8

梅雨も明けないままこよみだけは8月に…。

終戦のわずか二週間前に被災した空襲でまちの80%が焦土と化し、犠牲となった1,470余名の鎮魂と復興を願ってはじまった長岡まつりも60余年経った現代では、“日本一の大花火” がその代名詞として取って代わった感がありまする。
今年は “天地人” ブームも追い風となって、明日・明後日はたいへんな人出となりましょうが、両日とも夕刻から傘マークの予報のお天気がちと気がかりですな。

8といえば、遅ればせながらこちらも♪

麦酒編♪
麦酒編♪

もやしもん 8 石川雅之 (講談社イブニングKC)

写真は帯カバー付きですが、クリックするとカバーなしも♪
ただし、期待するようなものではありませぬ。(笑)

さて、中身は全編、麦酒一色♪
紹介されている見た目はピルスナー、スタイルはペールエールという “Brugse Zot(ブルッグス・ゾット)” って、うまいのかなぁ…と思ったり、コワイモノ見たさにランビックも試したい気にはなるものの、いざ買おうとするとロットが大きくてまたしても不良在庫になりかねませんし、輸入ビールは誰が儲けているのか案外高いのよねぇ…
と読み進めていたら…
「あらま!? もやしもんからのお願いにのったの?」という一コマが♪

一コマ立ち読み♪
一コマ立ち読み♪

NiigataBEER缶でお馴染みのロゴとマスコットを見せられたら…やはり浮気せずに素直にこれを!? (笑)

『ビン内での自然発酵による熟成ビールを気軽に飲んでいただく』がコンセプトの新潟麦酒。とにかく熟成命で「本来ジャブジャブ系のケルシュをビン内熟成させちゃおう」という意欲的な試みも行われています。玄人好みなのかな

という評が巻末の “おまけ2” にありますけれども、いわれるような玄人好みではなく、どなたにも飲め、またどなたにも飲んでいただきたい、極めてまっとうな “麦の酒” であることをあらためて申し添えておきまする。


化かし合い

今風の清涼飲料水?
今風の清涼飲料水?

過去にも似たような商品は数多くあったものの、あの “ホッピー” ですら0.8%と1%未満とはいえアルコールを含んでおりますから、昨今の飲酒運転への社会的批判の高まりや罰則強化と相俟って、世界初の “アルコール分0.00%!!” をウリにしたビールテイスト飲料がヒット商品となりつつあるようですな。

【キリン ニュースリリース・CM】

  • 予想を大幅に上回る好評により、当初予定の2.5倍に上方修正!
  • 増産!← QuickTimeムービー
  • さらに、二匹目のドジョウを狙って、9月からはアサヒも参入するとか。
    asahi.com
    然れど、お知り合いの方々の反応はあまり好ましいものではありませぬ。
    「はてさて?」と裏ラベルをよぉ〜く見やれば…

    【原材料】
     麦芽・食物繊維・果糖ぶどう糖液糖・ホップ・酸味料・香料
     調味料(アミノ酸)・酸化防止剤(ビタミンC)・苦味料

    「おやまぁ!?」
    昨今の清涼飲料はもちろん調味料をはじめとする食品や内食・中食・外食の各シーンでお馴染みの化け学の所産でありましたか。酒でいえば合成清酒ですから、お知り合いの反応も…然もありなん♪

    ビール!?
    ビールなの!?
    翻って…
    「それって、まるっきりビールじゃない!?!?」
    という不器用、かつ愚直な代物も♪

    その秘密は…酵母無添加。どこぞのお蔵のように「それでも酵母が入ってしまう」ことを望んではおりませぬゆえ、完全無発酵♪ (笑)
    ただし、そのためにここの持ち味である発酵で得られた以外は “炭酸ガスを足さない” というポリシーに反し、すべて吹き込まれた炭酸ガスですから、ガスっ気をかなり感じますし、若ビールのような青臭い香りも強いものの、変な後味が残りません。
    ホンモノのビールとは比べようがありませぬが、同じ「飲めないっ!!」我慢を強いられるにしろ…少しでも!?

