こんなお酒に誰がした

日置桜の生酛強力H14BYや睡龍生酛純米H15BYをご存じでしょうか?
未だに大事に持っている御仁もちらほらあるようですけれど…
初めて口にした時のことが今でも昨日のことのように思い出されまする。
曰く…
「なんじゃこれ!? ちっとも味がねぇじゃん!!」
以来、年一回ほどの飲む機会を重ねる度にも…
「いったい、いつになったら」
を繰り返すこと5年余。ようやく髄のうまみを感じるようになった時の喜びは…
まさに天にも昇る心地でしたっけ。

神無月になって続々とやってくる生酛の中に、まさかその二代目が潜んでいようとは…

ひやひやひやおろし♪
ひやひやひやおろし♪
●睡龍 生酛純米 “生詰” H18BY
冷やジュルしての開口一番が「うげっ、じゅ、15BY!?!?」
三夏を越しながらのこのガチガチぶりは一体全体…。
お蔵は「お燗して飲んでいただくことを意識して」というものの、
「ちとやり過ぎでは?」
とアチチ燗(60℃近辺)から冷ますと…
「ひょえ〜、やっぱ、あの15BYだわ」
不自然、かつ余計な香りはもちろん、甘やダレを一切廃した米の芯だけの味わいは…
紛れもなく健全なる完全醗酵の真髄そのもの。
「これをして淡麗辛口という」
というお手本のような一本との出逢いに、年甲斐もなく狂喜乱舞するおやぢ♪

味わいの奥底にはまだまだ尋常ならざるものがありまするゆえ、本領発揮までは…
四週間? はたまた二月?
然れど…
「え〜っ、もうないのっ!?!?」
明日の受注締め切りを前にして既にお蔵では完売!!
こんなことなら、遠慮せずにいつもの如く吹っ掛けておくんだった。orz
「これをして後の祭という」
同じ過ちを犯さぬよう、年寄りからご忠告を…。
「さっさと電話かメールをしなされ!!」(笑)

ちなみに…
裏貼りに『19BY』の表示があるものは、親方のヘマが生んだレアもの♪
中身どおり18BYに押し直されたラベルが届くはずなれど、
「おばちゃんに怒られましたわ」
というネタを大切に残したい方はどうぞそのままで。(笑)