続・時分のさくら

Scene「そろそろ朝霧も晴れたか」と表に出れば、雲一つない西の空に逝き忘れた月が…。
この晴天も今日が最後で明日からは崩れる予報。気温の低下とともに雨から次第に雪になるかも。

霜月も晦日。齢を重ねるたびにますます一年の過ぎるのが早くなっておりまする。
無事年を越せますように…。(苦笑)

■日置桜 純米 “玉栄60%” H18BY
驚かせる訳でなく、かといって気落ちさせる訳でもなく、ただひたすらさり気ない。
なれど、しみじみと酔えてしまう。
酒として至極当たり前なことがこれに。
ですから、「まだまだそういう酒が少ない」とお嘆きの貴兄に。
あ、もちろん、鬼女、じゃない!! 貴女にも。(汗)

煮物座るや否やの「取りあえず燗酒♪」で、これや “鯉川 特純” あたりが黙って出てくるような店なら、毎日のように通ってもいいのですけれどねぇ。如何?

アテは、ご覧のさつま揚げ・大根・人参・絹莢・エリンギの煮物。体裁良く盛り付ければ、お通しになりそう。(笑)
半ば崩れたオムレツ擬きと完璧に崩れ、もはや餃子とはとても思えない、ニンニクが利いているだけの餃子擬き。
これらから推し量るに、今宵の賄い師は絶不調だった様子。
「まぁ、歳が歳だからこういう日も…」とほうれん草のお浸しや白菜漬けで口を直しながら、連夜の “桜” を散らしていましたとさ。(笑)