春はどこに?

裏貼り如月も半ばになるのに、一向に寒さが緩みませぬ。今朝は昨日残った雪がバリバリに凍りつき、今は今で湿った雪がボサボサと降っておりまする。
じっとしていると足先が冷たいから、当分、長靴は離せませんな。
明日の予想最高気温は、−3℃!?
とまたもや真冬日の予報。orz

さて、問題♪
「このお酒は、な〜んだ?」
裏貼りだけで分かったあなた…..
かなり変な人です♪ (笑)


 
鷹勇■鷹勇 純米 “勇翔” 無濾過火入原酒 H16BY
登場するのはこれ以来、実に久しぶり。P箱の開栓放置酒に目をやったらこの王冠が…。
「ん!? 鷹勇? 何だろ」
と持ち上げると珍しくグリーン瓶。
「おぉ〜、あんた、まだいたのね」
てな訳で、これならまだ出せまする。(笑)
無濾過生原酒の火入版ですから、開け立ては若干生老ね臭が気になるかも知れませんが、アチチ燗(60℃近辺)にしちゃえば、気にならなくなるはず。フトコロにもやさしい普段飲みの酒として、いかが?


アテは、お得な“刺身の落とし”が一口だけ。
サクに取る際の半端な部分が盛合せになって、1パック300円ですからぁ。今宵も稚鰤や白身などが様々な形で、まるでジグソー・パズルのパーツを一つずつ味わっている気分。そして…

軽く書いても真っ黒けのけぇ?、これでも30円、真っ黒のけ♪

思わず往年のCMソングを口ずさんでしまった真っ黒焦げの鰯。X-)
止せばいいのにパリパリに焼けた皮まで食べてしまうんだから。癌になる?
一瞬「肉じゃがに銀杏?」と思ったけれど、じゃがいもに見えたのはエリンギ。X-)
エリンギ・人参・銀杏・シラタキの煮物と、昆布巻き・椎茸・筍・こんにゃくの煮染め。
“煮菜” をつまみながら、“勇翔” を「お代わり〜♪」な夜でした。


チョコより猪口を♪

今日はチョコレート業界の陰謀に翻弄される日のようですが…
呑兵衛にはそっちのチョコよりも気の利いた猪口の方がずうっとありがたいですな♪
それも、須田菁華さんの赤彩盃なんぞをいただけるなら木にだって登りますぞ。
齢を重ね、ようやく赤絵にも馴染めるようになってきたところですし…
我が儘をお許し願えるならば「吉」の字より「福」の字を所望いたしまする。(笑)
 
鶴齢■鶴齢 特別純米“山田錦” (04.01詰)
これ、オープンショーケースに置かれ、花冷え(10℃近辺)ほどを保っていたとはいえ、いつ開栓したのか、すっかり忘れてしまっておりまする。X-)
「甘が目立たなければいいけど」と冷やジュル。
「うむ、この程度なら」と熱燗(50℃近辺)から飛び切り燗(55℃近辺)を目安に回ってもらって…。

いつも飲んでいるような強い酒ではありませぬが、山田錦の素性の良さに助けられ、ふくよかなうまみを味わいまする。

アテは、鮪赤身(たぶんビンチョウマグロ)の刺身。
出されれば食べますけど、自分では買ってこないのが鮪。まぁ、そんな奴がいたっていいでしょ? (苦笑)

裏貼りカレーにはたっぷりパスタが…。
「出所はあれだな」という甘〜いカレーにパスタも啜りながら、酒をグビグビ♪
さつま揚げ・冬菜の煮物もつまんでいたら、“鶴齢” が終わっちゃって…

■大洋盛 純米吟醸 “越の魂” (05.10詰)
新潟らしからぬ味の濃さを持つ “鶴齢” の後に最も新潟らしい “大洋盛” は酷かとも思いきや、軽やかなれど、きちんと “芯” のある味わいを伝えまする。
なぜか、ホッとするものが…。

