あれれ、ラベルは!?

申し訳程度の裏貼りと首の輪ゴムにかけられた荷札。
「お〜い、ラベルはどこだぁ〜」
まるでサンプルと見紛いそうですが…この荷札がラベルですからぁ。
一升瓶のサンプルなんて、それが本当ならどんなにうれしいことか。(笑)

読みは…こらこら、ペケペケではありませぬ、ダブルエックス。その名前で往年のセリカXX、それも初代XXを思い出してしまうのは、おやぢの性(さが)でしょうかねぇ。

奥播磨奥播磨 “XX” 純米 H17BY
“竹鶴 雄町純米” ほどではないにしろ、多酸性酵母のおかげで異様に高い酸を誇るこの酒。届いたばかりで開けた時は、奥播磨らしいたっぷりの甘と豊富な酸とが勝手気儘に口の中を駆け巡ってくれて、「何、これ!?」と思ったもの。
あれからひと月半の常温放置を経て、やっとうまみと酸との折り合いがついた様子。

いつもより10秒控えめに飛び切り燗(55℃近辺)ほどから冷ますと、「ウンマ〜い♪」と相好を崩し、いきなりのグビグビモードにシフトチェンジ♪

アテは、飛魚の刺身。葱のみじん切りとともに山葵醤油で。淡白な中にうまみもあり、箸が進みますこと。
胡瓜と合わせた茹で烏賊は “かんずり” マヨネーズで。火入れがなくなったので “生かんずり” を使ってみましたが、こちらの方が辛さがビビッド。そこに燗酒をすすりますから、もう汗がダラダラ。当然、酔いの回りも加速するわけで…。

「昨夜、またお代わりしたでしょ?」とカミさんに云われても…
「記憶にないことはお答えできませ〜ん」と相成る始末。(´ヘ`;)ハァ

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あれれ、ラベルは!?” に対して8件のコメントがあります。

  1. まき子 より:

    最初は「おおー、手書きのラベル」、銘柄ついてないものなのかなぁ〜
    なんて思っていたのですが、
    もうこれがラベルなんですね(笑)。
    バツバツ(ダメダメ)って意味でメモ書きしたら、こうなったんでしたっけ?!

  2. おやぢ より:

    To まき子さん
    そうなんですよねぇ。謂われは仰るとおりだったようで…。

  3. hirorin より:

    最近、燗酒で汗ダラダラが気持良く感じられて、クセになりそうです♪
    酔いのまわりも早いとは思いますが、汗と一緒に、冷めるのも早いような気がしますが・・そんなことないですか?

  4. おやぢ より:

    To hirorinさん
    おぉ、いらっしゃいまし〜♪
    こちらは冷や酒を飲めない身体になっていますから、春夏秋冬、燗・燗・燗♪

    飲んだアルコールの消化・吸収は自身の体温以上にならないと始まりませんから、
    燗酒は飲んだ後からすぐに消化・吸収されるので、酔いも早けりゃ、当然のように
    醒めるのも早いですよ。翌朝、楽でしょ?
    あべこべに冷たいアルコールは自身のエネルギーを使って体温以上に温める必要が
    ありますから、酔いが回り始めるにもタイムラグがありますし、眠る直前まで飲むと
    眠った後で「温め・消化・吸収」を行わざるを得ませんから、
    眠っているように見えても疲れが残ったり、消化しきればければ二日酔いになっても
    不思議じゃないのです。

  5. hirorin より:

    ↑すごい。納得!
    こういう話を聞いちゃたら、やっぱり燗酒飲みたくなっちゃいますね!!
    すばらしい〜♪ たしかに燗酒飲んで次の日残ることってありません。(・・冷酒でもあんまり二日酔いした記憶ないですが、ダルイかも)
    解説、ありがとうございました!!

  6. おやぢ より:

    To hirorinさん
    温かいお酒の方が上で書いたように身体にやさしいし、食との相性も広がりますよ。
    まっとうな燗酒ならば、なおさら♪
    味の締まり方とキレ、その二つが大きな要素です。:-)

  7. ちゃむ より:

    此れ、実家に放置しているので、なかなか呑めない(笑)

  8. おやぢ より:

    To ちゃむさん
    じゃあ、今度、赴任先へも♪ 🙂

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