隠し球

9月の声とともに次々に届くお酒たち。
ちょっと間が開いてしまいましたが、まずはこれから。:-)
kubo_dobu19.jpg睡龍 生?のどぶ H17BY仕込19号
はじめに。今年(H17BY)の“どぶ”に秋火入れはありません。
代わりにこんなタマが用意されていました♪

旨口 +13

メーター(日本酒度)を+13まで切った平成17酒造年度仕込順号「第19号」の“どぶ”。
開けたて、かつ上澄みの味わいは「シブ〜ッ!!」。でも、H15BYの生?よりは味がはっきりしておりまする。よぉ〜く振ってにごり部分と混ぜると、フワ〜っと鼻に抜けてくる含み香と醪の味が加わって程良い幅味が出てきました。こりゃ、か〜ん(燗)!!
最近のコンディションからしたら10秒長く回ってもらいました。目論見は飛び切り燗(55℃近辺)の手前。
すぅ〜ぱっ、でゅら、すぅ〜ぱっ♪スモーキングブギのコーラスじゃありませんが、余計な甘さを取っ払った直球勝負。グビグビモードにうってつけの味わい。ウンマ〜い!!
アテは、豚生姜焼。“どぶ”を燗しながらチャチャッと作りましたよ。
温かい“どぶ”がスパスパと脂を切ってくれまする。
里芋・人参・蓮根・牛蒡を炊いたもの。土の力を感じさせる素朴な味とも好相性。
身欠き鰊の煮付け。やや甘めで脂たっぷりの身欠き鰊もばったばったとなで切り。
やめられない、とまらない… あらぁ〜、もうお終い?
お代わりは、+9“どぶ”(H17BY仕込13号)を♪
こちらのほうが味が前面に出てきていますから、はるかに分かりやすいですな。
某蔵人さんのおすすめどおり、ビギナーから楽しめる13号、もしくは14号の“どぶ”か。
それとも、甘さを廃した大人の味わいの19号の“どぶ”。
あなたのご注文はどっち!? (笑)

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隠し球” に対して11件のコメントがあります。

  1. itacha より:

    +13なら、焼いた魚よりお肉。。。
    塩味より、もっと、濃い味でも。。。
    と、言ったところでしょうか?

  2. kanza より:

    itchaさん、私は真反対だと思います。

  3. kanza より:

    あ、itchaさんじゃなくてitachaさんでした。

  4. まき子 より:

    19号って、にごりの粒粒が少ないんすね。
    めっちゃキレいいです。
    13号のふわぁ〜〜ってのもいいですが、これはこれで好きです。
    んー、肉か魚かよく分からないけど、
    村上で買った、塩引鮭(安い方のアラですけど(汗))
    にはバッチグーーでした!

  5. おやぢ より:

    >itachaさん
    昨日の人体実験によれば、肉よりも魚の焼き物が良いですね。(^^;
    kanzaさんがコメントされているとおり、味の濃い煮魚や霜降り肉などは
    “+9”のほうが良いかと。

  6. おやぢ より:

    >kanzaさん
    御意。さすがですな。:-)

  7. おやぢ より:

    >まき子さん
    粒が小さいのは、やはり最後まで喰わせ切ったからかと。
    もっとじっくり熟させたいですけどね。:-)
    村上の塩引きって、きっ川さんのかな。
    薄塩で肉の弾力がすごいでしょ? あの一切れ1,000円の切り身もさることながら、
    魚肉のうまさを感じさせてくれるのは、やはり一本ものの尻尾が最高。

  8. まき子 より:

    そです、きっ川のものです。
    切り身、買おうと思ったのですが
    最安で1,000円でしたので(汗)
    背骨を中心としたアラの塩引き(たっぷり入って700円ほど)を購入しました。
    これが、お酒のアテにピッタリです。
    一本ものの尻尾も、一度は食べてみたいですが、懐が温かくないと
    厳しそう・・

  9. こまてる より:

    今日、某U会で飲み比べました。
    仕込み19号、表現が拙くて誤解されそうなのですけれど敢えて言えば、
    糠っぽくて楽しい!
    ああ、お米のお酒だァ!ってかんじです。
    おやぢ殿、正しい表現で訂正してください。

  10. おやぢ より:

    >まき子さん
    切り身を取ったあとの骨なら、良い買い物をしましたね。
    きっ川の塩引き一本ものをお歳暮でくださるようなおつきあいを
    どなたかと作らなければ。(笑)

  11. おやぢ より:

    >こまてるさん
    昨夜はどうもでした。お元気そうでななにより。:-)
    糠っぽいなんていったら、純米○カ杜氏に怒られちゃいますよ♪ (笑)
    H15BYのお酒を彷彿させる米のうまみをすべて酒に変えたかのような、素の味で勝負!!
    というお酒かと。
    麹がつくった糖を酵母に最後まで喰い切らせたからこそ、甘が残らなかったのでは?
    “どぶ”だからこそ今から飲めますが、澄み酒にするとまた「いつ飲めるんだろ?」と
    いう酒になるんでしょうね。

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