お盆

Sceneお盆といえば田舎では当然、旧盆。ほとんどの会社は夏休みを兼ねたお盆休みで、仕事をしているのは売れない我が変人店だけみたいで、いつも以上にひっそりと静まりかえっておりまする。(苦笑)

老父に「墓掃除、頼むぞ」といわれ、寝惚け眼をこすりながら朝イチで終わらせてきましたけど、お墓参りは例年どおり仕事を終えてからですな。

本日もまた遠来の客人が♪

扶桑鶴■扶桑鶴 純米吟醸“雄町” H17BY
常温に置かれて久しいこれなれど誰も手を出さないゆえ、自家救出♪
“扶桑鶴” の純米吟醸シリーズの中では最も「らしさ」を持つ酒、と思っておりましたし、普通にうまいのですが…15BYに比べるとやや鋒が鈍ったように感じまする。
もっともこれの前が…
■日置桜 “八割搗き山田錦”純米酒 H18BY
■辨天娘 青ラベル H17BY
と7号酵母ならではのきりりとした酸を味わわせてくれた酒でしたから、余計にそう感じてしまうのかも知れませんけど。

アテは、焼餃子。国内ではほとぼりが冷めたとはいえ、食べる都度、まだ脳裏にちらつきまする。
豚肉・シメジ・シラタキの煮物やえごねりをつまみながら…
「酔いの回りが早いなぁ」
「あ、そういえば、一仕事を終えてビール飲んだっけ」
休みに入った “ここ飲み屋かい?” 幹部連の手を借りて、引越し作業急加速♪


えっ!? ミルクティ?

この色♪昨夜の風はひどかったですなぁ。正面からまともに吹き付けてくれて、歩きにくいわ、寒いわ。布団に入ってからも轟々と唸り、とても眠れない…はずがいつの間にやら夢現。

拙宅標準のこの杯、わずかながら端反りがあり、もっとも素直に酒の味を伝えてくれる勝れ物なのですが、それに注がれたのはミルクティ、もしくは粕汁と見紛いそうな色合い。果してこれは…


 
 
扶桑鶴■扶桑鶴 純米にごり酒 H18BY
18BY、しかも昨年2月からの開栓放置1年もの♪
色は前述のとおりだし、香りにはきちんと熟成香もあるものの、味わいは意外なほど大人しめ。開け立てでは十分に思えたけれど、ここまで練れる(苛める?)と物足りなささえ覚えまする。
案外、酸が少ない? はたまた原料米の力どおり?
虫が知らせた訳ではないけど、今年は契約未更改。(苦笑)

アテは、錦市場 “三木鶏卵” の “だし巻き” と “あなご巻き”。このだし巻き、自分への土産なれど、おいしい茶碗蒸しを食べているかのよう。◎♪
持越しの鰯の煮付けを平らげ、鰹の刺身も。
なんか異常なほど赤いんだけど…。
鰈の煮付けは真子がたっぷり半分くらい。ねっとりうまいとはいえ、身が少ないと損した気分にもなりまする。X-)
軽く塩揉みされたキャベツ・人参・胡瓜を生姜醤油で。ほうれん草のお浸しも食べつつ…
「お代わり〜♪」
と声をかけてもカミさんがいなかったから、セルフサービス。orz
三合ほど残っていた “扶桑鶴” がスス〜ッと空いてしまいましたとさ。(笑)


菊花喰らう候 :-)

一般的な時候の挨拶なら「菊花薫る候」でしょうが、新潟や山形ではこれもあり♪

かきのもとかきのもと” といっても人麻呂ではありませぬ。漢字で書けば “垣下” でしょうか。新潟ではそう呼ばれる食用菊が山形へ行くと “もってのほか” となりまする。
花弁を茹でてお浸しや酢の物にして食します。菊の香りとシャクッとした歯触りを愛でる、秋の食卓には欠かせぬひと品ですな。

これはH2兄家の自家製。
うれしい摘み立ての差入れです♪

■扶桑鶴 純米 “高津川” (18.2詰)
最近の老父の晩酌用をちと拝借♪ (笑)
7号酵母に変わって、より “扶桑鶴” らしい酸を感じるようになりました。
懐が侘びしい時にもありがたい値段(2,000円/1800ml:税別)で、定番酒の一つ。
久しぶりに口にしましたが、ここしばらく酒造好適米100%のお酒ばかりでしたから、もうひと押し、あるいは、もうひと伸び、という欲求不満がない訳でもないものの、値段からして、ここいらが限界ですかねぇ。
まぁ、強過ぎず、諄過ぎず、老父には十分な飲み応えを感じられる一本でしょうが…。