しかし、このblogに新潟の酒が出てくるだけでも珍しいのに、それが二つも!?
挙げ句、新潟の酒だけで終わるとは…誠に以て椿事ですな♪


庄内はきっと地吹雪

Scene昨夜から風が強まり、気温も下がり気味だったけれど、一夜明けたら辺り一面、まるでシュガーパウダーを吹き付けたような風景。
「この冬一番の冷え込み?」
と思ったものの…この冬二番だとか。
ってことは、寒さもいよいよ “責め” に入りましたかしら。

某 “攻め純米” という商品もありますが、酒造用語としては『責め』と表記するのが通例。


 
ひこ孫■ひこ孫 純米酒 (2001.12詰)
初めにお断りしておきますが、これ、意図したものではありませんから「それ欲しい!!」といわれても出せません。ご自分でつくりなはれ。(笑)

それもそのはず、開栓時期不明の常温放置酒♪
6年の歳月を経て、しかもその内の数年は開栓されていたにも拘わらず、少しの崩れどころか(あの神亀臭はあるものの)老ねもなし。しっかり締まった味わいは口中で涼やかでもありまする。
当然、アチチ燗(60℃近辺)へGo〜!!

ウンマ〜い♪ でも、地味〜♪ (笑)
とはいえ、分を弁えた味わいは一見地味に見えるかも知れませんが、これぞ食とともにある酒。余計なものが削ぎ落とされた真のうまみは、流行り廃りを意識している内は決して生まれてきますまい。

アテは、鶏の香草焼き。といえば聞えはいいですが、要は出来合い。
そのあざとい味わいも酒を含めば一刀両断。ベロの上はまっさらさら。
タコの乗っかったサラダ。「あれれ、酢は?」「あ、使い切っちゃった」
食卓に900mlの酢の瓶があるというのは異様でしょうが、ウチではNo problem♪
然らば、今宵は山葵醤油で、サラダもやっつけましょうか。
ハリハリ漬けやほうれん草のお浸しも食べながら定量がお終〜い。

「あ、終わっちゃった」と素直に杯を伏せられたのも…やはり酒の力?


ナマよ♪

遠征の予定が一週間延びたため、ポカンと空いた休み。
ちょっとお疲れモードですから日帰り温泉でも行きたいところですけれど…
明日からずらりと並んだ “雪だるまマーク”。また冬へ逆戻り?

※良く見かける「続きを読む>>」のスタイル、
 このblog systemにもついているので、真似てみました♪

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ローカルな話ですが…

シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)の公開日に…
当地での上映館がないと嘆いていた『いのちの食べかた』が、ようやくこちらでも見られるようになったことをcafe marilouさんのblogで知りました。

3月1日から14日までの二週間、会場は“新潟・市民映画館 シネ・ウインド”。
商業主義に阿らない姿勢はさすがですな♪

いのちの食べかた

今ならcafe marilouさんのコーヒーチケット付きの前売り券1,000円で♪
来月、久々に外で映画を観まする。:-)

ついでにこっちもご紹介しますか。“おやすみなさい、柏崎刈羽原発
よろしければご署名をお寄せくだされ♪


腹の据わり具合を試される

“立春” も過ぎたというのに、この寒さ。外はまだ0℃!?
来週、しばし留守にいたしまするが、その間は真冬日の予報。
戻ったらまた雪かき? X-)

    【追記】
    と思いきや、「すんませんが」と詫びの電話が…。
    てな訳で…拠無き事情により出張の予定が一週間順延になりました。
    【寄付き】
    ホテル、同じところが取れて良かった♪

img1314_hioki_kj_gouriki■日置桜 純米 “生酛強力” H16BY
体重は減らないけれど、順調に減ってくれる拙宅在庫。
前夜のお祓いに「まだ早いか」のこれを持ち帰ると…
「お、ようやく飲めるようになったのね」
この時期、雪冷え(5℃近辺)庫よりも温度が低い常温では放置のし甲斐もありませぬが、どうやら暖房付きという過保護な養生がお気に召した様子。(笑)
早速、超アッチッチに♪