    ※写真をクリックすると… 😉


    +3/3

    日置桜 純米吟醸“伝承強力” -7号酵母-

    目標!! 北緯40°43′43″・西経73°8′10″辺り。
    14時間の時差の彼方のラベルにロックオン♪ (笑)

    海の向こうでさえまっとうな燗酒を飲ませてくれるお店があるのですから、望めばいつでも手に入る国内組も負けてはおれませぬな。

    てな訳で…箱根駅伝の号砲とともに本年も始動♪
    8時45分(JST)、早速おチャケが到来。(笑)

    といっても、これ、地元用ですし、予約分しか仕入れておりませんから、ここに登場することはありますまい。



    さてさて、みなさま、どんなお正月をお過ごしでしょうや?
    ここをご覧いただくすべての方が『酔い年』となっておられますことをお祈りいたしますが、我が家も二年詣り組が戻ってくる時刻になって一番娘が。そして、三年ぶりに閏秒が足された元日の宵になって二番娘が戻り、ようやく一家の顔が揃いました。

    では、早速…おチャケおチャケ♪という段になって、「あれぇ〜、空っぽ!?!?」
    年夜に三番娘のリクエストで開けたばかりの…
    ■群馬泉 超特選純米酒
    ■生酛のどぶ H17BY仕込20号 +11

    が2本ともスッカラカン!! 「誰が飲んだんだぁ〜」の声のみ虚しく響くあばら屋。
    然らば…

    日置桜 純米吟醸“伝承強力” 裏貼り■日置桜 純米吟醸“伝承強力”7号酵母仕込 H17BY
    ラベルは一緒でもこのBYは…海外にはありますまい♪
    それもそのはず、いつの間にやら二年を超して…。(汗)
    「確保願えませんか?もうなくなりますが、困るのです」というメールを先日もいただきながら、ごめんなさい、年明けの酒として1本減らしてしまいました。(笑)

    暮れに一箱用意したばかりの “明治のラガー” も底をつき、こちらも麦の酒、“新潟麦酒” や “シメイ・ブルー” を補充。
    となれば…
    相棒” を見ていたはずが二夜連続での沈没となったのも無理なからぬことと…。orz
    おかげで初夢の記憶もありませぬ。(苦笑)

    おっと、お仕事お仕事♪ あ〜んど、年賀状!?!? (激汗)


    ここ飲み屋かい?酔譚

    冬至の夜なのにカボチャも食べず、柚湯にも入らず、ただひたすら呑むべし♪ (笑)

    「狭くて、しかも散らかっていても良ければ…」の引っ越してから初の “ここ飲み屋かい?” へお越しくださったのは…
    新潟市内長岡市内へはなかなか行きづらい県央組、K茂さん・K崎さんご夫妻。
     

    JUS de RAISIN GAZEIFIE Nice couples

    乾杯は…「これ、もやしもんで…」とわざわざ掲載されていたコミックス第6巻もご持参いただいた、“JUS de RAISIN GAZEIFIE” の2007。グラン・シャンパーニュ地区のコニャック、ポール・ジロー。そのコニャックを造るぶどう(ユニブラン)を搾ったまま瓶に詰めた無添加スパークリングジュース。世にも稀な珍品とはいえ、アルコールのない乾杯は初めてですな♪
    ちなみにお味の方は…「えっ、りんごジュースじゃないの!?」と感じたほど。

    まずは “新潟麦酒” の “ゴールデン・ケルシュ”・“ゴールデン・エディンバラ”・“エスプレッソ” に加え、“ブルックリン・ラガー” の四種飲み比べ。
    「ビール、苦いのがダメなんですよ」というK崎さんの奥様までもが…
    「あれれ、それ、飲んだの?苦いでしょ?」
    最もホッピーな “ブルックリン・ラガー” さえも「おいしいんですね」と。
    「たぶんホップの苦味よりも炭酸ガスの刺激が苦手なのでは?」「そうかも」
    「うまいっ」「泡がきめ細かい」「おいしい」の声を聞きながら、こちらは…
    “ジュ・ド・レザン” のユニークな味わいにいたずら心が。
    “ロンリコ151” とブレンドすれば、「ラム・レーズンだぁ〜♪」
    「バニラアイス、浮かべる?」とカミさんも悪乗り。(笑)

