酒粕ばんざい

このblogでも何度か書いていますが、酒粕を使った料理、特に煮物は大好物。:-)
この日、まず目に飛び込んできたのが“蕪の粕炒り”。その隣には“鯖の粕煮”まで。
なんと二品も!? マンモスうれピ〜♪ って、もう死語ですな。(^^;
“蕪の粕炒り”を見たときから、ここの酒にしよう!! と決めておりましたが…
“鉄人うすにごり”の残りが一合足らず。(T^T)
途中で席を立ちたくないので放置酒を漁ると、あった〜!!
『鯉川 純米吟醸“亀治好日” H15BY』
koikawa_kamenoo.jpgこれから半月あまり。冷やで、わずかに林檎を感じさせる酸も。ウマ〜♪
さて、燗は…あまり苛めたくないとはいえ、熱燗(50℃近辺)以上にはしますよ。:-)
アテは、お待ちかね“蕪の粕炒り”。これのキモは蕪をグンニャリさせないこと。さっそく口に放り込むと、蕪のコリッとした歯応えがしっかり残る、絶妙な火の通し加減。我が母ながら、◎をあげましょうぞ。
「でかした!!」(笑)
ここに“鯉川”を…。あぁ〜、やさしさの二重奏ですわ。
“鯖の粕煮”は、“鯖味噌煮”の味噌を酒粕に置き換えたものだと思ってくれればよろし。
これまたパクつきながら“鯉川”を呑めば、やさしさはさらに三重奏へと…。
煮やっこ風、豚・長葱・椎茸・シメジ・豆腐の鍋。豆腐がぐずぐずに崩れているけど、蕪に免じて許してつかわそうぞ。:-)
“蕪の粕炒り”は茎もシャキシャキで、調子に乗って鉢一杯平らげる寸前。
“鯖の粕煮”もお代わりしてしまうし、背筋の痛みを忘れてガッツり喰いの夜でした。

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酒粕ばんざい” に対して8件のコメントがあります。

  1. nizake より:

    好日、すでに17BYだというのに…。くやしい。

  2. masamune より:

    >nizakeさん
    蔵元御用達備蓄倉庫として、保管料を稼いだほうがいいかも…。
    って、本末転倒とはこのことなり。(-_-;;

  3. まき子 より:

    我が、母親&祖母(=下戸に近い)にして思うのですが
    粕を使った料理がかなり得意なのですよね・・・。
    でも飲兵衛の私は未だにそのコツがつかめず。
    飲まない人の方が、上手く酒粕が扱えるのではないかと思ってしまうくらいです。
    でも「蕪の粕炒り」これはまだ親たちのレシピに見たことがありません。
    ココはいっちょ、作ってみたいです!

  4. masamune より:

    >まき子さん
    亡くなった祖母もそうでしたね。下戸のくせに粕漬も上手でした。:-)
    “蕪の粕炒り”は、蕪に火が通りすぎないようにとにかく手早くつくること。
    残った粕をごはんにぶっかけて食べるのも好きでしたね。(^^;
    ぜひお試しあれ。

  5. こむこむ より:

    酒粕を使った料理は、僕も挑戦したい
    ところです。とくに蕪の粕入りは、
    気になる一品ですね。(別の野菜
    バージョンでも使えそうなので。)
    いろいろあわせられるお酒があるのが
    うらやましい限りです。

  6. masamune より:

    >こむこむさん
    粕炒り、大根などでもいけるのですが、あのカリッとした歯触りと粕との相性は、
    蕪ならではのものかと…。
    良い組合せが見つかったら、ぜひご教示ください。_(._.)_
    お酒のヴァリエーションについては、「役得」以外の何ものでもありません。(笑)

  7. 狼亭 より:

    >masamuneさん
    「蕪の粕炒り」って?
    レシピ知りたいものです。

  8. masamune より:

    >狼亭さん
    こちら?を。手抜きですみません。
    http://kanzake.com/blog1/log/eid65.html
    ちなみに当家では味噌は使わない(はず)です。(^^;

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