いいね、いいね♪

夜ともなれば、否応なしに声高な虫の音を聞かされる時季になりましたが、ここに書かない日はあっても、呑まない日はほとんどないのですが…

    日々呑んだお酒については…
    『隠れ処*別館』(閉鎖)の備忘録代わりの『呑録』に置いてありますゆえ
    そちらをご覧いただきたく…。

かといって…

朝もよし、昼もなおよし晩もよし、飯前飯後その間もよし

と墓に刻んだ、戒名『米汁呑了信士』氏に倣うにはマルビの身がそれを許しませぬ。
せめて秋の夜長くらいは、傍らの旨酒とともに過ごしたいものですな。

群馬泉■群馬泉 超特撰純米 (18.8詰)
原料米:群馬若水・精米歩合:50%・アルコール分:15度以上16度未満・日本酒度:+2・酸度:1.7
というスペックではありますが、数値でお酒を呑むほどつまらないことはありませんから、あくまでも参考として。
一年の常温貯蔵を経て、冷やでもしっとりとした練れ味を漂わせており、まっとうな山廃ならではの酸も味わえますが、以前よりきれいになったでしょうか。

エアコンがいる日にも拘わらず、2分30秒も回しましたから、仕上がりはアチチ燗(60℃近辺)超。
飲み頃に冷めてくると、「これが同じ酒っ!?」ってくらい、まろやか〜、かつ、ウンマ〜い♪
きっちり出ていた酸がうまみに変わって、ひたすらグビグビ♪

程良い厚みとなめらかなキレ。さすがレギュラーのフラッグシップ。この重厚さと品格のバランスは、悔しいけれど “山廃酛純米” では決して味わえないもの。

当品は、山廃酛で作られたお酒です。
酒母の育成時、蔵内の優良乳酸菌が低温で生成する、自然乳酸の淘汰力により、酵母を純粋に培養していく、という今では数少ない伝統的技法で、ほどよい酸味とつやのある、深い味わいの酒質となります。

蔵 元 
    ※お燗により巾と膨ら味はさらに際だちます。

はさまれた栞の文言どおりの出来ですし、
しかも、それが開け立てから味わえる!! なんて…
誤算も誤算、実にうれしい大誤算。滅多にないことですもの、ね♪ (笑)

アテは、豚の冷しゃぶ。素直に山葵醤油でパクつき…
レタス・玉葱・もやしのサラダもたんまりと。串カツの脂もなんのその。
汁たっぷりの茄子とエリンギの煮物は、いつもどおりダシ汁もアテに。:-)
先日来食卓に並ぶ “かきのもと” にも秋を感じた夜でした。

Follow me!

コメントを残す