    さて、いよいよ本番。「初めて」という “辨天娘” から燗酒の宴に…。
    ■辨天梅 H16BY六番娘 “玉栄”純米吟醸
    ■辨天梅 H16BY二番娘 “玉栄”純米
    ■生酛のどぶ H17BY仕込14号 +9
    ■鯉川 “亀の尾”純米吟醸うすにごり酒 H19BY
    ■鶴齢 “美山錦”無濾過生原酒 H15BY
    ■鶴齢 “山田錦”無濾過瓶燗 H15BY
    ■羽前白梅 純米梅酒“梅湧水” (18.5詰)

    辨天娘 辨天娘
    生酛のどぶ 鯉川 羽前白梅

    写真を撮り忘れましたけれど、料理はいつもの仕出し屋さんに♪ → 過去の写真
    我が家の定番、豚肉・ナメコ・長葱・豆腐の鍋にも純米酒タップリ♪
    最後は30年熟成の “黄金みりん” やその柳陰にごりヴァージョンも。
    いただきものの “愛宕梨” をつつきながらも話はまだまだ続くのでありました。

    K茂さん、K崎さん、遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
    またやりましょ♪
    って、次は本寺小路? (笑)


    猿真似

    どぶブレンドこの薄らと濁った赤茶色の液体。紅茶でもなければ烏龍茶でもない。もちろん長期熟成の梅酒でもありませぬ。

    然らば、その正体は…

    時差 −(マイナス)14時間の海の向こうで「ミラクルだぁ〜!!」とはしゃぐ姿を黙って見過ごすほど人間ができておりませぬゆえ、早速やってみました。
    どぶ+麦酒♪
    どぶ・麦酒あちらの写真が小さいためにアバウトながら同じ仕込号数と思われる “どぶ” なれど、『旨口』印と日本酒度『+9』は本国ならでは。(笑)
    合わせる麦酒はもちろん我が家の定番♪

    ■生酛のどぶ H17BY仕込14号+9【旨口】
       +
    ■新潟麦酒 ゴールデン・エディンバラ(Al.8%)

    アチチに煮た “どぶ” にぬるい “ゴールデン・エディンバラ” を注ぎ、ブレンドの割合をいろいろ試してみると…
    どれも大ハズレはないものの、麦酒と生酛特有の風味ともに感じられる 1:1 くらいが最も面白いかと。麦酒由来の華やかな香りと生?の酸味が絡んで、まるで干しぶどうを彷彿させるような味わいが生まれまする。
    が、やはりこれは『酒』単独で味わうものであって、食中酒には不向き。
    そうした意味合いからも、この日のようにスターターにもってこいですな。
    お後はもちろん…
    ウマウマの…どぶ祭。(笑)

    上澄みだけだとあの特有の “睡龍臭” も強く、まだ渋さを感じさせましたが、よぉ〜く混ぜてからの “煮どぶ” は誰にでもわかりやすいうまみが…ボンッ・キュッ・ボンッ!! (笑)
    途端に杯と箸の開店が急加速されたことはいうまでもありませぬ。

    以下、ジェニファーへの伝言 (爆)
    日本の地ビールも捨てたものじゃありませんから、帰国後にぜひお試しあれ♪
    なお、この【旨口】の確保が必要なら、いつものように暗号文で。(笑)


    爆発だぁ〜!!

