参上仕り候

今を遡ることン十年前は、毎日、ぎゅうぎゅう詰めのディーゼルカーで通った街、三条。
金物・刃物で知られるこの街は昔から “本寺小路” という飲食街でも知られていますが、その一角に燗酒の店が!?
地元ともいえるこの街にまっとうな燗酒が根付いてくれたら、この上なくうれしいこと。

期待の燗星♪
期待の燗星♪

どぶ連” や “華燭の典” と先月から行事が立て込んでおりましたゆえ、遅ればせながらになってしまいましたけれども…
「今度お店にも…」
と足繁く通ってくださる店長との約束を果たすべく、どうせなら…
「たまにはゆっくり飲みませんか?」
と声をおかけしたところ、地元組はじめ、見附や長岡、それに新潟からはいつもの援軍ちゃむさんが馳せ参じてくださいました。

「ビール!!」「オレ、ビールいらない、燗酒!!」
と初っ端からテンションの高い猛者も♪
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
テーブルの上には…
テーブルの上には…
魂の純米
魂の純米

名前入りのお品書きはさておき、一升瓶に貼り付けられ、テーブルやカウンターの随所に置かれている酒のメニューに目をやれば、冷や酒系もあるものの、お馴染みの銘柄がずらり♪

下の写真にはこの時、お燗場に出動中だった群馬泉が写っていませんけれど…
「ここはどこ!?!?」
ってくらい、そうそうたる顔ぶれでしょ!?

燗酒団 -1- 今宵のお酒たち 燗酒団 -2-
前菜盛合せ 活けタコと葉葱の酒盗和えに夕取れアスパラガス 煮アサリの山葵みぞれ
夕取りの茶豆 刺身盛合せ(〆鯖・秋刀魚・カンパチ) 里芋の唐揚げ
地鶏焼き 漬物盛合せにはチーズの麹漬けも 長芋焼き

本間店長におまかせしたアテの数々をいただきながらも、冷し酒御免の燗酒団が繰り出す怒濤のオーダーは最後まで途切れることなく…
たぶんこの一週間の燗酒オーダーより今一夜の方が多かったのでは!?!? (笑)

「あ、終電が!?」
ダッシュでお店を出られたちゃむさん、無事お帰りでしたか?
オサムさんご夫妻ををはじめとする地元組のみなさま。
そしてタクシー組のS水さん、S田さんの蔵人コンビ。
そしてそして、“魂 -Kon-” の本間店長と○○さん。
八月八日。末広がりの “八” 二乗の夜にここ三条でお目にかかったすべてのみなさま、
たいへんお世話になりました。また、ありがとうございました。
このお礼はこれからもまっとうな燗酒をオススメすることで♪


■魂 -Kon-
 新潟県三条市本町2丁目1-31 〒955-0071
 phone. 0256-33-3451
 17:30〜24:00 日曜休み


遠くへ行きたい

大した降りではなかったものの二日続きの雨で桜もだいぶ散ってしまい、淡い緑の新葉が目立ってきました。
今年は桜前線の動きが急でとても車では追いつけそうにありませぬが、例の『日本全国、1,000円で乗り放題!!』を使ってのゴールデンウイークを楽しみにしておられる方々もおられることでしょう。

然れど、野党の無料案に対抗しての急拵えとはいえ、お題目どおりの『景気刺激』を目論むならば、なにゆえの『土日祝日』限定なのでしょうや。
なるほどお役人を筆頭に多くの人々は『土日祝日=休日』でありましょうが、休日に移動する人々を受け入れる側にとっては猫の手も借りたい書入れ時。休めるはずがないのは自明の理でありまする。その人たちが休めるのは、当然、平日ということになると、せっかくの『景気刺激』策の恩恵に与れないという不公平を生むことになりまするが、この案を作ったであろうお役人の目には彼等の存在は映らなかったのでしょうか。
休日のみならず平日も使えれば彼等はもちろん、休業日を増やして辛うじて息をついでいる不況業種にお勤めの方々も土日祝日に囚われることがなくなり、早速引き起こされた週末渋滞も多少は緩和されるでしょうに…。

末端まで行き渡ってこその『景気刺激』でしょうし、休日への集中を回避することは経営に携わる者なら誰しもが望むであろう業務の平準化に他なりませぬ。どんなに赤字になっても潰れることがないため、そうした民間なら当たり前ともいえる感覚を知る由もないのかもしれませぬが、『国民目線』を声高に喧伝するならば、もっと庶民の暮らしぶりを知ること、そして無駄を廃し、かつ公平な施策を講ずることに真摯であれ、と切望いたしまする。
その実…
「オレだって、1,000円で出かけたいんだよっ!!」(爆)

