時間旅行

神無月も終わる頃になって、思いがけずにこんな酒が…。

こんなのあった♪
こんなのあった♪
その昔のメーリングリストのデータを探ったところ
1999年4月に某お蔵へ伺った際にきき酒させてもらった中で…
「何これ、いいじゃないですか!?」
と当時としては珍しく酸の利いた味わいをいたく気に入っていたら
「残りで良かったらお持ちください」
と帰りにいただいいてしまった一本ではなかったかと。
おそらく昨秋まではずうっと雪冷え(5℃近辺)庫に入れられていたはずですから、色はあるものの、50%精米なのでさほど濃くはありません。きれいな熟成色。たぶん原料米は “一本〆”。

冷やジュルで…
「わぁお、まだまだ元気じゃない!?」
この10年間にお互いにいろいろあって疎遠になったとはいえ、当地としては硬質で締まった味わいが持ち味の珍しいお蔵だっただけに、口の中でキラキラと弾ける酸にその片鱗が残っておりまする。
熱燗(50℃近辺)超から冷ますと…
さらに元気になりますし、ハーブっぽい香りも出てきます。
残念ながら酵母についての記憶はありませんが、市販ヴァージョンに使われていた10号酵母ではなさそう。もっと意地汚い奴でしょう。(笑)

10年前に連れ戻してくれたこの酒のおかげで…
この後の越中の某料亭での宴までもがサルベージされるなんて!?!?
あの時食べた “尾の身” 以上の鯨には未だかってお目にかかっておりませぬ。