    それが芸術ならこの方の出番
    そして、日本酒なら数多の活性にごり酒で起こり得る、あの現象。
    まさか麦の酒で実体験することになるとは…。

    今夏の最高気温を記録した日。然しもの燗酒狂も「たまにはビールでも…」という気分で、大手メーカーの基準なら賞味期限切れになる熟成期間(8ヶ月)を経たこれを持ち帰ったまでは良かったのですが、いざ開栓♪と王冠を少し持ち上げた途端、プシュ〜ッ!!
    「あわわわわ〜っ !?!?!?!?」

    容器充填時に炭酸ガスを足さないここにしては珍しく、強烈な泡の吹き出しで食卓の上に飛び散る褐色の液体。瓶を持つ手にも次々に伝わり落ちます。
    一瞬動転したものの、すぐさま貧乏性がフォロー。手元にあった深皿に瓶を入れ、溢れ出るビールを受け止めておりましたけれど、噴火が収まった後の食卓には褐色の水たまりが…。
    あぁ、勿体なや勿体なや。orz

    新潟麦酒■新潟麦酒 ゴールデンエディンバラ
    まるで赤提灯のコップ酒よろしく、受け皿にこぼれたビールもグラスに移し、グビり♪
    「うんめぇ〜〜〜♪」と山羊おやぢ。(笑)

    モルトのうまみとホップの穏やかな苦味(くみ)のバランスも良く、まさしくブリティッシュダークエールですな。加えて、高アルコール度数がもたらす重厚感。この濃醇なうまみはやはりプレミアムタイプ(アルコール分8%・賞味期間2年)でしか味わえないもの。

    非補圧・瓶内二次醗酵という宿命ゆえ、醗酵が不完全だと炭酸気もないただの麦ジュースに成り下がってしまう “新潟麦酒” ですから、温度管理もせずに放置し、「飲む直前に花冷え(10℃近辺)から涼冷え(15℃近辺)ほどに冷す」を基本にしていましたが、ここまで完全に醗酵すると活性にごりと同じことが起こるとは…。
    しかも濾過が緩いだけあって、しっかり濁って透明度ゼロですから…
    まさしく活性にごり麦酒♪
    おかげで一つ利口になりました。(笑)

    そしてさらに、騒ぎが収まった後にやってきたカミさんに「飲む?」と問えば「否」という返事があろうはずもなく…
    「キャ〜!?!?」という声とともに再び…。(爆)

    ■鷹勇 特別純米酒 H16BY
    その時おやぢは、豚肉の葱味噌炒めをアテに「今の時季なら3〜4日で」という予想どおりに開いたこれをアチチ燗(60℃近辺)から冷まして酌みつつ、必死に笑いを堪えておりましたとさ。
    お主も悪よのぉ〜♪ (笑)


    夏遠からじ

    車に乗っていると走っている時はいいけれど、停まった途端に頭がジリジリ。
    すっかり初夏の陽気に堪らずビールを♪
    「こんな味だったっけ?」
    久しぶりに飲んだギネス。苦味はあるけれど、味わいが平板でふくらみがない!!
    素直にエスプレッソにすれば良かった。orz

    気を取り直して燗酒に…。

    秋鹿■秋鹿 山廃特別純米“山田錦” H16BY
    気がつけば、こいつも三年寝太郎♪
    甘ったるさや余計な香りもなく、酸の利いた味わい。
    「ヤバいなぁ、箸が止まらないぞ」
    あの山葵漬をアテに “秋鹿” をグビり。
    鰹のタタキはにんんく醤油に酢を足して。
    ワラビも酢に浸してから、歯触りとヌルッとした粘りを楽しみまする。
    豚肉とピーマンのトマト煮もトマトの酸がしっかり利いていて、○。

    こんなに酸っぱいものばかりを欲しがるなんて…
    「まさか、できた?」
    と緩んできた下っ腹に目をやったところで…
    「ある訳ないでしょ!?」(爆)


    合掌

    5月1日、その昔は母校の創立記念日でありましたが、昨年より故上原浩先生の祥月命日として刻み込まれておりまする。
    800kmの彼方ゆえ、まだお墓参りも叶いませぬが、独り三回忌を。

    西に向かって手は合わせたものの、読経抜きでいきなりお斎。(苦笑)
    この陽気でさすがに喉が渇いておりましたから…

    ■新潟麦酒 エスプレッソ
    瓶内での二次醗酵もしっかり進んでくれたようで、いい熟成具合♪
    しかも炭酸を補圧していませんから喉への当たりもやわらかく、ビール本来の味わいを楽しめる稀少な国産ビールです。冷し過ぎは禁物ですから、当然、ぬるめ♪