不請不請なれど、決まりは決まり。せっかくですから…
休める方々はETC割引を使ってどんどん遊びに来てくだされ♪
ついでに差額でおチャケを買ってくださると、1,000円で出かけられる日がおやぢにも来るかも。(笑)

次から次へと…
次から次へと…

●羽前白梅 純米 “尾浦城” (19.8詰)
花見酒を楽しむにもやはり桜より梅が先とこじつけて久しぶりに開けてみたものの、これがガチガチ。
燗をつけると熱燗(50℃近辺)から上燗(45℃近辺)ほどで “尾浦城” らしいシャキッとした酸を感じさせる温度があるとはいえ、その帯域が極めて狭く、さらに下がるとまた素っ気なくなってしまいまする。
「う〜ん、かなりしぶとそう」
まぁ、開け立てですからしょうがありませぬ。たっぷり空寸をつくって、気長に待つことにしましょ。捌けの良さ、後味のきれいさからして、きちんと開いた時にはこの酒ならではの楽しみが待っているでしょうから♪

地の鰈のソテーと付け合わせのグリーンアスパラをアテに “尾浦城” がスルスルとなくなり…
さつま揚げとキャベツ・茸の煮物もあることですし、もちろん「お代わり〜♪」

それにしてもまた暖房が恋しくなるような寒さですこと。
半袖になったり、着込んだり、忙しい時候ではありまするが…
どうぞ風邪など召されませぬよう、まっとうな燗酒でしっかり体内から消毒を♪ (笑)


渡り

鶯の谷渡りならば風情もありましょうが、お役人のそれは一般常識からすれば身勝手というもの。
どう抗弁したところで見苦しいだけですから、一年以内といわず今年度から即座に止めたらよろし。
まぁ、“あ、そう?” さんではそういう感覚も…たぶん持ち合せていない? (笑)

それはさておき、呑兵衛諸姉諸兄ならおチャケの渡りは至極当然?
こと外飲みともならば、一体全体いくつ渡り歩くやら。(笑)

白子鍋相変らず見目はよろしくありませぬが、この蛤出汁の白子に脊髄反射で選んだおチャケは…

■羽前白梅 純米酒 “出羽燦々50%” (21.1詰)
開けて一週間ほど、思いの外に早く「いいじゃない!?」と。
酒造好適米とはいえ美山錦に比べて「やや香りが…」という出羽燦々なれど、“白梅” らしくキチッと締まった味わいと玉のような口当たりが心地好いですな。
10秒ほど短く回したものの、しっかり飛び切り燗(55℃近辺)♪
白子を頬張り、“白梅” を含めば…わぁ〜んだふぉ〜♪

蛤のうまみを吸った水菜や豆腐はもちろん、汁も啜りながらグビグビ♪
口直しにはセリ・油揚げ・シラタキの煮物。セリの風味がたまりませぬ。

「鴨、どうする?」「手っ取り早く塩胡椒でソテーかな」「皮は?」「もちろんつけたまま!!」
鴨のできあがりと同時に “白梅” がちょうど終わりましたゆえ
「半分でいいから、お代わり〜♪」

■清酒竹鶴 純米吟醸生酒 “初しぼり” H20BY
開けて数日。うまさ全開には程遠いとはいえ、やはり “竹鶴” は “竹鶴” ♪
たっぷり出た鴨の脂が絡んだ赤身もさることながら、皮を噛みしめた時の脂が口中に…
ばくはつだぁ〜!! のところへ “竹鶴” をグビり♪
溢れんばかりの脂を綺麗さっぱり洗い流す剛刀の冴えよ、ってなものですな。
しかし、これでも一応、純米吟醸。
消臭剤がいるようなプンケバや、ただ米を磨いただけのヨワヨワ純米吟醸がまずますボロに思えまする。

「真鴨はうまいけど、所詮は渡りだからねぇ」と鳥インフルエンザに過剰反応?
なれど、罹ってからでは遅いのが病。お役人の渡り同様、とんでもなく高くつくばかりか命あっての物種だけに、口にするものには「臆病者!!」の謗りも結構毛だらけ猫灰だらけ。どんな責めでも甘んじて受けまするぞ。
そんな会話から業務用の合鴨を差し入れてくれたH1兄に…大感謝♪


変り種

羽前白梅明日は早、“節分”。
結局、雪らしい雪が降ることもないまま、雪国らしからぬ冬が終わるのでしょうか。
早いところではそろそろ梅の便りも?

