鉄人のちどぶ

立秋とは名ばかりの蒸し暑さなれど、隣で “新潟麦酒” を飲むカミさんを尻目に
こちらは “にごり燗” で真っ向勝負!!

鯉川鯉川 純米吟醸 “鉄人うすにごり” H18BY
お江戸某所にはちょくちょく旅立っていきまするが、ウチで開けたのは…ひょっとしたらこれ以来?とかなりのご無沙汰。
「清楚」なままうまさが乗ってきましたぞ。
いつもより10秒短めで飛び切り燗(55℃近辺)ほどから冷まして、きれいなうまみをグビグビ味わう。

ただ、今宵のアテは…石井さんちの特大アナゴ。それも一本だけあった超特大もの。量り売りでいつもの二串分に匹敵しようかという値段でしたから、脂たっぷり。お店へ行かなければ買えないサプライズはうれしかったけど、いくら生姜を利かせても味が締まりませぬ。orz
加えて、いただきものの “烏賊キムチ”。韓国の人が作っているから「本場と同じ味ですよ」というだけあって、表面的に辛いだけの国産ものとは雲泥の差。香辛料が複雑にからみあって奥深い味わい。じんわりと出てくる辛さもいいですな。しかし、臭〜い。X-)

これだけアテが強いと “鉄人” とはいえ、やや持て余し気味。
てな訳で、急遽、盟友にごりのリリーフをあおぐことに…

生酛のどぶ生酛のどぶ H17BY仕込19号+13.5
あぁ、これですよ、これ♪
減りの遅かった大アナゴも見る見る胃袋に消え、これで残暑に立ち向かうエネルギーも充填完了。
そして、「半分でいいよ」と頼んだ割にはズッシリ重い徳利。おかげでた〜っぷり『どぶどぶショー』を。(笑)

それにつけても、燗酒のせいか、大アナゴのせいか、はたまた烏賊キムチのせいか、エアコンも入っているのにやたら暑くて汗がダラダラ。
とうとう辛抱たまらず、頭にタオルを巻いて汗避けを。
ハチマキしてまで燗酒を呑まなくてもいいでしょうに?
何を仰る、これが正しい夏酒のスタイルじゃ♪ (笑)


燗々娘♪

なぜか頭の中で『東京の花売娘』と『銀座カンカン娘』がゴッチャになってしまって…。
できたのが…新曲ならぬ、珍曲☆
 酒を召しませ 召しませ酒を これが若桜のカンカン娘♪
ただいま脳内ビルボード赤丸付急上昇中!! (笑)

辨天娘辨天娘 H18BY九番娘 青ラベル “槽汲瓶燗”
文月に “18BY三番娘純米玉栄65%にごり” をいただいたら、可愛らしい “槽汲瓶燗” のサンプルが2種類。もう一つは無念さが残るも見送り。このじゃじゃ馬な酸に賭けたのですが…三週間経ってもなかなかまとまりませぬ。
なれど、今を逃すとなくなるんだから、全く以て手に負えないおてんば娘。X-)
でも、飛び切り燗(55℃近辺)から冷めてくると、このパンチがたまらんのですよ♪

なかなか出会えない若桜の娘たちの中でも、これはまずお目にかかれないかと。それもそのはず、「○○本だけでよければ」の超限定。
とはいえ、鳥取でもう一軒売ってます・・・あそこです。(笑)

アテは、シソ入ソーセージ。レンジでチン♪して “かんずり” を塗り…モギュッ!! ジュワ〜っと肉汁が溢れるところへ、このじゃじゃ馬をグビり。

「わぁお、こりゃマーベラス♪」
やっと収まるところへ収まった、そんな感じさえします。
脂ギッシュ、あるいは濃い味付けのアテと合わせたら、きっとウマウマでしょうねぇ。

一合のサンプルだけじゃ当然、足りませ〜ん。
が、ただでさえ少ないブツを減らすわけにもいかず…
よって徳利にはこれが…両手に花!! ならぬ、両手に娘!! ですな♪

辨天娘 H18BY三番娘 純米 “玉栄65%”
原料米は若桜産の玉栄。これがまたともに届いた前出の “青ラベル槽汲” に負けず劣らずのじゃじゃ馬。怒濤の如くに押し寄せる酸を御するのは至難の業かも。しかしながら、この酸っぱさは或る意味夏向き?
といいつつ、諸般の事情によりウチでのお目見えは来月になりそう。X-)

“竹鶴雄町純米” じゃありませんが、この娘二人、下手な白ワイン、真っ青ってくらい、延々と寄せては返す酸のエネルギッシュなこと。キュッと冷やしてもいけるのでは?
よって…
「喰い気にはまって、さぁたいへん♪」
豚の冷しゃぶやら、サラダやら、煮物やら、手当たり次第、口に運ぶことに…。

しかし、じゃじゃ馬二人を相手にするのは、年寄りには堪えまする。(苦笑)


熱冷まし

二日続きの猛暑日で汗を出し切ったかのようなK兄がやってきた。
取りあえず「ひゃっこいビール!!」でキリンのブラウマイスターと生ハムからスタート。
一人で留守番しているはずのT兄に電話。案の定、「行く行く!!」と二つ返事。
H1兄とH2兄は残念ながらお仕事。ご苦労さまですこと。
買い出しから戻ると燗どうこがセットされ、「やっぱそれかい!?」と。