    ■ひこ孫 純米吟醸 “上槽中汲” 無濾過生原酒 H18BY
    槽口あの日、“槽口” から流れ出ていたのは…
    「これ、吟醸」と亀専務がボソッとつぶやいた後、おもむろに…。
    あの “一文字” シリーズになるお酒ですが、実は “神亀” で一番苦手です。だって、「苦っ!!」「渋〜い!!」で、とてもすぐには飲めませんもの。そして、貯蔵温度が高いと生老ね香がきついですし…。

    といいつつ、確か昨年三月にチョッピリきき酒した後、常温に放置されていました。(汗)
    「おやまぁ、うまいじゃない!?」
    生臭はあるものの、熟成香のおかげで気になるレベルではなく、思ったよりずっと味乗りも進んでいます。どうやら、此度は博打が功を奏したようですが、あくまでも偶然ですからねぇ。追随するのは結構ですけど、あくまでも自己責任で。(笑)

    「せいぜい熱燗くらいか」と加減したものの、この陽気で飛び切り燗(55℃近辺)超になってしまいましたけれど、心配無用。崩れを見せることなく、ふくよかなうまみをしっかり伝えてくれますが、うまみがあり過ぎ!!
    悪くいえば、味が汚いってことですな。
    “神亀の吟醸” の真味を味わおうとしたら、やはり無理せずにきちんと低温で貯蔵熟成させた方がよろしいかと。

    アテは、切干し大根の煮物にもう一品、身欠き鰊と筍・蕗の煮物。
    身欠き鰊が入ったら精進料理になりませぬな。X-)
    といいつつ、肉もしっかり食べていましたから、結局いつもの晩酌!? (爆)


    緊急ここ飲み屋かい?

    Scene「良かったら今夜、鍋でも…」
    と一番ご近所の飲み仲間、Yさんからの電話があったとなれば、こりゃ、頑張って仕事を終わらせないと…。

    「こんばんは〜♪」
    と時間どおりに隠処を訪ねてくれたYさん。そして、その手には土鍋や材料とともに一本の甕が…。
    「これを一緒に飲みたくて」


    隠処1階にて、土鍋に豆乳を投入♪(笑)
    温まるのを待ちながら、“秋味” でかんぱ〜い♪ そして、いよいよ…

    ■某かめぐち酒 H17BY
    もち米四段本醸造、アルコール度数19%台。冷蔵庫に入れられていたとはいえ、生老ねはもちろん、味わいに厚みも深みもない。甘だけが残骸のように…。
    顔で笑って心で泣くを地でいきながら、5勺きき猪口で何杯かおつきあい。X-)
    酔うためだけの酒はつらいですなぁ。甕酒ならぬ亀酒だったら…。(笑)

    「お、出た出た」と湯葉ができあがったところへ牡蛎を入れて…
    「もうちょっと、もうちょっと」と鍋奉行はYさんにおまかせ。:-)
    「いいですよ〜、湯葉をからめて、出汁醤油を一垂らし」「うま〜い♪」
    「でしょでしょ。次、牛肉いきま〜す」「ピンクになったところで…」
    食べながら飲みながら…と口と手を休めることなく、Yさん、次々に材料を。
    「豆腐と若布でいきましょ」
    いやぁ、酒はともかく、マメな人がいると楽ちん楽ちん♪

    鍋が一段落したところで…
    「紹興酒のお燗は平気?」「台湾で飲んだような古いのなら」
    と隠処でやるからには、こちらの嗜好に引きずり込まねばなりませぬ。
    「陳年紹興酒もあるんだけどさぁ」

    鷹勇■鷹勇 山廃純米60%原酒 H9BY
    開栓してから一年以上も常温で放置され、金色からやや褐色に近づいてきたこれを飛び切り燗(55℃近辺)にし、タンポから徳利に移すと、あっという間に飲み頃に。
    「どう、口に合う?」
    「甘いといっても甘さの次元が違うんだ!?」
    「冷やとこれ、どっちにします?」
    「これもらいます。いいわ、これ」
    幻の一本をすっかり気に入ってくれたご様子。

