睡龍 速醸純米H22BY

 
20151018アテは…ほうれん草のスープ煮♪
大根おろしを乗せて野菜を摂る!…のもヘルシーだとは思うものの、やっぱ蛋白質がほしい!(笑)

まだあれこれあった筈なのに我が家のストックスペースに空きが目立つし、あっても瓶の底に申し訳程度。
この睡龍もこの夜で完飲…って、誰かこっそり飲んでるの? _ノ乙(、ン、)_
 
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「あの日もお代わりしてたじゃない!?」というカミさんの声には聞こえないふりを決め込むのみ!(苦笑)[/expand]


睡龍 速醸純米H22BY

 
20151014
アテは…鰯のソテー♪
フライパンで調理するならシンプルに塩胡椒…が好みなれども、この夜はヤマヲ醤油+味醂(みねたから)の照焼き風。

写真は実際よりも薄く見えるけれども、さすがにH22BYともなると速醸でもかなり茶色い!
こんなのをその昔に「この酒、腐ってるんじゃないか!?」と宣うた彼の方に飲ませてみたいものだが、「これ、焼酎か?」と思えるほどアルコール臭く、喉がヒリヒリする某地元酒がデフォルトのお方ゆえ、たぶんまた同じ科白を…。(笑)

売ったり呑んだりする分には、まだこのBYであることは実に喜ばしいですな。
とはいえ、いつまでもBYが変わらないと「そんなに売れてないの!?」とちと心配にもなりまする。( ´Д`)=3


2010年○○初め

元日の夕方になって一番娘から
「お酒飲まされたから迎えに来て」
の電話が…。
近所ならまだしも彼奴めは一番近いけれど、一番不便な南魚沼に棲息中。
「電車で帰ってこい」
といってみたものの、水上〜長岡のJR上越線が運転見合わせ。
「しゃ〜ない、行くわ」
と強風による50km規制をものともせずに関越道をひとっ走り。

小千谷からは圧雪も加わるものの、何のこれしき。
「どいたどいた!!」
スピードは想像にお任せして、取りあえずピックアップ完了。
「長岡郵便局、寄ってね」「何で?」「あそこ、24時間やってるの」
と別納扱いの年賀状385通を出しに寄り道。
「あたし、千円しかなかったんだ。お金、貸して」
強風が吹き荒れる中、雪道を三時間も駈けさせた挙げ句にそれかい。

帰ってから飲んだビールがうまく、ついつい大瓶を一本空け、その後、前夜の…
●睡龍 H18BY仕込18号生酛純米瓶燗原酒
燗冷ましをもう一回燗をつけたのを定量やっただけなのに、
新年早々の初オチを…だった2010年のスタート。orz


いもたこなんきん

とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 いもたこなんきん

井原西鶴のこの一文、特に最後の三つの内、たこはこちらも望むところなれど…
「できたら出さないで欲しい」
というものを思い浮かべた時に真っ先に上がるものが、(さつま)いもとかぼちゃ。
基本的に出されたものはありがたくいただくとはいえ、
もっさりと口にまとわりつく、あの食感がどうも苦手なのですな。しかし…
「冬至だからあるだろうなぁ」
の予想は大当たり。昨夜のアテは、ベーコン入りかぼちゃのカレー煮。(汗)

●睡龍 速醸純米吟醸 H18BY無濾過生原酒
倉庫に出入りする度に否が応でも目にする位置にあるため、気にはなっていたけれど…
大の苦手、あの “妖怪生ひね小僧” (出典→地酒妖怪図鑑©地酒星人さん) にやられているんだろうなぁ〜 (溜息)
と手が伸びないまま1年以上も常温にさらされていた “ドM” 酒。(笑)

でも、なぜかこの日は喚ばれているような気がしたのですよ。やれやれ…
「シュポンッ!!」
恐る恐る鼻を近づけると…
「へっ!?」
生酒由来の香りは残っているものの、この程度なら十分許容範囲。むしろ…
「うまいじゃん!!」
飛び切り燗(55℃近辺)まで上げても生臭が目立つこともなく、ストンと腹に収まりまする。
原酒ならではの分厚いうまみがありながら、後味があくまでもきれいなのはさすが吟醸。
おかげでベーコンの出汁とカレーにも助けられ、嫌いなはずの “なんきん” をバクバク。
「お代わり・・・」
といいかけつつ、今宵の “年忘れの燗酒会 -其之弐-” もあることを鑑み、自制。