「これこれ、ウンマ〜い!!」
決して派手さはありませぬが、燻し銀を思わせる抑えの利いた味わい。ただし、原料米が強力であるが上に生酛。それもそんじょそこいらの擬き生酛のようなヤワな酒ではありませぬゆえ、手強いですぞ♪

アテは、真鱈のソテー。ちとマーガリン臭い。(苦笑)
付け合わせは茶色い玉葱にキャベツと絹莢。
鶏つみれの鍋。胡椒を利かせた洋風の味付けなれど、寒い時は鍋に限りますな♪
酒が進むのを「どうどう」と懸命に抑えるも、グビグってあたりが関の山。(笑)
舞茸・さつま揚げ・蓮根の煮染めや冬菜・牛蒡・人参の煮物もつまみつつ…
「ごちそうさま〜」


ヨタヨタ

時折、iMacのキーボードの具合がおかしくなることがありまする。
キーから指を離しているにも拘わらず、ダダダダダ〜ッと文字や改行が際限無しに入力される、つまり、任意のキーが押下されたままの状態に陥ってしまうのですよ。

メイン・マシンですから酷使されているとはいえ、未だかつてMacでこんなトラブルは初めて。最近まで使っていたキーボード・カバーが悪さしたんですかねぇ。

amazonでUS Keyboardなら10%offだから、この際、少ないポイントに足し前して、超薄いこれ、買っちゃいますかねぇ。
新しいiMacに替えたいのは山々なれど、また雷でも落ちてくれないと…。(苦笑)

話は逸れますが、今月からの “睡龍” の生酛純米系や、キリンビールに続き…
「4月1日から平均約11%の価格改定を…」
とうとうあの醤油・味噌まで値上げ。orz


お〜い、タラちゃ〜ん

といっても、磯野家の会話ではありませぬ。
出雲崎でただタラといえばスケソウダラを指します(真鱈はそのままマダラと呼び、区別しています)が、中越沖地震以来、魚の居場所が変わったのか、「今年は鱈が全然揚がらない」といつもの魚屋さんが悲鳴をあげていました。
白子・真子・肝はもちろん、頭から尻尾まで捨てるところがない上に値段も安く、庶民の味方としてこの時期、煮付や鱈汁などに大活躍するタラがいないなんて…。
温暖化の影響だけではないような…。X-)

睡龍■睡龍 速醸純米 H15BY
さすがに生酛はもうないでしょうが、速醸なら加藤杜氏の初年度の酒がまだ飲めまする。
しっかりアチチに煮て、ウンマ〜い♪

今にして思えば、「どこにも味がねぇ〜!!」だった、あの困ったちゃんが、よくぞここまで練れてくれたもの。きっちり締まったうまみ。これ以上の余計な味は要りませぬな。

アテは、佐渡産稚鰤の刺身。
脂たっぷりの寒鰤もいいですが、年寄りにはこれくらいで十分。
同じく佐渡産真鯖のソテー、カボチャのソテーとレタス添え。
これまた余計な脂がなくて、鯖ならではのうまみがしっかり。
当然、酒との相性も◎。となれば、杯の進みもグビアップ♪ (笑)

■神亀 純米 “ひやおろし” (2006.10詰)
あれほどの締まりを感じさせた “睡龍” の後でも、さらにその上を行く締まり。
「生酛じゃなくても速醸だってきちんと造ればこういう酒ができるんだ」
という亀専務の声が聞えてきそうですわ。減り方早し!! (笑)


THE STING

The Sting昨夜のアテは、NHK BS2の衛星映画劇場でやっていた “スティング” ♪
35年前の映画ですからみんな若いのは当たり前ですが、ポール・ニューマンがいい男で惚れ惚れ。ロバート・レッドフォードなんか、まだ洟垂れ小僧のよう。(笑)

封切り当時から何度も見ていますが、見ているこちらまで「一杯食われた!!」というラストの驚きは今も新鮮ですな。

懐かしのキリン・マインブロイのCMにも使われた洒脱なラグタイムピアノが、古き良き時代(1930年代)の雰囲気を醸し出しておりまする。:-)
てな訳で、極上のアテには極上の酒を♪