アテは、鍋がドカン!! と。豚肉・長葱・豆腐・シメジ・マイタケ・白菜と具沢山。
ちと臭く、辛いのは、味噌にコチュジャンでも混ぜ入れたのでしょうか。
その濃さもあって、余計に “高津川” を心許なく感じたのかも知れませぬ。
サツマイモ・人参・レタスのサラダや昆布や胡瓜の糠漬けもはさみながら…
あらら、定量がお終い。ごちそうさま〜♪

と休前夜を定量で終えられたのは、やはりそれなりの飲み応えが?
それとも、ただ鍋の食べ過ぎ? 推定2.5人前。X-)


熱冷まし

二日続きの猛暑日で汗を出し切ったかのようなK兄がやってきた。
取りあえず「ひゃっこいビール!!」でキリンのブラウマイスターと生ハムからスタート。
一人で留守番しているはずのT兄に電話。案の定、「行く行く!!」と二つ返事。
H1兄とH2兄は残念ながらお仕事。ご苦労さまですこと。
買い出しから戻ると燗どうこがセットされ、「やっぱそれかい!?」と。

扶桑鶴扶桑鶴 純米吟醸原酒 (18.07詰)
最初に断っておきますが、これ、売り物ではありませぬ。
云ったでしょ、“扶桑鶴” の純吟は “雄町” に限るって♪
いただいた後、香りの華やかさと味の多さに忘れ去られていた、たぶん山田錦の純米吟醸、開栓放置一年もの。
たんぽで飛び切り燗(55℃近辺)を超させてから徳利に移し、杯に注げば、頃合いの温度に下がりまする。とはいえ、そこは燗酒。「ひでぇ暑さだったな」といいつつ、またもや汗を。X-)

アテは、天然メジマグロの赤身・〆鯖・鰯の刺身。鰊の酢漬け。ネギメンマ。胡麻和え。ジャガ芋・ピーマン・ウインナーのカレー炒め。ポテトサラダ。

遠くで花火の音が聞こえてきます。そのサイズの大きさと物量の多さで他を圧倒する『長岡の花火』ですな。この花火見たさに、毎年近くの長岡赤十字病院へ入院する御仁もいるとか。最上階のエアコンの効いた部屋で花火を見ながら、料亭の仕出し弁当をつつき、ビールをゴクリ、なんて♪ (笑)
ちなみに、こちらの高画質ビデオでも動画を見ることができまする。


もう葉月かぁ

今日は朝から陽射しが眩いばかり。「いよいよかなぁ」と期待したものの…
関東甲信はさておき、東北南部・北部まで発表されたというのに、
「あれれ、北陸だけ置いてけ堀?」と待つこと暫し。
平年より10日遅れ、昨年より2日遅れなれど、ようやく梅雨が明けましたな♪
とはいえ、颱風5号が接近中。西日本の方々、明日・明後日はご用心を!!

Scene扶桑鶴 純米吟醸 “雄町” H17BY
別館(閉鎖)の “呑録” によれば、開けてから10日しか経っていないというのに、もう最後の一回にも満たない量に。
やはり『呑める』酒は減りも早いですな。

アテは、サラダ風鰹のタタキ。“かんずり” 醤油で食べはじめましたが、野菜も、となると酢が欲しくなり、“富士酢” を少々。
「肉があるよ」といわれ、出てきたのはマトン。「うんめぇ〜」とは云い難いけれど、「それを云っちゃあ、お終めぇだよ」と堪えている間に “扶桑鶴” の方がお終いに。
「もう半分だけ」でまたもや雄町を…。

武蔵の里 純米 “雄町米の酒” (2004.12詰)
純吟の後では同様の品格を望むべくもありませぬが、滑りと捌けは悪くありませぬ。
無難に定番酒の役目を果たしてくれまするな。
「まぁ、こんなものでしょ」といいつつ、予告通りの半分がお終い。

毎月毎月、悪戦苦闘。月末がなければいいのにねぇ。X-)


え〜っ、二本飲んだじゃない!?

分水太鼓今朝の会話。
「昨夜は一本で終わったよな」
という問いに、写真のお方はそう答えてくれました。
「そ〜お、何呑んだっけ?」
「もぉ〜、憶えてないの!?」
憶えているくらいなら、どうして貴女様にお尋ねしましょうや。
どうりで瞼が重いはずだ。(>_<)

扶桑鶴 純米吟醸 “雄町” H17BY
吟醸臭さはほとんどありませぬが、やはり味わいには品がありますな。
雄町ならではの酸が味を引き締めてくれますから、同じシリーズの山田錦のように味が多すぎて、もたつくような所はありませぬ。“扶桑鶴” の純吟シリーズ中、最も締まりとキレを感じさせる佳酒。17BYもやはりこれでいきましょ♪

