寒の入り

夜半から台風並みの暴風が吹き荒れる小寒の朝。
まだ家が揺れるほどではないものの、風にヨワヨワのJRが停まっているくらいですから、うるさくて寝直すこともできずにノコノコと布団を抜け出してしまいました。

遅い所でも今日から仕事始め?
寒中お見舞い申しあげます

ようやくうまみが乗って…
●開春 超辛純米 “山田錦” H19BY
やってきた当初は名前やスペックどおりすっきりした飲み口が好ましいお酒でしたけれど、あれから半年、山田錦らしい味わいの厚みを感じさせるようになってきました。
7号酵母のお酒って、やはりこれくらい(時間が)かかってしまうのが泣き所なれど、ひと度そのクリアな味わいを知ってしまうとなかなか他のお酒では満足できなくなってしまう、という燗酒飲みの到達点といっても過言ではない魅力がありまする。
ただし、悪し様にいえば…魔性の酒とも。(笑)

飛び切り燗(55℃近辺)から冷ましながら、松前漬けを頬張りつつ、グビり♪
茹でた豚肉は山葵醤油でパクリとやりつつ、グビり♪
トマトの酸味で口を直しつつ、グビり♪
歳夜からの飲み疲れで少々胃が草臥れているかもと思いつつもグビり♪
「もう半分でいいから、お代わり〜♪」
「だから草臥れるんでしょ!?」
はいはい、お説ごもっとも。(苦笑)


アウトドア擬き

いつもの面々も就労環境の変化でなかなか全員の都合を合わせられなくなり、
今年はとうとう暑気払いも納涼会もできませんでしたから、
「久しぶりに焼くか!?」
と相成ったものの、生憎の雨模様。晴れ女がいないとこうも違う!?

今宵のビールは…
今宵のビールは…

T兄家のガレージをお借りして、バーベキューコンロや鉄板、それにテーブルや椅子のセッティング、下拵えは休みだったT兄家とK兄家、H1兄家にまかせ、予定の時刻にいけば試運転を兼ねた焼初めがはじまっておりました。
あわててビールサーバーと燗どうこを設え、こちらも試運転♪
「すげぇ〜、よく冷えてるなぁ」
と専ら口を出すだけだったH1兄のお毒味が終わる頃には、H2兄やご近所のN妹、R弟夫妻も顔を揃え…
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!

焼き鳥や豚ハツ、海老、帆立、玉ねぎの串焼きはじめ、豚ハラミ、鶏つくね、ソーセージ、烏賊、じゃが芋、かぼちゃ・・・などがどんどん炭火で焼かれまする。
「これ、家で串に刺したの?」「もちろん」「お腹空いたらおにぎりもあるから」
と早速、ワイワイガヤガヤ、ゴキュゴキュの開始♪

今宵の燗酒は…
今宵の燗酒は…

「オレ、燗酒がいいな」「じゃあ、ビールは自分で注いでね」
●開春 木桶仕込生酛 “イ宛” H20BY火入れ
ちゃっかりチェックも兼ねて用意した開春の90%精米生酛。
春に生で見た時にはまだ硬かったけれど、秋まで熟成され、穀物の酒を主張する野性味も加わりましたな。この精米歩合ですからかなりな雑味もあるものの、「これ、わざと味を汚しているの?」という酒もある中、これなら「ワイルドさ」をウリにできるかも。
開け立てということもあって、あまり熱くせずに47〜8℃という熱燗(50℃近辺)手前で。

「これもあるんだぞぉ〜」とH1兄が出してくれたのは、紅ずわい蟹!!
「蟹は要らないけど、甲羅酒つくろうか?」「おぉ、それ、頼む!!」
ならば酒は…
●生酛のどぶ H18BY仕込13号+13.5 瓶燗
ティーオレにさらにミルクを加えた色合いで熟成感もたっぷり♪
甲羅に注いで焼き網に載せ、「湯気が出るまで放っておいて」(笑)
こちらは燗どうこでアチチ燗(60℃近辺)を超えたどぶをグビグビり♪
銚釐から直注ぎでの屋外飲みに、五勺の本きき猪口では小さすぎましたかしら。

仕上げは焼たらば蟹と焼きそば。それにロールケーキとコーヒーまで!?!?
T兄とM1姉、T息子とK嫁。一家総出でのおもてなしに大感謝!!
またやりましょうね。今度は鍋かな!? (笑)


