純吟シリーズ中、最も締まりとキレを感じさせる佳酒。17BYもやはりこれでいきましょ♪

バイ貝アテは、バイ貝とあってもほとんど食べない枝豆。蚕豆なら、茹でても焼いても食べるんですけどねぇ。
鶏笹身・セロリ・胡瓜のマヨネーズ和え。玉葱が入るとなおいいんだけど…。
豚肉・長葱・ピ−マン・シメジの卵とじ。ちと味が薄すぎやしません?とブツブツいいながらも食べるんですな、これが。
揚げ茄子のオクラ添え。浅漬けといい、茄子のうまい季節ですこと。
アテがたっぷりあるので、250ml缶1本だけとはいえ、珍しくビールも呑んだにもかかわらず、前述のとおり「お代わり〜♪」と相成ったらしい。

竹鶴 純米酒 “秘傳” (17.2詰)+杜氏の詩 純米古酒 “あんちっく” (2005.02詰)
ぽむっ!! 思い出しましたぞ。
「竹鶴、半分あるかなしかだよ」といわれ、「何がある〜?」の答えの中から、これまた半端に残った “あんちっく” と「ブレンドして燗をつけて〜♪」と頼んだのでした。
古酒らしさも残しながら、“秘傳” の練れ味が “あんちっく” のややひ弱に思える部分を補ってくれて、「◎」という結果だったはず。

しかし、毎日「明日のために♪」といいつつ、よく呑みますこと。(苦笑)


やめられない♪とまらない♪

Scene撮影場所の左手を見やれば、駐車場に所狭しと陸自の車両や道具が…。練馬からの炊き出し部隊でした。お見舞いの後、「ご苦労さま。入れ替わりに呑みに行ってくるよ〜♪」とICを目指す途中の一コマですな。
昨日の余震は震源が内陸部に逆戻り。震度3とのことですが、短かったし、そんなに強く感じませんでしたけどねぇ。また道路の損壊が進んだようです。X-)

辨天娘 H18BY三番娘 純米にごり酒 “玉栄65%”
「これ、ホントに玉栄!?」と開け立てから三週間ほどでかなり丸くなったようですが、暴食誘発作用は健在。(笑)
選りに選って、アテには大好物の鰯の酢洗いが。早速…
「酢味噌、酢味噌♪あら、ないの!?」「お〜い、酢味噌作って〜」
「ちょっと(住乃井)味醂を入れすぎたかも」「どれ、あ、甘いわ」
富士酢をもうひと匙入れて、再度の味見。「よしっ!!」と味噌がビシッと締まったところで、アチチになった “三番娘”を グビリ。ウンマ〜い♪

鰯の隣にはモズク・蛸・胡瓜の酢の物も。これも蛸と胡瓜だけ選んで、富士酢を利かせた酢味噌で。酢の違いがよ〜く分かりますぞ。
“生酛のどぶ” はじめ、『にごり燗』が食を進めることはご存じでしょうが、これも例外ではありませぬ。鰯!! 蛸!! 鰯!! 鰯!! と箸が止まらなくなりますから、ダイエットしている方には要注意♪
あ〜あ、まだ三週間なのに空いちゃった。X-)

豚肉・キャベツ・ピ−マンのピリ辛炒めもあるし、お代わり〜♪

日置桜 純米 “八割搗き強力” H16BY
前夜開けたばかりですが、この値段でこのうまさを味わえることに感謝ですな。
アジアカップを見ながら…消化不良のゲームもまた酒をすすめますこと。×。orz


「イヤだ!!」と云おう -続・そんなツケは真っ平御免-

Scene
今回の停止により電力不足に陥るといわれている柏崎刈羽原発だが、そのために運転再開が優先されるとしたら、本末転倒も甚だしい。人命よりエネルギーが尊重されるなんぞ、以ての外であり、決してあってはならないこと。国家とは誰のためにあるのか。子どもでも分かりそうな根本的な理念を忘れているとしか思えない一連のおバカぶりを、このTBSラジオのコラムが糾弾している。

こと東電に関しては、過去にも隠蔽や誤魔化しをさんざん繰り返しておきながら、まったく懲りていないことは今回のトップの物言いからも明らかだ。きっと木川田さん平岩さんは草葉の陰で嘆いているに相違ないだろうが、問題は、馬鹿の一つ覚えで「想定外」を繰り返す今の東電が、原発を稼働させるだけの適格性を備えているかどうかであり、それを判断するのは、国や原子力安全・保安院などの原子力関連組織、調査委員会でもなければ、当該自治体や都道府県でもなく、事故の際に害を被る住民でなければならない。