(日置)桜や(旭)菊とともにこの梅も忘れてはならない大事な一本。中でも…このただ『純米酒』だけという何の変哲もない容姿ながら、裏を返せば「精米歩合50%!?!?」と腰を抜かさんばかりに驚かせる “羽前白梅 純米酒” は、あの余りにもシャイな蔵元と瓜二つ。
「これがウチの基本ですから」
とこのスタンダードにかける想いは並々ならぬものがありまする。
欲をいえばちと地味すぎるのと味乗りの遅さが難なれど、この味わいは「知る人ぞ知る」ファンには堪らない一本ですな。
然れど…

このスタンダードの魅力に気づいた飲み手・売り手が増えたのか、過日オーダーしたら直後に蔵元から…
「すみません、美山錦のを切らしてしまいまして」「え〜!? そうなると次はいつになりますか」
「今年のを搾ってからになりますから」「ってことは、三月末か四月ですね」
「たぶん…」「orz」
裏貼りで、急遽仕入れたお代理さま。(苦笑)

■羽前白梅 純米酒 “出羽燦々50%” (21.1詰)
“美山錦” の地味熟れヴァージョンに比べ、やはり「50%だもの」という吟醸の味と香りがありあり。とはいえ、この程度なら大人しい方でしょう。
“白梅” らしいきれいさや締まり・キレは健在。そのきれいさゆえの “品格” に関しては「東の白梅、西の天穏」と常々思っておりまするが、最近の西の横綱には不謹慎な思想を吹き込もうとする輩もちらほら見え隠れしておりますゆえ、しばらくはこの番付どおりで差し支えないかと。(笑)
たぶん19BYでしょうから、練れよりも軽やかさがウリですな。

しかし、返す返すもあの “美山錦” ヴァージョンをきちんとキープしなかったことが悔やまれまする。
もしさんざん誉めそやした拙ブログの影響がわずかでもあるとしたなら…
ここは、まっとうな酒にはケチをつけ、ボロな酒は徹底ヨイショ♪路線に転換しましょうか。
でも、そんなことしたらますます裏街道を歩くことに? (爆)


ここ飲み屋かい?酔譚

冬至の夜なのにカボチャも食べず、柚湯にも入らず、ただひたすら呑むべし♪ (笑)

「狭くて、しかも散らかっていても良ければ…」の引っ越してから初の “ここ飲み屋かい?” へお越しくださったのは…
新潟市内長岡市内へはなかなか行きづらい県央組、K茂さん・K崎さんご夫妻。
 

JUS de RAISIN GAZEIFIE Nice couples

乾杯は…「これ、もやしもんで…」とわざわざ掲載されていたコミックス第6巻もご持参いただいた、“JUS de RAISIN GAZEIFIE” の2007。グラン・シャンパーニュ地区のコニャック、ポール・ジロー。そのコニャックを造るぶどう(ユニブラン)を搾ったまま瓶に詰めた無添加スパークリングジュース。世にも稀な珍品とはいえ、アルコールのない乾杯は初めてですな♪
ちなみにお味の方は…「えっ、りんごジュースじゃないの!?」と感じたほど。

まずは “新潟麦酒” の “ゴールデン・ケルシュ”・“ゴールデン・エディンバラ”・“エスプレッソ” に加え、“ブルックリン・ラガー” の四種飲み比べ。
「ビール、苦いのがダメなんですよ」というK崎さんの奥様までもが…
「あれれ、それ、飲んだの?苦いでしょ?」
最もホッピーな “ブルックリン・ラガー” さえも「おいしいんですね」と。
「たぶんホップの苦味よりも炭酸ガスの刺激が苦手なのでは?」「そうかも」
「うまいっ」「泡がきめ細かい」「おいしい」の声を聞きながら、こちらは…
“ジュ・ド・レザン” のユニークな味わいにいたずら心が。
“ロンリコ151” とブレンドすれば、「ラム・レーズンだぁ〜♪」
「バニラアイス、浮かべる?」とカミさんも悪乗り。(笑)

さて、いよいよ本番。「初めて」という “辨天娘” から燗酒の宴に…。
■辨天梅 H16BY六番娘 “玉栄”純米吟醸
■辨天梅 H16BY二番娘 “玉栄”純米
■生酛のどぶ H17BY仕込14号 +9
■鯉川 “亀の尾”純米吟醸うすにごり酒 H19BY
■鶴齢 “美山錦”無濾過生原酒 H15BY
■鶴齢 “山田錦”無濾過瓶燗 H15BY
■羽前白梅 純米梅酒“梅湧水” (18.5詰)

