長月の定番酒 -其之壱-

− 酒飲みは奴豆腐にさも似たり はじめ四角で末はぐずぐず −
月見も間近、馴染みの店で愚図になるまでと…といきたいところだが、それも叶わぬ。
ならば、酒くらいは…。
『鯉川 純米酒』(H16.12詰)
冷やでジュル。酸もあるが、やや線が細いか。
熱燗(50℃近辺)を意識して燗をつけ、冷ますと、冷やよりも旨みは増すけど、図太さとは無縁。出しゃばらず、かといって軽すぎず、定番としての中庸を得た酒だろう。
豚モモの焼き肉。脂っこさと濃い味付け、こういう味は得手ではなさそう。
もずく酢。芋茎の酢の物。冷や奴。肉じゃが。これ、これ、こっち系が似合うね。
軽快なだけに、味の諄くないもの、素材の味そのものを楽しめるものが良さそう。
ただし、飲み過ぎ注意かも。:-)


15℃貯蔵の開け立てだけにより一層軽く感じたのかもしれない。
この後、どう味が開いてくるか。いつもの如く、開栓常温放置へ。

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長月の定番酒 -其之壱-” に対して2件のコメントがあります。

  1. Tank より:

    この酒は、ビン燗火入れではありません。
    開栓常温放置でどうなることやら・・
    地元米の意地をみせてやれぇ〜!

  2. Masamune より:

    >Tankさん
    そうそう、地元米の意地を見せてくれぇ〜!! 🙂
    今年の米はなかなかのようですね。ホッ。

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