遠くへ行きたい

大した降りではなかったものの二日続きの雨で桜もだいぶ散ってしまい、淡い緑の新葉が目立ってきました。
今年は桜前線の動きが急でとても車では追いつけそうにありませぬが、例の『日本全国、1,000円で乗り放題!!』を使ってのゴールデンウイークを楽しみにしておられる方々もおられることでしょう。

然れど、野党の無料案に対抗しての急拵えとはいえ、お題目どおりの『景気刺激』を目論むならば、なにゆえの『土日祝日』限定なのでしょうや。
なるほどお役人を筆頭に多くの人々は『土日祝日=休日』でありましょうが、休日に移動する人々を受け入れる側にとっては猫の手も借りたい書入れ時。休めるはずがないのは自明の理でありまする。その人たちが休めるのは、当然、平日ということになると、せっかくの『景気刺激』策の恩恵に与れないという不公平を生むことになりまするが、この案を作ったであろうお役人の目には彼等の存在は映らなかったのでしょうか。
休日のみならず平日も使えれば彼等はもちろん、休業日を増やして辛うじて息をついでいる不況業種にお勤めの方々も土日祝日に囚われることがなくなり、早速引き起こされた週末渋滞も多少は緩和されるでしょうに…。

末端まで行き渡ってこその『景気刺激』でしょうし、休日への集中を回避することは経営に携わる者なら誰しもが望むであろう業務の平準化に他なりませぬ。どんなに赤字になっても潰れることがないため、そうした民間なら当たり前ともいえる感覚を知る由もないのかもしれませぬが、『国民目線』を声高に喧伝するならば、もっと庶民の暮らしぶりを知ること、そして無駄を廃し、かつ公平な施策を講ずることに真摯であれ、と切望いたしまする。
その実…
「オレだって、1,000円で出かけたいんだよっ!!」(爆)

不請不請なれど、決まりは決まり。せっかくですから…
休める方々はETC割引を使ってどんどん遊びに来てくだされ♪
ついでに差額でおチャケを買ってくださると、1,000円で出かけられる日がおやぢにも来るかも。(笑)

次から次へと…
次から次へと…

●羽前白梅 純米 “尾浦城” (19.8詰)
花見酒を楽しむにもやはり桜より梅が先とこじつけて久しぶりに開けてみたものの、これがガチガチ。
燗をつけると熱燗(50℃近辺)から上燗(45℃近辺)ほどで “尾浦城” らしいシャキッとした酸を感じさせる温度があるとはいえ、その帯域が極めて狭く、さらに下がるとまた素っ気なくなってしまいまする。
「う〜ん、かなりしぶとそう」
まぁ、開け立てですからしょうがありませぬ。たっぷり空寸をつくって、気長に待つことにしましょ。捌けの良さ、後味のきれいさからして、きちんと開いた時にはこの酒ならではの楽しみが待っているでしょうから♪

地の鰈のソテーと付け合わせのグリーンアスパラをアテに “尾浦城” がスルスルとなくなり…
さつま揚げとキャベツ・茸の煮物もあることですし、もちろん「お代わり〜♪」

それにしてもまた暖房が恋しくなるような寒さですこと。
半袖になったり、着込んだり、忙しい時候ではありまするが…
どうぞ風邪など召されませぬよう、まっとうな燗酒でしっかり体内から消毒を♪ (笑)


「イヤだ!!」と云おう -続・そんなツケは真っ平御免-

Scene
今回の停止により電力不足に陥るといわれている柏崎刈羽原発だが、そのために運転再開が優先されるとしたら、本末転倒も甚だしい。人命よりエネルギーが尊重されるなんぞ、以ての外であり、決してあってはならないこと。国家とは誰のためにあるのか。子どもでも分かりそうな根本的な理念を忘れているとしか思えない一連のおバカぶりを、このTBSラジオのコラムが糾弾している。