さぁて、今夜のアテとスペシャル酒・秘蔵酒の共演が楽しみですこと♪


こんなお酒に誰がした

日置桜の生酛強力H14BYや睡龍生酛純米H15BYをご存じでしょうか?
未だに大事に持っている御仁もちらほらあるようですけれど…
初めて口にした時のことが今でも昨日のことのように思い出されまする。
曰く…
「なんじゃこれ!? ちっとも味がねぇじゃん!!」
以来、年一回ほどの飲む機会を重ねる度にも…
「いったい、いつになったら」
を繰り返すこと5年余。ようやく髄のうまみを感じるようになった時の喜びは…
まさに天にも昇る心地でしたっけ。

神無月になって続々とやってくる生酛の中に、まさかその二代目が潜んでいようとは…

ひやひやひやおろし♪
ひやひやひやおろし♪
●睡龍 生酛純米 “生詰” H18BY
冷やジュルしての開口一番が「うげっ、じゅ、15BY!?!?」
三夏を越しながらのこのガチガチぶりは一体全体…。
お蔵は「お燗して飲んでいただくことを意識して」というものの、
「ちとやり過ぎでは?」
とアチチ燗(60℃近辺)から冷ますと…
「ひょえ〜、やっぱ、あの15BYだわ」
不自然、かつ余計な香りはもちろん、甘やダレを一切廃した米の芯だけの味わいは…
紛れもなく健全なる完全醗酵の真髄そのもの。
「これをして淡麗辛口という」
というお手本のような一本との出逢いに、年甲斐もなく狂喜乱舞するおやぢ♪

味わいの奥底にはまだまだ尋常ならざるものがありまするゆえ、本領発揮までは…
四週間? はたまた二月?
然れど…
「え〜っ、もうないのっ!?!?」
明日の受注締め切りを前にして既にお蔵では完売!!
こんなことなら、遠慮せずにいつもの如く吹っ掛けておくんだった。orz
「これをして後の祭という」
同じ過ちを犯さぬよう、年寄りからご忠告を…。
「さっさと電話かメールをしなされ!!」(笑)

ちなみに…
裏貼りに『19BY』の表示があるものは、親方のヘマが生んだレアもの♪
中身どおり18BYに押し直されたラベルが届くはずなれど、
「おばちゃんに怒られましたわ」
というネタを大切に残したい方はどうぞそのままで。(笑)


アナゴという名のウナギ

あの “飲むごはんの会” からもう6週間!?
遅ればせながらようやく慰労の会を開かせてもらいました。

クリックすると…
クリックすると…

約束どおり出雲崎までひとっ走りしてきた会の主役♪
こちらでは通称 “アナゴ” と呼ばれておりまするものの、正式にはヌタウナギ綱ヌタウナギ目ヌタウナギ科ホソヌタウナギ属の “クロヌタウナギ”。
名前に蔑称が含まれているからと学名まで変わってしまったかわいそうな奴は夏の珍味の一つなれど、ちょっと海から離れると地元民でも「知らなかった!!」という人も珍しくありませぬ。このように浜焼きにするのも当地だけのようですな。ウェブで検索すると調理前の写真にもお目にかかれますけれど、見ない方が…。(笑)

ついでに浜焼きの王道、イカ焼きも買って、夕方にはご覧の黒くないヌタも到着♪ (笑)
ピカピカ♪
ピカピカ♪

あの日、スタッフとして大活躍してくださったま・ぜらさんとちゃむさん。それに「アナゴで呑みますよ」に釣られたオサムさんとカオリ姫という顔ぶれが揃い、新潟麦酒で喉を潤していただいた後は…
●睡龍 生酛純米吟醸瓶燗原酒 H15BY
「もう二度と呑めないでしょうから乾杯分だけで悪いけど」で
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!