そのためにも、巻町(現新潟市西蒲区)角海浜に設置が予定されていた東北電力巻原子力発電所を計画廃止に追いやり、その後、全国各地で巻き起こった住民運動の先鞭となった “巻原発・住民投票を実行する会(略称、実行する会)” が成し遂げたことの意義を今一度噛み締め、「イヤだ!!」という一人一人の小さな声を積み上げていく必要があるだろう。

本来ならば住民の代表たる議会議員がいち早くそうした声を吸い上げ、発議すべきであろうが、今の市町村会議員や県議会議員にその気概を持つ者がいるだろうか、遺憾ながら甚だ疑問であるし、況んや私利と党利に奔走するだけの国会議員には望む可くもないことであろう。
農耕民族の宿命なのか、古来、お上に逆らわないことを良しとしてきた、そのいじけ蟲と訣別しなければ、この国はますます “美しい国” から遠ざかってしまう。
折しも参院選真っ只中。結果次第では衆院選もあり得るといわれる恰好の機会に、たかが一票、されど一票を無駄にしないこと。一人一人の「イヤだ!!」を小さな声のままで終わらせないためにも、まずはその一票からしかはじまらないことを国民すべてが肝に銘じよう。

そして、今のところ奮闘しているように見える泉田知事には、県民による住民投票の実施など、さらに踏み込んだ施策を実現させて欲しい。適格性が欠落している東電に対し、柏崎刈羽原発の閉炉・廃止を突き付けるための真の民意の形成。そのリーダーシップをとってこそ、県行政の長としての責務を果たすことになるはずだ。
県民のためにも、政治やお役所の柵にとらわれず、より大胆な発想と一層の奮闘を望む。

ここまで書いてもなお、エネルギー政策上原発は不可欠というのなら、首相官邸や国会議事堂、そして霞ヶ関の地下に作っては如何かと思う。さあ、果してその主たちに東電に身を預けるだけの度胸があるや否や。(笑)

と昨日に引き続いて、チョッピリ社会派気取りのおやぢ。X-)


そんなツケは真っ平御免

東電柏崎刈羽原発

7月16日(月)10:13頃に発生した “新潟県中越沖地震” 以来、あらためて全世界の耳目を集めている東京電力(以下、東電)柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原子力発電所(以下、原発)だが、国内のメディアがこぞって第3号機の変圧器から立ち上る炎と黒煙だけを報じていた頃、もっと恐ろしい光景をCNNは世界に向けて発信していた。第九管区海上保安本部も “平成19年新潟県中越沖地震関連” 情報の中で公開している第3号機原子炉建屋が噴き出した水蒸気で包まれている場面がそれだが、同じ写真を使いながら翌日の “新潟日報” も火災と黒煙だけで、この水蒸気には何ら触れていない。
そして、これに関しては未だに、当事者である東電からも、原子力行政を推し進めてきてきた国からも、一言の説明もなされていないのではなかろうか?

あちこちのblogでも取り上げられている今回のトラブル。当初、IAEA(国際原子力機関)の調査を断った政府はその後、泉田新潟県知事の要請を受け、渋々重たい腰を上げることに。泉田知事のこれこちらの言葉を借りるまでもなく、ことあるごとにいわれながら、東電も政府も危機管理がまったくなされていない、という実態を無様に曝し続けたこの一週間。相も変わらず地域住民、ひいては国民にツケを回すだけの御為倒し。この国はいつまでそれを続けるのか。

唯一の被爆国としてそれを風化させないことはもちろん、あのチェルノブイリの悲劇を忘れたとは決していわせてはいけない。

とチョッピリ社会派気取りのおやぢ。X-)


正しい蕎麦屋行のススメ

お江戸からの帰り、やたらと首都高速埼玉大宮線から下ろしたがる迷ナビに連れられて辿り着いたのはこちら、『蕎麦きり さいとう』さん。

蕎麦きり さいとう末尾にお店のデータを記してありますが、Google Mapで住所から検索すると、とんでもない所を示されますので、要注意!!
9820番地で検索されたらよろし♪

