霜月半ば

雨の朝、外へ出ると、時々、聞き慣れない音が聞こえてきまする。
「はて!? あ、今日は15日か!?」
毎年恒例、鴨猟の解禁日。雨の中、精が出ますこと♪
それはともかく…
久々に日曜と重なった七五三だったのに、日本海側は真冬を思わせる荒天。
楽しみにしていた方々には気の毒な荒模様でした。
お天気さえ良ければ、ピークを迎えたもみじ谷や菊まつりも混み合ったでしょうに…。

年取り酒♪
年取り酒♪

●辨天娘 H16BY 純米大吟醸 “自家栽培山田錦”
今年の年取り酒は…お情に与ったこれ♪
協会9号酵母のはずなれど、余計ものの香りはなく、ギュッと目の詰んだ織物のように滑らかでありながら、しっかりとしたうまみ。滑りの良さと後味に大吟醸ならではの素性の良さを伺わせ、ツルッと喉を過ぎていきまする。
「うまいっ!!」
思わず口をついて出たひと言。(笑)

どちらのお蔵も磨いたお酒(高精白された吟醸・大吟醸)はみなそれなりにきれいですし、味わいも整っているがゆえに…
「ひと癖欲しいところでそれがなくてつまらない」
などと悪口を叩く向きもありましょうが、この良さをきちんと認めてこそでしょうや。
おまけに常に飲むには少々値が張りまするゆえ、毎晩これらを…とはいかなくても、
時には高精白されたお酒の良さを確かめることもぜひ♪

上質を知った上で定番酒を楽しむと…
よりその長所短所がくっきり見え、何がまっとうなのかも自ずと知ることができまする。
「えっ!? そんな面倒なのはイヤですって!?!?」
まぁ、無理にとは申しませぬゆえ、懐具合と探求心に応じてお楽しみくだされたく…。(笑)