バイ貝アテは、バイ貝とあってもほとんど食べない枝豆。蚕豆なら、茹でても焼いても食べるんですけどねぇ。
鶏笹身・セロリ・胡瓜のマヨネーズ和え。玉葱が入るとなおいいんだけど…。
豚肉・長葱・ピ−マン・シメジの卵とじ。ちと味が薄すぎやしません?とブツブツいいながらも食べるんですな、これが。
揚げ茄子のオクラ添え。浅漬けといい、茄子のうまい季節ですこと。
アテがたっぷりあるので、250ml缶1本だけとはいえ、珍しくビールも呑んだにもかかわらず、前述のとおり「お代わり〜♪」と相成ったらしい。

竹鶴 純米酒 “秘傳” (17.2詰)+杜氏の詩 純米古酒 “あんちっく” (2005.02詰)
ぽむっ!! 思い出しましたぞ。
「竹鶴、半分あるかなしかだよ」といわれ、「何がある〜?」の答えの中から、これまた半端に残った “あんちっく” と「ブレンドして燗をつけて〜♪」と頼んだのでした。
古酒らしさも残しながら、“秘傳” の練れ味が “あんちっく” のややひ弱に思える部分を補ってくれて、「◎」という結果だったはず。

しかし、毎日「明日のために♪」といいつつ、よく呑みますこと。(苦笑)


めんど区制

明日、4月1日(日)から政令都市へと移行する新潟市。合併を繰り返して肥大化した市内には、それに伴って8つの行政区が設置されることになりましたが、当然、住所表示も変わりますから、マスタの登録内容を変更しなければなりませぬ。
あぁ〜、面倒臭いこと。X-)

過日、大ポカをやらかしたおチャケざぁます。
15BYがもう1箱あるとばかり思い込み、気楽に「いいよ〜♪」と送ったら、それが最後の2本だった。今さら「返して!!」とはいえないし…。(涙)
「そろそろいいはずだけど…」と思いつつ、新BYの試運転を。

扶桑鶴■扶桑鶴 純米吟醸 “雄町” H17BY
冷やで。「おぉ〜」。思いの外にまとまっているじゃありませんか。余計な香りも味の多さもなく、品の良さに加え、早くも練れ味が…。“扶桑鶴” の純米吟醸の中で唯一買っている“雄町”ならではの酸もくっきり。これがあるから味が締まるのよねぇ。

アチチ燗(60℃近辺)から冷ますと、さらに引き締まった味わいを感じさせつつ、つるつると喉を過ぎまする。久しぶりの “扶桑鶴” ですが、やはりこの “雄町” は格別ですな。

アテは、鰹のタタキ。出来合いながら程度のいい方かと。脂は多くありませんから、薬味の葱を入れた酢醤油で。
鶏つくね・木綿豆腐・ドジョウインゲンの煮物。しっかり味が染みていて、ウンマ〜い♪
綿屋てな訳で、勝手に杯が進んでくれて「お代わり〜♪」

■綿屋 特別純米酒 “トヨニシキ” H17BY
開け立てはフニャフニャ&ノッペリで、ちと歯痒く思っていたけど、一週間ほど(?)経ったら見違えるように良くなりましたよ。アチチ燗(60℃近辺)にもめげず、ズンと押す酸と軽快なキレ。これぞ、綿屋!!
これからが飲み頃ですな。:-)

郷土料理 “煮菜” の出番もそろそろ終わりに近づきました。
浅漬けの胡瓜で口を直しつつ、お終〜い♪といきたいところでしたが、毎月末必至の悪戦苦闘が尾を引いていたのか、半分飲んだところでスローダウン。
まぁ、これなら “燗冷まし”、あるいは “二度燗” にも十分耐えられるでしょうから、それを楽しみにしましょ。残念ながらリタイヤだす。orz


春は名のみの

猫の目のように日々クルクルと目まぐるしく変わる天気についていけない老体。
立春というのに雪が舞ったかと思えば、今日はお花見をしたくなるような陽気。
こんな時ほど、まっとうな“にごり”で栄養補給を♪ (笑)

竹鶴■竹鶴 雄町純米にごり原酒 H15BY
黴び黴びにさせた罪滅ぼしに製氷機の排気口前という、絶好の放置場所に移された一本を開栓。
冷やで。さすが “竹鶴” 随一の酸を誇る “雄町純米” のにごりだけあって、「酸っぱ〜い!!」と声に出してしまうくらい。これに比べたら、16BYですら大人しく思えまする。
当然、飛び切り燗(55℃近辺)を超させ…。
「あぁ〜、もう〜」
激しく身悶えするおやぢに、さらに追討ちをかけるかのように目眩く酸の大波が…。
「あぁあ〜〜〜!!」
R18に指定されないよう、以下自粛。(笑)