参上仕り候

今を遡ることン十年前は、毎日、ぎゅうぎゅう詰めのディーゼルカーで通った街、三条。
金物・刃物で知られるこの街は昔から “本寺小路” という飲食街でも知られていますが、その一角に燗酒の店が!?
地元ともいえるこの街にまっとうな燗酒が根付いてくれたら、この上なくうれしいこと。

期待の燗星♪
期待の燗星♪

どぶ連” や “華燭の典” と先月から行事が立て込んでおりましたゆえ、遅ればせながらになってしまいましたけれども…
「今度お店にも…」
と足繁く通ってくださる店長との約束を果たすべく、どうせなら…
「たまにはゆっくり飲みませんか?」
と声をおかけしたところ、地元組はじめ、見附や長岡、それに新潟からはいつもの援軍ちゃむさんが馳せ参じてくださいました。

「ビール!!」「オレ、ビールいらない、燗酒!!」
と初っ端からテンションの高い猛者も♪
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
テーブルの上には…
テーブルの上には…
魂の純米
魂の純米

名前入りのお品書きはさておき、一升瓶に貼り付けられ、テーブルやカウンターの随所に置かれている酒のメニューに目をやれば、冷や酒系もあるものの、お馴染みの銘柄がずらり♪

下の写真にはこの時、お燗場に出動中だった群馬泉が写っていませんけれど…
「ここはどこ!?!?」
ってくらい、そうそうたる顔ぶれでしょ!?

燗酒団 -1- 今宵のお酒たち 燗酒団 -2-
前菜盛合せ 活けタコと葉葱の酒盗和えに夕取れアスパラガス 煮アサリの山葵みぞれ
夕取りの茶豆 刺身盛合せ(〆鯖・秋刀魚・カンパチ) 里芋の唐揚げ
地鶏焼き 漬物盛合せにはチーズの麹漬けも 長芋焼き

本間店長におまかせしたアテの数々をいただきながらも、冷し酒御免の燗酒団が繰り出す怒濤のオーダーは最後まで途切れることなく…
たぶんこの一週間の燗酒オーダーより今一夜の方が多かったのでは!?!? (笑)

「あ、終電が!?」
ダッシュでお店を出られたちゃむさん、無事お帰りでしたか?
オサムさんご夫妻ををはじめとする地元組のみなさま。
そしてタクシー組のS水さん、S田さんの蔵人コンビ。
そしてそして、“魂 -Kon-” の本間店長と○○さん。
八月八日。末広がりの “八” 二乗の夜にここ三条でお目にかかったすべてのみなさま、
たいへんお世話になりました。また、ありがとうございました。
このお礼はこれからもまっとうな燗酒をオススメすることで♪


■魂 -Kon-
 新潟県三条市本町2丁目1-31 〒955-0071
 phone. 0256-33-3451
 17:30〜24:00 日曜休み


暇乞い

明日と明後日、正確には今夜半から日曜いっぱいを留守にいたします。
いつものことながらまたもお抱え運転手役を仰せつかっておりまするゆえ、今日は休燗日どころか、完全休肝日!!
あな珍しや!? (笑)

てな訳で、来週までここも放置いたしまする。
コメントへのお返事が遅れてもどうぞお許しくだされ♪

Fetishism♪
Fetishism♪

開春 超辛純米 “山田錦” 7号酵母 H19BY
開け立てはガチガチ。酸やキレは感じられるものの、そのあまりの素っ気なさに…
「見立てを誤ったか!?」
と一時は冷たい汗をかいた小心おやぢなれど…
「おんや、もう!?」
と思いの外に早かった開花に少しの驚きとともに安堵の溜め息を。(苦笑)
冷やでこれならもう大丈夫。飛び切り燗(55℃近辺)から冷まし…
持越しのハタハタとその出汁の沁み込んだ根曲がり竹の歯触りを楽しみながら、早速グビり♪
冷しゃぶと付け合わせの胡瓜・玉ねぎ・湯通しされたレタスは、三杯酢にさらに老梅酢を足して酸味たっぷりの夏向きに。
茄子のソテーには挽肉の餡がたっぷり盛られて、これまた一足お先に…の夏の味。
大根と胡瓜の浅漬けで口を直しつつ定量がお終い。

「もう明日かぁ〜」と悪巧みへの期待に胸躍る夜でした。


あれから45年

「まだ生まれておりませなんだ」
といったところですぐにウソがばれてしまいましょうから…
「ハイハイ、憶えておりますよ、1964(昭和39)年6月16日13:02頃の出来事は」
当時は…

  • 第二室戸台風(1961年)
  • 大雪(1962年)
  • 38-サンパチ-豪雪(1963年)
  • と毎年のように自然災害に見舞われていましたけれど、1964年は…