辨天娘 辨天娘
生酛のどぶ 鯉川 羽前白梅

写真を撮り忘れましたけれど、料理はいつもの仕出し屋さんに♪ → 過去の写真
我が家の定番、豚肉・ナメコ・長葱・豆腐の鍋にも純米酒タップリ♪
最後は30年熟成の “黄金みりん” やその柳陰にごりヴァージョンも。
いただきものの “愛宕梨” をつつきながらも話はまだまだ続くのでありました。

K茂さん、K崎さん、遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
またやりましょ♪
って、次は本寺小路? (笑)


戯言

智に働けば角が立つ。情に棹差せば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

気の抜けたサイダーみたいな “いいこ” ちゃんのフリした提灯記事ほどつまらないものはないはずなれど、本音を吐くとたちまち冒頭に掲げた『草枕』の書き出しのように相成りまする。
そのくせ裏では “なんでもあり” が罷り通っておりまするゆえ、ネットを悪用するおバカな輩が後を絶たないように思いますな。
たかがブログ、もっと本音でまいりませぬか? (笑)

羽前白梅■羽前白梅 純米“尾浦城” (17.01詰)
はじめに。詰日付からもおわかりのように、開栓して常温に晒されていたものゆえ、同じ味わいを求めようなんぞと思わないことですな。(笑)

もちろん歳月や温度にめげることなく、きちんとうまいのですが、酒造好適米でもないこれの原料米に溢れるほどのパワーを求めることは野暮というもの。
そもそもいくらだと思っているんですか?
練れさえすれば、値段なり、もしくはそれ以上に思えるでしょうからご自身で試してくだされ♪

はて、昨夜のアテは…。あてさて…(爆)

※思い出したら追記しましょ。一つ目、うまくない小鰭の酢締め。(笑)
 


 
「気の抜けたビールみたい」という書き出しにしようか、とも思ったのですが…
気が抜けてもうまい “麦の酒” を思い出し、急遽サイダーに替わってもらった次第。
「気の抜けたサイダー」なら糖尿病の検査をした方ならおわかりですものね♪ (笑)


サバダ〜サバダバダ♪

アテを見た途端、今日のタイトルが頭の中でグ〜ルグル〜♪
オールドファンには懐かしいクロード・ルルーシュ監督の “Un Homme Et Une Femme (邦題:男と女)”。
音楽はその後も幾度かコンビを組んだフランシス・レイでした。
まぁ、中には “こっち” を思い出す人もあるかも知れませぬな。(笑)

鯖煮付肉じゃが
タイトルの元になった鯖の煮付け (左) と 肉じゃが (右)

羽前白梅■羽前白梅 純米酒 (17.10詰)
開栓放置された二合弱の残りですし、真鯖であることは知っておりましたが、「鯖にこの酒で大丈夫か?」という心配は一口含んだ瞬間、杞憂に終わりました。
これが美山錦!? これが50%!?

“羽前白梅” で一番好きな酒とはいえ、ここまで熟したものははじめてかも。熱燗(50℃近辺)ほどでもうトロットロのうまみ。先日の “小鳥のさえずり” とはやや趣を異にしますが、糞真面目に造られた酒であることではどちらも譲らず。「もっと早く飲めるようになってよ」まで同じにすることはないでしょうに…。

しかし、50%精米ながら裏ラベルを見なければ、それにも気づかないラベルの何と奥ゆかしいこと。
この酒の真の姿をもっともっと多くの人に知ってほしいものであります。

ちなみに奥に見える某雄町純米の四合瓶はまだH15BYですとさ。(笑)


あわわわわ

ここまで押し詰まってから、プリンタがダウン。
2万円を超えるドラム・カートリッジの手当てを一日延ばしにしていたツケとはいえ、
年賀状が、そして、払込用紙や発送用送り状が…。orz

歳末助け合い”に引き続き、“お年玉”もよろしくお願いいたしまする。(爆)

img1335_shiraume_honoka■羽前白梅 純米“穂の香” (17.1詰)
「ただの純米酒でここまで磨くか!?」と驚かされ、しかもその精米歩合(50%)の高さを少しもひけらかさないことに半ば呆れる、あの “純米酒” を以て “白梅” の定番としておりますゆえ、やや影が薄い “穂の香”。
開け立てはさすがにまとまりが悪く、パワー不足も否めないけれど、飛び切り燗(55℃近辺)から冷ませば、スルスルと滑る酒に…。