扶桑鶴扶桑鶴 純米吟醸原酒 (18.07詰)
最初に断っておきますが、これ、売り物ではありませぬ。
云ったでしょ、“扶桑鶴” の純吟は “雄町” に限るって♪
いただいた後、香りの華やかさと味の多さに忘れ去られていた、たぶん山田錦の純米吟醸、開栓放置一年もの。
たんぽで飛び切り燗(55℃近辺)を超させてから徳利に移し、杯に注げば、頃合いの温度に下がりまする。とはいえ、そこは燗酒。「ひでぇ暑さだったな」といいつつ、またもや汗を。X-)

アテは、天然メジマグロの赤身・〆鯖・鰯の刺身。鰊の酢漬け。ネギメンマ。胡麻和え。ジャガ芋・ピーマン・ウインナーのカレー炒め。ポテトサラダ。

遠くで花火の音が聞こえてきます。そのサイズの大きさと物量の多さで他を圧倒する『長岡の花火』ですな。この花火見たさに、毎年近くの長岡赤十字病院へ入院する御仁もいるとか。最上階のエアコンの効いた部屋で花火を見ながら、料亭の仕出し弁当をつつき、ビールをゴクリ、なんて♪ (笑)
ちなみに、こちらの高画質ビデオでも動画を見ることができまする。


夏こそ、にごり燗♪

梅雨が明けてくれたのはいいけれど、「飲むか?」といわれても怠さが先に立ってしまい、「今日はダメ」と “ここ飲み屋かい?” までキャンセルする始末。
もっとも先月11日(水)以来休みなし。老体にはきつい山場を迎えた頃かも。
でも、決してお江戸埼玉で悪乗りしたツケではありませぬゆえ………のはず。X-)

然らば、どんな栄養ドリンクよりも効き目がある『にごり』パワー注入!!

生酛のどぶ生酛のどぶ H17BY仕込19号+13
蔵のおばちゃんたちが不慣れだったため、ホントは『+13.5』なのに、行き場を失くした『0.5』が切り捨てられたしまったお宝ヴァージョン。これが紙幣や切手なら…とんでもないプレミアがついたでしょうに♪ (笑)

某所からのご下命により、17BY中、最もメーターの切れたこれを夏向きに…と取り出したものの、「えぇ〜っ、まだこんななの!?」なれど、練れ味には程遠い後味が、まだまだたっぷりと伸び代があることを感じさせまする。
困惑しつつアチチ燗(60℃近辺)から冷ませば…
「わぁお、こりゃええわ♪」
ス〜イスイと滑りながらも、後のキレの潔いこと。
これなら某所でもお気に召していただけますかな。それとも「こんな呑み過ぎる酒、送るんじゃねぇ!!」とあべこべにお叱りを受けるか?

アテは、庶民の味方、鰹の刺身。丸々半身で350円ですから♪
生姜醤油ではじめたものの、今イチぴりっとしませんな。然らば “富士酢” を加えて…
「おぉ、これこれ♪」
夏のアテに相応しく、また、疲れた身体もまっとうな酢でリフレッシュを。
セロリ・キャベツ・じゃこの炒め煮。セロリとじゃこが “どぶ” を呼びまする。
ミニトマト・胡瓜・茗荷・セロリ・玉葱のサラダはマヨネーズで和えて…。
冬瓜・人参・マッシュルーム・さつま揚げの煮物。出汁を吸った冬瓜が、◎。

いつものことながら “どぶ” は『大喰い誘発剤』。見る見るアテが減っていきますから、夏バテしている暇もありませんな。もちろん、夏痩せとも無縁。
えっ、杜氏の体型をみれば分かるですって!? そりゃ、ごもっとも♪ (笑)


もう葉月かぁ

今日は朝から陽射しが眩いばかり。「いよいよかなぁ」と期待したものの…
関東甲信はさておき、東北南部・北部まで発表されたというのに、
「あれれ、北陸だけ置いてけ堀?」と待つこと暫し。
平年より10日遅れ、昨年より2日遅れなれど、ようやく梅雨が明けましたな♪
とはいえ、颱風5号が接近中。西日本の方々、明日・明後日はご用心を!!

Scene扶桑鶴 純米吟醸 “雄町” H17BY
別館(閉鎖)の “呑録” によれば、開けてから10日しか経っていないというのに、もう最後の一回にも満たない量に。
やはり『呑める』酒は減りも早いですな。

アテは、サラダ風鰹のタタキ。“かんずり” 醤油で食べはじめましたが、野菜も、となると酢が欲しくなり、“富士酢” を少々。
「肉があるよ」といわれ、出てきたのはマトン。「うんめぇ〜」とは云い難いけれど、「それを云っちゃあ、お終めぇだよ」と堪えている間に “扶桑鶴” の方がお終いに。
「もう半分だけ」でまたもや雄町を…。

武蔵の里 純米 “雄町米の酒” (2004.12詰)
純吟の後では同様の品格を望むべくもありませぬが、滑りと捌けは悪くありませぬ。
無難に定番酒の役目を果たしてくれまするな。
「まぁ、こんなものでしょ」といいつつ、予告通りの半分がお終い。

毎月毎月、悪戦苦闘。月末がなければいいのにねぇ。X-)