こと東電に関しては、過去にも隠蔽や誤魔化しをさんざん繰り返しておきながら、まったく懲りていないことは今回のトップの物言いからも明らかだ。きっと木川田さん平岩さんは草葉の陰で嘆いているに相違ないだろうが、問題は、馬鹿の一つ覚えで「想定外」を繰り返す今の東電が、原発を稼働させるだけの適格性を備えているかどうかであり、それを判断するのは、国や原子力安全・保安院などの原子力関連組織、調査委員会でもなければ、当該自治体や都道府県でもなく、事故の際に害を被る住民でなければならない。

そのためにも、巻町(現新潟市西蒲区)角海浜に設置が予定されていた東北電力巻原子力発電所を計画廃止に追いやり、その後、全国各地で巻き起こった住民運動の先鞭となった “巻原発・住民投票を実行する会(略称、実行する会)” が成し遂げたことの意義を今一度噛み締め、「イヤだ!!」という一人一人の小さな声を積み上げていく必要があるだろう。

本来ならば住民の代表たる議会議員がいち早くそうした声を吸い上げ、発議すべきであろうが、今の市町村会議員や県議会議員にその気概を持つ者がいるだろうか、遺憾ながら甚だ疑問であるし、況んや私利と党利に奔走するだけの国会議員には望む可くもないことであろう。
農耕民族の宿命なのか、古来、お上に逆らわないことを良しとしてきた、そのいじけ蟲と訣別しなければ、この国はますます “美しい国” から遠ざかってしまう。
折しも参院選真っ只中。結果次第では衆院選もあり得るといわれる恰好の機会に、たかが一票、されど一票を無駄にしないこと。一人一人の「イヤだ!!」を小さな声のままで終わらせないためにも、まずはその一票からしかはじまらないことを国民すべてが肝に銘じよう。

そして、今のところ奮闘しているように見える泉田知事には、県民による住民投票の実施など、さらに踏み込んだ施策を実現させて欲しい。適格性が欠落している東電に対し、柏崎刈羽原発の閉炉・廃止を突き付けるための真の民意の形成。そのリーダーシップをとってこそ、県行政の長としての責務を果たすことになるはずだ。
県民のためにも、政治やお役所の柵にとらわれず、より大胆な発想と一層の奮闘を望む。

ここまで書いてもなお、エネルギー政策上原発は不可欠というのなら、首相官邸や国会議事堂、そして霞ヶ関の地下に作っては如何かと思う。さあ、果してその主たちに東電に身を預けるだけの度胸があるや否や。(笑)

と昨日に引き続いて、チョッピリ社会派気取りのおやぢ。X-)


そんなツケは真っ平御免

東電柏崎刈羽原発

7月16日(月)10:13頃に発生した “新潟県中越沖地震” 以来、あらためて全世界の耳目を集めている東京電力(以下、東電)柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原子力発電所(以下、原発)だが、国内のメディアがこぞって第3号機の変圧器から立ち上る炎と黒煙だけを報じていた頃、もっと恐ろしい光景をCNNは世界に向けて発信していた。第九管区海上保安本部も “平成19年新潟県中越沖地震関連” 情報の中で公開している第3号機原子炉建屋が噴き出した水蒸気で包まれている場面がそれだが、同じ写真を使いながら翌日の “新潟日報” も火災と黒煙だけで、この水蒸気には何ら触れていない。
そして、これに関しては未だに、当事者である東電からも、原子力行政を推し進めてきてきた国からも、一言の説明もなされていないのではなかろうか?

あちこちのblogでも取り上げられている今回のトラブル。当初、IAEA(国際原子力機関)の調査を断った政府はその後、泉田新潟県知事の要請を受け、渋々重たい腰を上げることに。泉田知事のこれこちらの言葉を借りるまでもなく、ことあるごとにいわれながら、東電も政府も危機管理がまったくなされていない、という実態を無様に曝し続けたこの一週間。相も変わらず地域住民、ひいては国民にツケを回すだけの御為倒し。この国はいつまでそれを続けるのか。

唯一の被爆国としてそれを風化させないことはもちろん、あのチェルノブイリの悲劇を忘れたとは決していわせてはいけない。

とチョッピリ社会派気取りのおやぢ。X-)