今年の1月、駐車場に車を滑り込ませたときには無情にも【準備中】でしたから、半年ぶりなれど、初めて入る店内。
昼とはいえ、蕎麦屋さんに来たらまずはこれでしょ♪
「ひこ孫、熱めに燗をつけてください」(笑)

ひこ孫八丁味噌煮込み
“自家製山葵漬” をひと舐めしながら “ひこ孫” をすすると…
「はぁ〜、シ・ア・ワ・セ♪」
あちこちでさんざん涎を流させてくれた “煮込み”。実は…八丁味噌は苦手だったんですが、こちらのは深〜い味わいで、少しも嫌味がありませぬ。
“ひこ孫” との相性もピッタンコ♪
欲を云えば…せっかくのポーチド・エッグ、黄身がとろけるくらいでいいのでは?
崩した黄身と八丁味噌とのコラボレーションも楽しんでみたい欲深おやぢ。X-)

合鴨ローストそばがき
生憎と “穴子の煮こごり” が切れていたので、“合鴨ロースト” を。辛子をつけて、添えられた白髪葱を巻き込んだ合鴨を頬張り、まだ肉が残る口に “ひこ孫” を流し込むと…つい目尻は下がり、鼻の穴がふくらみまする。(笑)
“そばがき” は湯通しするタイプ。きめ細やかで口の中でもプルンプルンと揺れる。おやぢ的には超荒挽き粉で掻いて湯通ししない “胡桃亭” のそばがきが好みでしたけど、このプルンプルンもなかなか。それにボリュームもたっぷりとかなりエロいのは…“どぶレンジャー” であり、なおかつ、“酒エロス” の徒でもあるさいとうさんらしいか♪ (笑)

「竹鶴をかなり熱めに」と止せばいいのにお酒のお代わり〜♪
「遠くからありがとうございます」って、え〜っ、バレバレ〜!? (苦笑)

冷し湯葉そばかけそば
カミさんが頼んだのは7月末までの期間限定メニュー、“冷やし湯葉そば”。梅干しと大葉の薬味でいただく湯葉は頬っぺたが落ちそう。もり汁と山葵とでもいけますし、この湯葉と豆乳、月末までに絶対食べるべし!!
最後に豆乳ともり汁の絡んだ蕎麦もいただきましたが、これがまた絶品♪
福井産十割のせいろも気になりましたが…「酒は燗に限る!!」としながら蕎麦が冷やでは…と “かけそば” を。X-)
でも、温かい蕎麦が蕎麦屋泣かせであることも承知の上ですから、意地が悪い?
しっかりエッジが立った蕎麦は最後まで崩れない見事なもの。かけ汁も甘みや出汁の抑えが利いて、まっとうな酒の酸のように、キリリと芯の通った醤油の味わいが汁を引き締めていますから、珍しくしっかりと飲み干すことに。

“竹鶴”、後で小笹屋竹鶴大和雄町純米原酒H15BYと伺いましたが、を呑みながら「さいとうさんの味は、神亀が基本なのでは?」と感じました。“放し飼い” の酒よりも “理詰め” の酒の方が相性が良いように思います。大胆に見せつつ、実は繊細。足し算より引き算の調理とでもいえばいいのでしょうか。

酒もお代わりしましたし、アテも蕎麦もお腹いっぱいいただきましたから、お客さんが引けたらご挨拶でもと思いきや、空いたと思った途端に入れ替り立ち替りで、その暇もありませぬ。平日の昼にもかかわらず、大したご繁盛ぶり♪
そうこうしている内に、あらあら、奥からこちらの席にご店主自ら出向いてくださるとは、忝のうございまする。最後にいただいた “蕎麦茶アイス” も甘さ控えめ、蕎麦の風味豊かで、たいへんおいしゅうございました。

昔の担ぎの屋台や今では立ち食いもあるとはいえ、蕎麦屋はやはりファースト・フード店ではありませぬ。こうしてまっとうな燗酒や蕎麦屋ならではのアテをゆっくりと味わいつつ、〆にきちんとした蕎麦を手繰るくらいのゆとりがあってこそ、「蕎麦屋へ行く」ことを存分に楽しめるのでして、それを供してくれる正統な蕎麦屋でしか過ごせない一時が、掛替えのない大人の愉悦となり得るのではありますまいか。
然為れば、こちらもまさしくその一軒であることに異論をはさむ余地はないでしょうな。