ちゃむさんお手製の牛スジ煮込みやカオリ姫特製、辨天娘大吟醸粕を使ったペーストに胡瓜。オリーブオイルをかけたトマトとチーズ、胡瓜・茄子・茗荷の浅漬けなどをアテにおチャケも…
「羊用ですね!?」
と某お蕎麦屋さんが叫んだ…
●仙亀 熟成純米原酒 H10BY
をグビグビ♪ アナゴにもいいですぜ、お蕎麦屋さん!! (笑)
ちゃむさんが持ってきてくださった…
●神亀 純米酒 “美山錦” (1999詰)
●力士 純米酒(生酛純米酒?) ← 加藤杜氏在籍時の珍品♪

●英 純米吟醸 “jungin” H15BY
●るみ子の酒 純米酒 “暖々上々”-7号酵母- H14BY
なんぞを次々に燗をつけますが、懶な燗番おやぢゆえ、お燗メーターを振り切ることもしばしば。(笑)

「わぁ、もうこんな時間!?」
気が置けない顔ぶれで呑むのは実に楽しいものの、時間の経つのもあっという間。
お集まりいただいた方々、お疲れさまでした。また、ありがとうございました。
次は…おでん呑み、はたまたマダラ刺し呑み? (笑)


夏季特別講習

「おいしいお酒を知りたいんだって」「じゃあ、呼べば」
とまだ居座っている三番娘の友だちを招いての講習会をやることに。

教材は…

裏を見ても平気でいられる? (笑)
裏を見ても平気でいられる? (笑)

  • 睡龍 生酛純米吟醸 瓶燗原酒
  • 生酛のどぶ H20BY仕込22号+6 瓶燗
  • 生酛のどぶ H20BY仕込20号−9 瓶燗原酒
  • 睡龍 生酛純米酒漬梅酒 旧ラベル
  • 睡龍 生酛純米酒漬梅酒 H19BY
  • まずはアチチの “どぶ” から…
    「あ、さっきと全然違う!?」
    冷や飲みとの味比べからはじまり…
    「これが造られたのは今から5年前」
    「え、お酒ってそんなに置いておけるんですか?」
    「え〜、この梅酒、すごい!!」
    となかなか素直なベロの持ち主たちでしたから…

    地物の鯛や烏賊に甘海老、帆立、稚鰤などの刺身、トマトと玉ねぎのサラダ、クリームチーズのおかか和え、もろきゅう、粗潰しマッシュポテトを裏返した油揚げに詰めてグリルしたものなど、刺身以外はカミさんと三番娘合作のアテを合わせながら、講習もどんどん進みますが…

    圧巻はやはり純吟原酒。
    最初はまだ硬さが残ったものの、二本目からは熱燗(50℃近辺)から上燗(45℃近辺)へ下がる途中で…
    「これがあの15BY!?!?」
    当時、とことん完全醗酵させたであろう生酛純米は甘もなく、ひたすらガチガチ。
    如何に華のない酒(杜氏談)とはいえ、うまみの欠片も見つけられずに途方に暮れたものですが、此度は…
    「これぞ真味!!」
    研ぎ澄まされた芯の味わいが熟成でふくらみ、いい按配のうまみに。
    鈍重とは元より無縁ですから原酒であることを忘れさせるかのような締まりときれいなキレはまさしく…
    「これをして吟醸という」
    に相応しい酒でありました。
    「これ、今、俄然うまくなったよ」
    と全員にお酌すると、うれしいことに全員の目がかがやきまする。

    酒が飲める年になったからには、ヘンテコな酒で日本酒を誤解して欲しくない。
    年寄りができることは…ただただまっとうな酒を味わってもらうのみ。
    いい飲み手になってくだされよ♪


    どぶ連 -其之壱-

    まっとうな燗酒講座第1回『飲むごはんの会』にお集まりいただいた方々、ありがとうございました!!
    また、二年ぶりにお越しいただいた “どぶレンジャー” 総帥こと、加藤杜氏にも心からの感謝を。
    そして、お手伝いいただいたま・ぜらさん、ちゃむさん、お疲れさまでした。
    すっかり頼りっ切りで誠に申し訳なく存じまする。
    お礼は…あのアナゴ付き “ここ飲み屋かい?” で♪ (笑)