ひこ孫■ひこ孫 純米吟醸 -7号酵母- (2004.04詰)
2001年詰の9号酵母版がなくなったので、遅ればせながら7号酵母版に乗り換え♪
瓶詰めから間もなく4年を迎えようとしているだけあって、開け立てからウマウマなれど…
60℃を超させたら「あれぇ〜!? どうして…」

火入れのタイミングが遅かったのかも知れませぬが、気にしなければそれまでのレベルゆえ、うまみをしっかり堪能しましょ♪

ホントのアテは、スタッフド・ピーマンならぬ、スタッフド・シイタケ♪
鶏挽肉ヴァージョンなれど、“どんこ” の椎茸のうまみがよりはっきりと分かってよろし。トマト・キュウリ・レタス添え。
烏賊大根。烏賊のやわらかさとうまみを吸った大根が何ともいえませぬ。
茄子のピリ辛炒め煮や紅白なますをつまみながら、映画の方も終盤に…。
「これから、これから」といいつつ、お代わり〜♪

CMははさまれないし、DVDやビデオと違って一時停止も使えませぬから、
ちょっと抜ける場面で渋々立ち上がるカミさん。

■辨天娘 H18BY三番娘 純米にごり “玉栄65”
「これ、空いちゃった♪」と開けてわずか四日で早過ぎ〜の完飲。
とんだ仕返しが……。orz


きき酒ってヤァね

体調不良や忙しさにかまけて放置されていたサンプルにようやく出番がきました。
一合ずつしかありませんから、いつもの杯にちょびっと注いで…。
安物ですが、この杯がもっとも素直に酒の味を伝えてくれますから手放せませぬ。

■某純米大吟醸 H16BY
大吟醸とは思えぬ香りの少なさがまず◎♪ (笑)
巷での出回り具合からすると「まだ若いのでは?」と思いつつ、ジュルジュル…。
「へぇ〜、もう飲めるんだ!?」

熱燗(50℃近辺)を超させても崩れることはありませんし、上燗(45℃近辺)くらいに冷めると、さすが大吟醸、きれいで滑り良し。
味の多い酒や強い酒だけをほめそやすきらいがありまするが、こうした美酒も正しく評価してやってほしいもの。
即入れたいのは山々なれど、まだあるのよね、前のが。(汗)

■某純米吟醸 中取り生 H19BY
「何、これ!?」のアミノ酸度は、薄酒の地でもまずお目にかかれない値。とはいえ、総酸度はそれなりにありますから、味もそこそこなれど、香りは当然なし♪
ただ、もう一伸びしてほしいところで、諦めがいいこと。(苦笑)

「煮るなり、焼くなり、好きにしてください」との伝言がついていましたから、こちらも熱燗(50℃近辺)超に。(笑)
生臭はさほど気になるレベルではありませぬ。新酒の割に粗さや諄さもなく、軽やかに滑り落ち、いくらでも飲める気分なれど、もう一押しほしいところは冷やと変わらず。
15%台に割水されていますが、16%台のほうがつり合いが取れたのでは?

しかめっ面してジュルジュルしても、ちっとも楽しくありませぬゆえ…
きき酒を終えた後は普通に楽しませていただきましたが、あっという間に空っぽ。
やはり…しっかり喉を通してこその酒ですな♪

それにしても、これ、どちらも飲み過ぎ注意!! (笑)
滑りの良いきれいな酒の後で「いきなり強い酒やうまみのある酒は…」と手持ちの中では比較的大人しめのこれをリリーフに。

烏賊煮付■辨天娘 H18BY九番娘 青ラベル
とろけそうな手羽が入ったポトフや、葱味噌をはさんだ焼き油揚げをアテに…
「腕を大きく前から上に上げて、深呼吸〜♪」(笑)
酒は寛いで呑むものであって、
肩肘張ってきくものではありませぬ♪

紅白なます、ほうれん草のお浸し。
今宵のアテは「ヘルシーだなぁ」だったのですが、久しぶりに見た “カッコーの巣の上で” の方は見応えたっぷり。
初めてみた時にえらく感動して、翌日もまた見に行ったことを思い出しました。