ご店主、それにご母堂様、奥様、たいへんごちそうさまでした。_(._.)_

■蕎麦きり さいとう地図】【公式サイト
 埼玉県北足立郡伊奈町小室9819-1
 Phone: 048-722-2725
 Open: 11:30〜20:00(平日は15:00〜17:00中休み)/月曜休み


江戸燗々

作 -ZAKU-あの日本海夕陽楽園から遅れること一月半。外野席からの「東京へ来ません?」コールと某嬢の「行きますよ」メールに重たい腰を上げ、酒の縁を紡ぎにホントに久しぶりのお江戸へ。

向かった先は懐かしの練馬区。JR中央線西荻窪駅北口から関東バスに揺られること20分足らずで終点西武新宿線上石神井駅へ。バスを降りてからゆっくり歩いても5分ほどの、ここ『作-ZAKU-』さん。

待つことしばし、「この前はどうも」や「お久しぶり〜」のお顔に加え、初めてのお顔も揃ったところでずっと我慢していたビールで、「今日は○○の会でも、お勉強会でもありませんからお気楽に」とかんぱ〜い♪

貸し切りにしていただいた上に「普段どおりのスタイルでやりますから、好きなように呑んで食べてもらっていいですよ」と店主の橋本さんからうれしいお言葉も。
ゲストに合わせ、橋本さんが揃えてくれたお酒たち。左から…
久保本家三昧生酛のどぶ H17BY仕込19号+13.5
生酛のどぶ H17BY仕込19号+13.
同じ仕込みなのにどうしてメーターが?「それ、おばちゃんたちがスタンプ押し損ねたんですよ」という一言で謎が氷塊。
睡龍 速醸純米 H15BY
睡龍 速醸純米 H15BY
これまた裏貼りに “15BY” のスタンプの有るのと無いのが?「出荷時期の差ですよ。ない方が古い」の声で古い方にオーダー集中♪ まったくもう…。
睡龍 速醸純米 H16BY(?)←これ、あやふや。X-)
睡龍 速醸純米吟醸 H15BY(?)←これまた。誰か教えて。orz
睡龍 生酛純米吟醸 H16BY
写真にはありませんが…
生酛のどぶ H17BY仕込16号+12.0 生原酒も。

穴子の出汁巻卵カマスの炙り刺し「なんだったっけ?(*1)」の炙り刺身と汲み上げ豆腐・穴子の出汁巻玉子。他にも鰹の塩タタキにあれやこれ。さんざん食べたはずなんだけど写真もなければ、記憶にもない。トホホ。

顔ぶれ栗さん・マスター店主の橋本さん(写真左の右)と板前の栗原さん(同左)。いつもの『作-ZAKU-』コンビに、この夜は女将修行中の橋本さんの奥さん(写真右の中)も助っ人に。
先日、見事なお燗の技を披露してくれた久保本家酒造(奈良県)の小森谷嬢(写真右の左)と…

顔ぶれあれぇ〜、右端は…誰か山瀬まみ呼んだぁ?

なんだ、加藤杜氏との間で早速グビグビしているカンザワさんじゃない♪
以上、お顔を晒されてもしょうがない人たちだけ。(笑)

橋本さんの人柄からか、やさしい空気が流れる店内でキャパいっぱいの13人が思い思いに席を替え、相手を替え、ゆるゆると楽しい酒談義を楽しませていただきました。居心地、良すぎ♪

快く迎えてくださった『作-ZAKU-』の橋本さんご夫妻とくりさん(板前の栗原さん)、たいへんお世話になりました。
そして、平日にもかかわらず、仕事を差し繰って遠くから、また遅くまでおつきあいいただいたまっとうな酒の縁者、諸姉諸兄、どうもありがとうございました。
またここに集う機会があったら…
次回は全員でFrench can-canならぬ、Edo Kan-Kanを!!
でも、加藤杜氏の黒ストッキング姿は見たくないかも♪ (笑)
 


 
*1:なんだったっけ?
  正体は…カマスでした。
  ご教示ありがとう、りえぞさん。
  しかし、カマスって、干物は大好きだけど、刺身でもいけるんですね♪

■燻、炙、酒。作-ZAKU-地図
 練馬区上石神井1丁目19-9 ハイツアドリバー101
 Phone: 03-3594-5909
 Open: 18:00〜03:00/火曜休み