  • 第19回新潟国体
  • 東海道新幹線開業
  • 第18回夏季オリンピック大会(通称:東京オリンピック)
  • と県や国(当然、JRはまだ国有)を挙げてのおまつりイヤー。
    その春季大会が終わった(6月11日)矢先に起きたのが…あの “新潟地震” でした。
    遠くで濛々と上がる昭和石油新潟製油所(当時)の黒煙を眺めていたあの日から昨日で丸45年。
    あの頃、美少年かどうかはさておき紅顔であったおやぢも今ではすっかり厚顔。
    今日も今日とて、こうして恥を晒しておりまする。(苦笑)

    これ、いけます♪
    これ、いけます♪

    ●開春 生酛純米 “西田-にした-” H19BY火入原酒
    特に原酒という断り書きはありませんけれど、17.5%というアルコール度数は “生酛山口” 火入原酒と同じですから、こちらもそのように付記してあります。

    窮屈な味わいだった開け立てからしばらく経ち、ようやく生酛特有の香りと原酒らしい重厚なうまみとが表に現れてきました。ふくよかなうまみに次いでやや長めの余韻を楽しみながらも最後はスッと切れ、このスペックでこの値段なら十分にお買い得♪

    脂の乗りかけた鰹は酢醤油で。付け合わせのレタス・胡瓜も同様に、口をさっぱりさせつつ、お次は豚の生姜焼きや角煮をアテに、スルスル〜と定量がお終い。
    休前日の気楽さから「お代わり〜♪」となったものの明らかにペースダウン。
    「明日また飲むから、もう片付けて」ととうとう二本目途中でリタイア。
    厚くなる面の皮に反比例するかのように、体力は確実に薄くなっているようで…。

    「あの地震からもう45年ですから」をあらためて実感した夜でした。(汗)


    要精検

    先月受けた健康診断の結果…
    「精密検査を必要とします」
    あぁ、やっぱり落としきれなかったか。(苦笑)

    1. 肝機能に異常あり、消化器内科を受診してください
    2. 中性脂肪が高値、摂取カロリーを控え、肉より魚を食べるようにして、適度な運動を心がけてください
    3. 尿酸高値、食事の摂取カロリーを減らし、高プリン体食品と飲酒を控え、適度な運動も心がけてください

    2.は基準を5mg/dlを超えただけだし、3.にしたって1.2mg/dlほどですから…
    「日常生活に注意を要し、経過の観察を必要とします」
    と、まぁ、ボチボチと…で足る程度なれど、呑兵衛なら誰しも臑に疵持つ身となる肝機能は…

    γ-GTP:105U/l【参考基準値:55U/l以下】

    なんだ、ダブルスコアに届いていないじゃない!? (笑)
    健診の前々日から休肝日とするはずが、某番組のおかげでしっかり燗をつけてしまい、前日になってようやく休燗、350缶1本で終わったにしては上々ってもの。
    何せピーク時には300U/lオーバー目前!!
    「まだ楽していますね。メーカーの営業なんて、400がザラですよ」
    と某酒類メーカー営業氏に揶揄されて以来の底値ですからぁ。(爆)

    一人足りませぬ (汗)
    一人足りませぬ (汗)

    ●開春 純米 “生酛山口” H19BY火入原酒
    きき酒した20BY生原酒はやや味が多く、どんよりしたところもありましたけれど、19BYのこちらは開け立てから程好いうまみ。二千台半ばという値付けも値頃感がありまする。これなら普段飲みの一本に加えてやってもいいでしょう。
    ただし、秋まで待つとまた変貌するかもしれませんが…。(汗)

    ●開春 生酛純米 “西田-にした-” H19BY火入原酒
    如何にも生酛という香味は “生酛山口” よりもこちらが感じやすいですな。
    酵母無添加とありますが、分析するとたぶん7号がいるのでは?という味わいで、燗をつけても諄さはありませぬ。
    フワ〜ッと鼻に抜ける生酛特有の香りとスキッとキレる後味。
    やはりイチ押しはこれ♪

    ●開春 超辛純米 “山田錦” 7号酵母 H19BY
    開け立ては19BYとは思えないほどガチガチで、素っ気なさだけが目立ちまする。
    とはいえ、7号らしい酸やキレはしっかり感じられますし、味わいはきれい。
    速醸版 “開春” の代表として選んだ本領を存分に見せてくれるまで、当分、忘れることにしましょ♪ (苦笑)

    あ、そういえば…
    今日はカミさんの誕生日!!
    静かに…でき得る限り静かに…この話題に触れないようにしましょ。(爆)