アテは、鶏・豆腐・珍しく “たい菜” の鍋。おやおや牡蛎までいるのね。“たい菜” の歯応えを楽しみつつ汁もすすり、“竹鶴” をグビグビ。
真鱈の真子のソテー。同じく真子・シラタキ・椎茸の炒り煮とたらこ二種。
口中にタラコの食感が溢れまする。茹でたほうれん草はマヨネーズで和えて…。

「“どぶ” を呑んだら引きかけの風邪が治った」
と暗に催促をするカミさんに四合瓶の残りを奪われたため、敢えなく完飲となった “雄町にごり”。
「火のついた身体をどうしてくれる!?」てな訳で、またもや「お代わり〜♪」

扶桑鶴扶桑鶴 純米 “高津川” (2005.02詰)
「何にするの〜?」「うぅ〜ん、今日も尾浦城かな」と答えた後で
「あ、待って、高津川にするわ」と路線変更。
先日の “尾浦城” 同様、この日に開けてから2週間余。これもやっと “扶桑鶴” の味になってきましたぞ♪

しかし、揃いも揃って、一筋縄ではいかない酒ばかりで、何ともはや、とほほですこと。

風呂へ入って、とっとと泥酔ならぬ泥睡。
夜中に肩がスカスカして目を覚ましましたら、なぁ〜んにも着ずに布団にもぐり込んでいました。暖かいからいいようなものの、いつもの年なら間違いなく風邪を背負い込みましたな。
一夜明けて、今日は…

扶桑鶴巷の話では、2月6日(火)発売ということになっていた…

■扶桑鶴 純米にごり酒 H18BY
が朝っぱらから到着。(・。・) なれど、これぞうれしい誤算♪
今年も期待に違わぬ圧倒的なにごり量。とくとご覧あれ!!

■鷹勇 山田錦70% “濁り酒” 生原酒 H18BY
に次ぐ飛来で、いよいよ今BYの “にごり中毒” の幕開け。(笑)
一両日中には…

■竹鶴 純米にごり酒 H18BY
も飛来予定。

残りのレギュラー、『』と『』は今しばらくお待ちを。:-)
特にニューヴァージョンがお目見えする『鯉』には、今からワクワクしておりまする。:-)


シネマを肴にシマネの酒って

すっかり居座ってしまった感のある店内常温放置酒。通年空調あり、蛍光灯なし。わずかなガラス開口部も紫外線カット処理をしてありますから、「熟れろ〜、熟れろ〜」にはお誂え向きの環境なれど、ひとたび酒を探すとなると、あっちをガサゴソ、こっちをガサゴソ、とはなはだお見苦しく、かつ、体力的にも骨が折れまする。
そろそろ本腰を入れて涼冷え(15℃近辺)庫に片付けないと…。

てな訳で、帰り際に探すのが面倒臭くなって、横着を…。
試飲用を持ち帰るのはまずないことなのですが、おやぢ的タイトル同様、見逃して…。(>_<) 扶桑鶴●扶桑鶴 純米 “高津川” (2005.02詰)
開栓したのはいつだろ? ひょっとしたらまもなく2年!?
冷やで。久しぶりのご対面をすませ、「そうか、こういう味だったか」と一人で得心。(笑)
まだしっかり味もあるし、最後に “扶桑鶴” らしい「ツン」とついてくる酸も。
この「らしさ」を楽しめるのはやはり “高津川” と “純吟 雄町” ですな。“純吟 山田錦” はもたつきを感じ、どうも苦手。偏ったベロで申し訳なく…。

首はもちろん、底のほうでも、徳利を持つのがつらいくらいのアチチ燗に。鍋つかみが要りますぞ。
「シャキ〜ン」と締まった味わい。「ツルッ」と滑り、「スッ」と切れる潔さ。味の多い酒に慣れてしまうとこの良さを見失いそうになるのでは?

アテは、豚肉と長葱の炒め物。葱まで油まみれで諄い。「フライパンで油を使った?」とカミさんに問うと「うん」。「だったら酢も入れろよ」と胸の内でボソッと。もっとも、端っから油を使わなければ、塩胡椒だけでいいのですけどね。そうだ、塩と酢の代わりに自家製梅干しを使ったらどうなるか…今度試してみましょうか。
ブロッコリーたっぷりのクリームシチュー。赤いものは…「げっ、海老だぁ〜!!」。彩りはきれいなのですが、怨みでもあるのかいな。目をつぶって食べても海老は海老だすな。
持ち越しの切り干し大根の煮物と大根・人参のなますで口直し。

煮汁の染みた高野豆腐を選り食いしながら、今宵もジュリア・ロバーツを。:-)
でも『プリティ・ウーマン』や『ノッティングヒルの恋人』ほど面白くないなぁ。
デンゼル・ワシントンとの『ペリカン文書』がマイ・ベストでしょうか。
それにしても、相変わらず「口がでかい!!」(笑)