諸々慶祝

竹鶴先月も山形を訪ねた裏 “ここ飲み屋かい?” のご常連である兄たちは文月生まれが三人もいる。外れるのはT兄とおやぢだけだが、そのT兄とH1兄は今年が還暦。とはいえ、昔と違い、赤いちゃんちゃんこを着る間もなく、日々仕事に勤しんでいる訳でして。
ならばK兄とH2兄の誕生祝いも兼ねて…
  み〜んなまとめてお祝いしよう!!
ってことで、此度は奥方同伴の拡大開催♪
こんなハレの日には当然、慶びに相応しいお酒を。
ただし、値段は奥方たちには内緒で♪(笑)

裏貼り小笹屋竹鶴 純米大吟醸原酒 H16BY
裏貼りにあるように、山田錦と協会7号酵母を使った “竹鶴” のフラッグシップですぞ。けれども、値段が値段ですから、自前で呑むのは初めての経験。X-)
灯りにかざすと、グリーン・スモークの瓶の中でゆらゆらと揺れるものが…。「おぉ〜、澱だぁ〜!!」

まずは一合弱を冷やで。7号を使っていながら含み香は思いの外に華やか。酸の出方は “竹鶴” としては大人しめ。知らずにきいたら、「9号?」と思ったかも知れませぬ。おやぢ的には十分過ぎる吟醸香と “竹鶴” らしからぬ品の良さ。失礼!!

そして当然ながら燗をつけるのですが…
熱燗(50℃近辺)を超させたほどでは後に苦が残りまする。二年経ったとはいえ、まだまだ若いのね。徳利に移した時点で5℃ほどはすぐに下がりますし。

然らば飛び切り燗(55℃近辺)では…
「うぅむ、いつもどおりでいいや!!」
と結局アチチ燗(60℃近辺)に。まだ徳利を楽に持てる熱さですから、煮酒の手前ですな。
飲み頃に冷めてくると、「ウンマいな〜」とつぶやきが漏れます。

刺身盛り込み

上は、K兄のご友人でもあるいつもの仕出し屋さんの労作。
下は、奥方各位のお手製。あねさまはみな、漬け物上手で。

漬物枝豆

サラダ萬国屋さんでの宴のビデオを観ながら、みんなで…
アハハ、ウハハ、ワハハ♪
箸も進めば、酒も進み、おまけに腹は痛くなる。(笑)

清酒竹鶴 純米吟醸生酒 “初しぼり” H18BY
当年の生酒なれど、あのちゃむさんを送る宴以来、ずうっと二階に放置されていたもの。
生臭はありますが、苦になるほどではありませぬ。いよいようまさが前面に出てきましたから、これまた博打の成果?

いやぁ〜、いい宴会でしたなぁ。

ちなみにH1兄は、またもや今日も萬国屋さんへ。X-)
あの時にお世話になった仲居の佐藤さんへ、「薄酒の地でもまっとうな酒はあるのよ」と云わんばかりに、“北翔” の純米大吟醸(2004.10詰)を託しました。
佐藤さん、このお酒もお燗ですよ♪ (笑)

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諸々慶祝” に対して2件のコメントがあります。

  1. ちゃむ より:

    「小笹屋竹鶴純米大吟醸H12BY」は、使用酵母がラベルに載ってません。
    やはり7号なのですかね。

  2. おやぢ より:

    To ちゃむさん
    その当時だと“熊本酵母”の可能性が高いのでは…。
    お蔵に確かめてみましょうか?

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