    またお目にかかりましょ♪
    またお目にかかりましょ♪

      【教材】

      • 生酛のどぶ H17BY仕込13号 +9 瓶燗
      • 生酛のどぶ H18BY仕込13号 +13.5 瓶燗
      • 生酛のどぶ H19BY仕込16号 +13.5 瓶燗
      • 生酛のどぶ H20BY仕込15号 +9 瓶燗
      • 生酛のどぶ H20BY仕込20号 −9 瓶燗原酒
      • 参考にごり酒 アルテンダー(アルコール分21%) H20BY
      【副教材】

      • 睡龍 生酛純米酒 “おこぜ” H17BY 瓶燗
      • 睡龍 速醸純米 “生詰(ひやひやおろし)” H17BY
      • 睡龍 生酛純米酒漬 “梅酒” H19BY

    ちなみに…
    “睡龍” の前掛けを締めているものの、この方は蔵関係者ではありませぬ。(爆)


    あらさ〜

    立てば芍薬、座れば…
    立てば芍薬、座れば…

    ちょっとサボっていたら、今年もまたこの日がやってきました。
    この齢になると特別の感慨もありませんが、一応、“あらさ〜” 記念日。
    相変らずカネとヒマはないものの、子どもたちも手を離れましたし、酒粕化の進む脳味噌以外にこれといった疾病もなく、日々まっとうな酒にありつけることに感謝いたしまする。
    まぁ、これからもお互いにボチボチいきましょ♪
    オリオリ〜
    オリオリ〜

    ●睡龍 速醸純米 “生詰” H17BY
    すっかり澱の出た17BYに「白濁しているし、異様に酸っぱい」と某呑兵衛氏からメールが…。
    「酸っぱいですよ」と念を押してあったとはいえ、予想を超える酸っぱさと澱に魂消たらしいですな。
    もう減らしたくはなかったけれど、一応、再チェックを。
    上澄みを冷やジュルしたら…
    「何だ、あの時よりも大人しいじゃない!?」(笑)

    アチチ燗(60℃近辺)から冷ませば、もちろんいきなりグビグビ♪
    これでしか味わえない酸を存分に楽しみまする。
    もし酸っぱさが気になるなら、静置しておき、澱をからめないように召しあがったらよろし♪

    さて、こちらでも初夏の陽気となりましたゆえ、今夜はよぉ〜く冷えた泡でも開けますかねぇ。


    ロングステイ

    タイトルを広辞苑で調べると…

    ロング-ステイ【long stay】
     ホテルなどに長期間滞在すること。

    と出てまいりますが、それはきちんと宿代を払ってくれる、言い方を変えれば優良固定客でもありまする。
    拙庵にも同様にロングステイがいるとはいえ、彼等から宿代を払ってもらった例しがありませぬ。
    日本では通常これを『居候』と呼ぶかと。(笑)

    長期滞在の “龍” と “鶴” (笑)
    長期滞在の “龍” と “鶴” (笑)

    今どき黒スモークのUVカット袋に入れられた “龍” なんて…。
    おやおや、隣の “鶴” の詰日付は…。
    「それ、いつのBY?」
    “龍” についてはわかっておりまするものの、
    “鶴” はお蔵で調べてもらうしかなさそうですな。(苦笑)

    てな訳で…

    ●睡龍 速醸純米 H15BY
    練れに練れた睡龍初号。某所で「椎茸出汁」といわれる睡龍特有の香りを伴い、スパッとキレる後味の潔いこと。
    サンマの煮付けをアテに最後の一合があっという間に空っぽ。

    ●鯉川 特別純米 H19BY
    老父の晩酌用をちと失敬♪
    純吟を奢られたスペシャルヴァージョンなれど、ベースがあれだからかなり匂いまする。(笑)
    冷やではまだしも燗をつけると…「あれれ、まだまだ若いのかなぁ」
    吟醸らしい含み香は楽しめるものの肝心の味わいが、もうひと味欲しいところでスルリと肩透かし。
    熟成向きへの変貌はうれしいものの、またしても「いつ飲めるやら」を増やしたような…。(汗)

    さてさて、本日、20BY鉄人お目見え♪ のはず。