相談デス

竹鶴外箱「12月6日着の予定です」が、届いたのは一日遅れ。まぁ、いいっか〜♪
おやおや、外箱が変わりましたね。
それはさておき、荷造り荷造り。
束の間の休息の後、またもや旅立っていった“鶴”。今度は猫の手を借りて…。:-)

ホッとしているところへ…

「こんばんは〜、ちょっと訊きたいことがあって…」と地元の若手二人が…。
「どうしたの?」「これなんですけど、どうすれば…」
「あぁ、それはね、○○が××だから、△□※にすればいいよ」「じゃあ、こっちは…」
「そっちは、××次第で□□を○※△に」「あぁ、なるほど」
一通りの話が終わって…
「今日は車?」「いいえ、置いてきました」ってことは…
お前ら、確信犯だろ!! orz

蛸と〆鯖の刺身、ハナイカの煮付け、青菜の煮物、若布と野菜のサラダ、ネギメンマ、温海の赤かぶ漬など、有り合わせのアテなれど、すっかり飲みモード。X-)

「お疲れさま」とキープしておいたキリン “秋味” で喉を潤した後は…
「燗酒でいいよね」と届いたばかりのこれで強烈な洗礼を♪

竹鶴■竹鶴 雄町純米にごり原酒 H17BY
「どう?」の問いに…
「うわぁ、すげぇ〜濃いわ」
「なんていうか、酸っぱいんですけど」
「どれどれ、なんだ、これで普通だぜ」
“竹鶴” にしては温度が低すぎたのか、衝撃的なインパクトを持っていた16BYに比べたら、実に大人しいですな。

+9の “どぶ” で “にごり燗” には手懐けられているとはいえ、これはまだ荷が重いと見え、杯の進みが鈍い。ならば…と常温放置酒の中から、これを。

■天穏 純米吟醸 “佐香錦” 無濾過生原酒 H17BY
「うっ、たんまり生老ねが...」と毒見の顔をしかめていると…
「いやぁ、うまいですね」「あ、これなら飲めますよ」
個人個人による閾値の差はかくも大きいもの。X-)

「日本酒って、取っておいて悪くならないんですか?」
「もちろん、まずくなるのもあるけど、却ってうまくなるのもあるよ。試す?」

■鷹勇 山廃純米60%火入原酒 H9BY
これも開栓放置してあるびっくり箱的 “色" 見本を燗して「うまいだろ?」
「うわぁ、この匂い、苦手です」「何か、酒じゃないみたい」
いきなりの古酒は、ちと無理だったみたい。

「もうちょっといろいろ飲んでから?」
いやいや、これに味をしめて通われたら、それはそれで困るんですけどぉ〜。X-)

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相談デス” に対して2件のコメントがあります。

  1. hirorin より:

    お酒は嗜好品ですものね。
    どういう味が好きかは人それぞれだし慣れもあるんだろうな。
    私も今飲んでいるような熱燗向けのお酒、昔だったらウヘー!って
    大騒ぎしてたかも。あぁ、大人になれて良かったです♪
    ってことで、そのうち彼らもそうなると・・
    おやぢさん、在庫がもっと必要になりますね〜

  2. おやぢ より:

    To hirorinさん
    アルコールを受け付けない人はまだしも、ベロ(味覚)の育ち方次第でしょうね。
    「こどもにこそ、正しい味を憶えさせろ」は某蔵元のお言葉ですが、
    始末が悪いことにベロは意識しないとどんどん鈍くなっていきます。
    悲しいことに、エサでも生きていけますし、ボロでも飲めば酔いますから、
    食べること、飲むことに対する姿勢の差で、
    その味の一つ一つを正しく判断できるかどうかが決まってしまいそう。

    もっとも、今回のは単なる「慣れ」の問題でもある訳で…目覚められたら
    それはそれでこちらがたいへんなことになりますゆえ、そこそこで十分。(笑)
    在庫増やすのが仕事じゃありませんし…。X-)

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