アテはまたまた鮟鱇鍋。ただ、今宵の鮟肝は鮮度に難があり。肝ならではの濃厚なうまみを味わうには至らず。X-)
まぁ、野菜をたらふく食べられるから、良しとしましょ。
持ち越しの鯖の蒸し煮。脂っぽいだけの鯖では、このしっとりした鯖の味はでませぬな。
さつま揚げ・里芋・里芋・シメジの煮物で、またグビリ♪

「明日からお天気が崩れそう」「よりによってなぁ」「あたしも明日はいないよ」
あまり大荒れにならなければいいけれど…。


加齢酒ぅ♪

お正月の準備を始める日(正月事始め…12月13日)も過ぎ、もう15日!?
年賀状がまだまったくの白紙状態。そろそろ重たい腰を上げなければ…。
誰か、デザイン考えて〜。X-)

羽前白梅■羽前白梅 純米吟醸 (17.1詰)
隠処の常温放置端瓶群の片隅にあの “白梅” のマークがあるので取り出してみたら、なんと、こんな日付!?
よくもまぁ、開栓後、こんなに長々と常温で…。
色といい、香りといい、すでに古酒の風情。味わいももちろん、豊かなうまみをもった古酒。「ウンマ〜い♪」
熱燗(50℃近辺)ほどから冷ませば、さらにうまみがふくらんで、じわ〜っと沁みまする。それも “甘” ではなく “うまみ” ですから、飲み飽きることもありませぬ。

アテは、登場頻度高し!!の鰈の煮付け。
しかもこの日のはオスとあって、白子はあるは、縁側はぷりんぷりんだは、もう口の中でトロッととろけまする。そこに “白梅” を流し込めば…言葉は不要ですな。
酒も愛なら、肴も愛だぁ〜♪ (笑)

鰈煮付加えて、イモタコナンキンならぬ、イモイカダイコン、輪切りの烏賊と大根・人参・エリンギの煮物。
地味は地味なりに、しみじみうまい♪
豚肉・青梗菜・かんぴょうの煮物。
この時同様、主役は“かんぴょう”。あちこちで行われる鑑評会にはまったく興味はありませぬが、この“かんぴょう”には興味津々♪

食べやすく…とはいえ、やや長めの方が面白いですが…切って、お好みの味付けで…ただし、やわらかくなりすぎないよう…煮るだけですから、ぜひお試しを♪

一合強の “白梅” が空いてしまいましたが、まだ遊び足りないので…

■鯉川 純米吟醸 “出羽燦々” H15BY
同じ “庄内” ペア。息の合うところを見せてもらって、この夜はごちそうさま〜♪


お見逸れしやした♪

日の出の遅さと明け方の寒さに秋の深まりを感じる今日この頃。
ただでさえうまい燗酒がますますうまくなってきたというのに…
こんな酒に出会ってはなおのこと、ですな。;-)

羽前白梅■羽前白梅 純米酒 (17.10詰)
常温で開栓放置されていた試飲用の残り。また二年物♪
色もしっかり、味もしっかり。品の良さとうまみとの絶妙のバランスがウリの酒だけど、ここまでくると品の良さよりも骨太なうまみが前面に出てきまする。
それがまた、アチチ燗(60℃近辺)から冷ますと、よりしっかりとした味わいに♪

どこにもこれ見よがしの表示はありませんが、これ、美山錦(原料米)の50%精米なんですよねぇ。
「ウチの基本がこれ」
とは羽根田蔵元の弁。地味なラベルとは裏腹に造り手の良心と信念が込められているとは、常々感じていたものの…
ちょっと意地悪をして、これ(↓)と飲み比べてみましたが、“竹鶴” の暴れん坊将軍に少しも引けを取りませんもの。美山錦を使ったお酒ではイチ押しの “羽前白梅” とはいえ、ここまでの馬力も秘めていたなんて…いやぁ、魂消ましたなぁ。もう目から鱗がポロポロ♪

アテは、おでん。茄子・ピーマン・シメジの炒め煮。かきのもとの酢の物。糠漬け。
おやぢの復調と裏腹に地味度アップ。orz

■清酒竹鶴 雄町純米 H16BY
今宵は大人しく脇役に。(笑)
誰か14BYを持っていたら…
二合ほど呑ませてぇ〜、ちょぉだいっ!!
このフレーズ、古すぎて、それこそ誰も…
分かるかなぁ、分かんねぇだろうなぁ〜 X-)