こち亀、ただし両さんに非ず

「ナメタガレイは三陸(青森・岩手・宮城)の年取り魚(年夜[*1]を祝う宴に供される魚)」と“築地魚河岸三代目(小学館ビッグコミック)”で目にして、「所変われば品変わる」を実感していたら、新潟市場にもどっさりと揚がったようで…。
こちらの“年取り魚”は、やはり“塩引き”ですが、みなさまのところは?
shinkame_jk.jpg神亀 純米酒辛口(2004.12詰)
常々「これが酒をみるときの基準」といいつつ、実に久しぶり。
開栓して一週間に満たないはずだけど、「おぉ!!」と思わず声が。こんなにうまい“神亀”はいつ以来でしょ!? スミマセン、専務。
さっそく飛び切り燗(55℃近辺)を超させて…。
ゆっくり味わった後で「はぁ〜〜〜」と溜息一つ。ギュッと詰まった米のうまみを噛みしめるかのような、それでいて申し分のないキレ、清々しい後味。これが熟成不足や開けたてでは決して味わえない“神亀”の真骨頂ですな。いやぁ、まいりました。脱帽!!
ただし、これをスタンダード(基準)にしちゃうと…それはそれで不幸のはじまりですよ。ヤワな酒を受け付けなくなりますから。(笑)
アテは、豚ヒレカツ。この酒ならば油はもちろん、ソースをドボッとかけても大丈夫イ。
胡瓜と玉葱、レタスの塩揉みは松田のマヨネーズで和えて。
納豆の油揚げ包み焼き。納豆が多くて溢れておりまする。orz
その納豆を退避させたものに石井さんちの塩辛をトッピング。
「うほっ!?」。こりゃ、なかなかの珍味です。試してみます? 😉
いただきものの“鱈の親子漬”。これは残念ながら石井さんちのではなく、加島屋製。
あれあれ、久々に食べたら、いつの間にか木耳から昆布に変わっています。
とはいえ、暮れの疲れが吹き飛ぶような旨酒に出会って、杯が進まない訳がありませぬ。
当然、「お代わり〜♪」
もういくつ寝ると〜♪まで押し迫った時期の鶴亀ならぬ、亀亀な夜でした。
*1【年夜】としや


 詳しくは、こちらの“年越し”の項をご参照くだされ。

6 thoughts on “こち亀、ただし両さんに非ず

  1. お晩です。
    うーん、「神亀」、まったく呑んだない。。。
    専務に首絞められるかも。(^_^);;
    私ゃ、「群馬泉」と「東北泉」の軸があって、さらに、もう一次元あればなぁと
    思っているのですが、なかなか見つからずにおります。
    「神亀」は確かに候補の一つではあったんですが、上の二つで組んじゃうと
    ちょっと違うんですよね。。。
    超軟水+速醸と硬水+山廃+熟成ですから、速醸+長期熟成は確かに一つの軸なんですがね。
    最近良いと思っているのは「墨廼江」ですね。ただ、こちらも速醸で、ちょびっと熟成しているくらいですからね。
    「棉屋」は頂戴したことがあるのですが、私には合わんかったですねぇ。
    では、ごめんなさい。

  2. >田舎もんさん
    デフォルトは“ひこ孫”ですし、“神亀”を選ぶときは“甘口”か“真穂人”でしたから、
    こちらも久しぶりなのですが、首を絞められるときには替ってください。(笑)
    水と仕込み方も要素の一つには違いありませんが、人によるところも大ですよ。
    専務は専務なりに生?系に頼らない“速醸”を目指しておられますし、
    回り回って生?に挑む方もおられますし…やはりできあがったお酒次第かと。
    “綿屋”が苦手なら、“睡龍”や“辨天娘”、“鷹勇”、“竹鶴”などを試されてみては?
    あるいは、“天穏”や“旭菊”など、高温糖化のお酒とか。
    “凱陣”や“旭若松”に嵌るとも思えませんが…。:-)

  3. 年夜・・・年取り魚・・・ホントの新年は大晦日の夕方から?!
    しばしネットサーフィンをして、
    日本の文化(食文化も)って深い!と感銘を受けてしまいました。。。
    実家のある岐阜では、年取り魚は鰤のようですが、
    実際にこうした行事で食べた事はありません〜(汗)。

  4. >まき子さん
    ネットサーフィンなんて、久しぶりに聞きますなぁ。:-)
    こちらは海が荒れているから本物のサーファーが喜んでいるようですが、
    そうなると魚が揚がらない。X-)
    こちらもお正月よりはお年夜、大晦日にご馳走が並びます。
    お年玉もこの時にもらえるので、一日得した気分になれますし…。(笑)
    昔はきちんと角に切られた(独特らしいですね)“塩引き"があったのですが、
    最近はあまり登場しなくなりました。orz

  5. こんにちは。
    人はデフォルト条件ですので、あえて書きません。
    ある意味、私にとって、山形のお酒の評価が高いのは、
    山形県民の人の良さかなぁと思うことはあります。
    「栄光冨士」の加藤さん(特に常務)なんて、
    見習いたいような善人ですから。
    「神亀」が基準(デフォルト)の一つにならないのは、
    私にとっては買いやすくないこと、そして、
    泉がつかないことでしょうか。(^_^);;
    「竹鶴」さんはとても良い酒だと思いますが、これも買いやすくはない酒ですね。
    #しかし、私に、「竹鶴」さんを薦めるとは。(^_^)
    たぶん、西條で、もっとおもしろいお酒があったら、入っていたのでしょうねぇ。「福美人」「白牡丹」もすばらしいのですが、何かが足りない。
    「賀茂泉」さんは、泉がつくんですが、やはり、上の二つの軸とは、
    独立にならんのですよ。
    高温糖化もとは、本家と呼ばれる「誠鏡」を何度も呑みましたが、やはり、基準とは異なるかなぁと。酒の綺麗さで言ったら、最高なのでしょうが。
    竹原なら、「竹鶴」さんが一番おもしろいと思います。
    藤井さんも頑張ってらっしゃるようですがね。
    私からすると、「雨後の月」が上原組に入っているのが不思議なんですよ。
    「初霞」さんは興味ありますがね。。。
    「鷹勇」さんもうまい酒とは思います。
    「凱人」さんは、まず、無理でしょう。
    あとは、菩提もと、水もとなんてのでないとダメかなぁ。(^_^);;
    いっそのこと、新酵母の名手ということで、「開運」ですかねぇ。(^_^)
    では、ごめんなさい。

  6. >田舎もんさん
    “竹鶴”もいろいろありますから、おすすめしますよ。
    “辨天娘”さん、島岡さんの副社長が同期ですって。渋〜い玉栄の純米、いかが?(笑)
    菩提?はたくさん飲めるものじゃありませんが、そんなに召しあがらないからいいのか。
    “開運”は「泉」がつかないから却下なのでは? ;-p

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