春のお山

「お待たせ〜」とK兄の声が…。
「えっ、何かあったっけ!?」と声がした方を向くとその手には揚げ立ての山菜。
そういえば、今朝、山へ行ってきたっていっていたものね。

春山の幸♪
春山の幸♪
コシアブラとタラノメの唐揚げですな。塩が振られていますから、このまま食べられるというありがたさ。
天麩羅にしないのは衣のない方が山菜の風味をダイレクトに味わえるから。
それに天つゆや醤油を使ってはその味にマスクされて、繊細な山菜の味わいがわからなくなってしまいますしね。

山行きが好きな知り合いがいると、箸と口を用意して待っているだけで旬を満喫できるのですから堪えられませぬ。
「こらこら」「おいしい〜♪」
出かけなければならないカミさんにコシアブラをつまみ食いされた後でもまだこれだけありまする。

あれこれ迷いつつ晩酌用を一本選んで戻ると、今日はよくよく山菜に縁があるようでコゴミも。
ただし、外には胡瓜と茄子の浅漬けだけ。orz

それでもお酒だけはようやく桜までこぎつけ…

●日置桜 八割搗き強力【内田強力】 H19BY
開け立てにもかかわらずアチチ燗(60℃近辺)にしたら、やや甘が浮いた感がありましたが、冷めてくると…
「ようやくうまみが表に出てきたか」と超遅咲きの桜を愛でまする。(笑)

コシアブラとタラノメは「サイコ〜♪」にうまく、グビグビ加速。
たっぷりのとろろと混ぜられたコゴミも春の息吹を伝えてくれまする。
とはいえ、まさしく精進料理ばかりですから、少々物足りなく感じたもののアテをつくる気にもなれず。
缶詰でしのぎながらの「お代わり〜」はセルフサービスの夜でした。