燗酒おやぢの隠処 -壱の蔵-

過去記事保管庫 -1-

西方見聞録 “鳥取編” -弐-

tottori200702_07.jpg
大慌てで向かった先は、“浦安"。
といっても、千葉にあっても東京を名乗るTDLやTDSではなく、東伯郡琴浦町。
倉吉からだとこの方向になりまする。:-)
R9を西へまっしぐら。この日の鳥取は生憎の暴風が吹き荒れ、飛ばされた砂で視界が霞む中、風力発電の羽根が回ります、回ります♪
琴浦の手前、“お台場(公園)”を過ぎた辺りから渋滞が…。砂の畑を突っ切って県道へ迂回、辿り着いたのは予定時間をわずかに回った頃。

「遅くなってすみませ〜ん」と飛び込むと、お蔵元自ら奥へ案内していただき、“現代の名工”、坂本杜氏と引き合わせてくださいました。
「すれ違うようにたった今、煮酒さんが帰られたばかりで…」と八ヶ月ぶりにお目にかかる“おやっさん”の柔和なお顔。「さっきお見せした酒があるから、まずはそれでも」と6種類のお酒がきき猪口に入れられて登場。

最初の香り高い酒に驚いていると「まぁ、そういうのが好きな人もおられるで」と苦笑しつつ、上槽時期などを教えてくださる。「煮酒さんが選んだのは、これですか?」と尋ねると「そう、これかとも云われたけど、先へ行ったら良くなるのはこっち、とおすすめしました」と。「これなんぞ、三平さんが好きそう」には「そうそう、それは三平さん用」とニコリ。
takaisami200702_1.jpg「ならば、拙は…これとこれを所望いたしまする」とお手つきをすませた後は、“おやっさん”の案内で蔵の中へ…。
まずは“洗米”と“浸漬”から。明日の“蒸し”に使われるであろう五百万石をつまんで「70%ですが、これくらいがちょうどいい米ですな」と。「これのおかげで水切りがうまくいくように」と半円形の底を持つ新兵器を。「底からも水を吸わせるんです」「へぇ〜、よく考えてあるんですねぇ」。
takaisami200702_4.jpg次いで“麹室”へ。
蔵人さんたちが“麹”のお手入れ中でしたが、さっきの水切り機といい、造りが大きいだけに道具も余所とは違いますな。
今季から造りに参加しているという“おおたに・ぶらざぁず”のお一人や、とうとう居着いてしまった(?)“とんびさん”のお顔も。チームワーク良く、次々と“麹”に手が入れられていきます。

できあがった“麹”を見せていただき…
takaisami200702_6.jpg“酒母室”へ。ここは“速醸”だけですが、揃いも揃って元気な“酒母”ですこと。
そして、別棟へ渡り、“山廃?”とご対メ〜ン♪
でも、この“?”が使われるお酒が出てくるのはいつになることやら…。(´ヘ`;)ハァ

懐かしい“仕込室”で“醪”をいくつか見た後は、“貯蔵庫”探検隊に…。
在庫を一回り。うぅむ、ありますぞ、ありますぞ、お宝が♪ (笑)
takaisami200702_2.jpg
すると、「おやっさん、こっ、これはっ!?」。なんと、先ほど「ホニャララBY からになりました」と伺ったばかりの酒のもっと古いのが、そこに。
「いただけるんですか?」「さぁ、よう分からんから、後で事務に訊いときます」を運良く入手することが…。
ちょっと高いけど…。(苦笑)

「さて、そろそろ退散しないと…」。お蔵元と“おやっさん"のお見送りをいただいて、お蔵を後に…。
夕方にも拘わらず、快く受け容れてくださった大谷酒造のみなさま、お世話になりました。ありがとうございました。
【つづく】
醸巡な日々 | comments (4) | trackbacks (0)

Comments

三平 | 2007/02/23 23:48
あ〜っ!!
行きたい、浦安! 会いたい、おやっさん!!
あたしもお手つきしたいっす・・・
マック次郎 | 2007/02/24 06:17
ああ、つい3週間前のことが思い出されます〜。
これだけの規模の造りの現場を見るのも、良い勉強になりました。
中でも貯蔵庫は圧巻でした。あんなところを引っ張ると、あんなに大きなドアが開くなんて・・・。
でも、倉吉〜青谷〜琴浦って、行きつ戻りつコースのような気が・・・。
おやぢ | 2007/02/24 08:49
>三平さん
浦安といったら、やはりこっちですよね!?
あっしはオール山田より玉栄ミックスのほうが好みですから、
三平さんの分はしっかり残しておきましたよ♪
おやぢ | 2007/02/24 08:55
>マック次郎さん
じゃあ、今度はこちらでもっと巨大な“酒サティアン"を♪ (笑)
広島からの移動ですから。
それと到着時間の関係で“倉吉トライアングル"をつくってしまったのですよ。

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