    アテは、蛸の頭、鰺、メジマグロ、天然鰤の刺身。
    レタスにトマト、モッツァレラ、生ハムのサラダにポテトサラダも盛り合わされて。
    春雨の中華サラダや水菜・レタス・玉葱のサラダ。
    とサラダのオンパレード。女性軍の手が加わるとヘルシーですこと。
    よぉ〜く漬かって酸味が出はじめた白菜や煎った銀杏などなど。

    こうなれば、酒の強いYさんともどもグビグビモード♪
    「あたしにも」と横からY奥様と “新潟麦酒” の缶を飲んでいたカミさんの手が…。
    「これは色見本♪」とカウンター裏で訪れる方々をさんざん驚かせてくれたこれ。
    ほとんど減っていなかったのに一気にここまで。orz

    「わぉ、もうこんな時間!?」「じゃあ、仕上げしますか?」

    ■新潟麦酒“アイスビア”
    初自腹の夜でした。(笑)


    くうぅ〜 きくぅ〜

    「オイ、この前のビール、どうした!? 金、払っただろ?」
    仕事帰りのH1兄にそういわれるまで、他のは届けておきながら代済みのこれだけ、
    うっかりすっかり忘れていましたぁ。orz

    「ごめんねぇ」と目の前に置いたら「お、これか!? どんな味か、楽しみだなぁ」
    「だよねぇ。たまに飲ませてくれてもバチ当たらないよ」「じゃあ、味を見るか」
    といわれた瞬間にはグラスを用意して、気が変わらない内にプシュッ♪ (笑)

    新潟麦酒■新潟麦酒 アイスビア
    容器充填時にもガスを足さない新潟麦酒ですから、泡立ちはごく僅か。同社のケルシュ系の華やかな香りと濃いうまみ。そして、少し経つと胃から食道を駆け上ってくる熱い刺激。
    二人揃って「おぉ〜!?!?」と声が…。(笑)

    「氷結濃縮製法」ならではの麦汁濃度とアルコール度数(10%)の高さがもたらすコク味。「瓶内発酵・瓶内熟成」がウリの新潟麦酒で普段おすすめしているスペシャリティ以上の濃醇さが際立っています。こりゃ、面白いですな♪
    「うまいなぁ。それにしても、きくぅ〜!!」
    喉越しだけでは味わえないビールとしてのグラマラスなうまみに悩殺されそう。(笑)

    値段も330mlで1,200円(税込)とちとどころか、かなりグラマラスですが…
    銀色はもちろん、鯛を抱えた薄ビールの中ジョッキ2杯よりもはるかに価値あり♪


    日置桜■日置桜 純米 “生酛強力” H16BY
    今年5月の詰なれど、開け立てでは…まだまだゴツいこと。
    良く間違えられる名前どおり「強力(きょうりょく)」。(笑)
    そして、これまた良く間違えられる「甘みだけがうまみ」ではないってこと。これは、そんな見せかけのうまみ、甘を取っ払った酒の醍醐味を教えてくれる大人の酒…
    のはずなのですが、一体いつになったら!? (苦笑)

    「もう一年は…」などといわれたら、酒よりも先にこちらの方がへたりそう。X-)

    アテは紅ますのコシヒカリ麹漬け。甘さ控え目で肴にもなりますが、ノルウェー産かぁ。とはいえ、彼の地の養殖技術は世界でも最たるものらしいですから、うまければ良し!?
    鶏のカレーカツ。カツカレーではなく、カレー風味の衣がつけられたカツって…予想どおり風味はさも取って付けたというカレー擬きな上に、あれがたっぷり。orz
    付け合わせのレタスや持越しの野菜のサワー煮、そして “日置桜” でベロを洗って…。
    こっちの方も強力クリーナーという “生酛強力” な夜でした。:-)