いもたこなんきん

とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 いもたこなんきん

井原西鶴のこの一文、特に最後の三つの内、たこはこちらも望むところなれど…
「できたら出さないで欲しい」
というものを思い浮かべた時に真っ先に上がるものが、(さつま)いもとかぼちゃ。
基本的に出されたものはありがたくいただくとはいえ、
もっさりと口にまとわりつく、あの食感がどうも苦手なのですな。しかし…
「冬至だからあるだろうなぁ」
の予想は大当たり。昨夜のアテは、ベーコン入りかぼちゃのカレー煮。(汗)

●睡龍 速醸純米吟醸 H18BY無濾過生原酒
倉庫に出入りする度に否が応でも目にする位置にあるため、気にはなっていたけれど…
大の苦手、あの “妖怪生ひね小僧” (出典→地酒妖怪図鑑©地酒星人さん) にやられているんだろうなぁ〜 (溜息)
と手が伸びないまま1年以上も常温にさらされていた “ドM” 酒。(笑)

でも、なぜかこの日は喚ばれているような気がしたのですよ。やれやれ…
「シュポンッ!!」
恐る恐る鼻を近づけると…
「へっ!?」
生酒由来の香りは残っているものの、この程度なら十分許容範囲。むしろ…
「うまいじゃん!!」
飛び切り燗(55℃近辺)まで上げても生臭が目立つこともなく、ストンと腹に収まりまする。
原酒ならではの分厚いうまみがありながら、後味があくまでもきれいなのはさすが吟醸。
おかげでベーコンの出汁とカレーにも助けられ、嫌いなはずの “なんきん” をバクバク。
「お代わり・・・」
といいかけつつ、今宵の “年忘れの燗酒会 -其之弐-” もあることを鑑み、自制。

さぁて、今夜のアテとスペシャル酒・秘蔵酒の共演が楽しみですこと♪