どぶ見参

みなとぴああの “生酛のどぶ” の元締め、久保本家酒造(奈良県)の久保社長が二年ぶりにお越しくださるというので「せっかくですから柳都の夜に “(睡)龍” の雄叫びを」に先立って、「初めてなんですよ」という久保社長を、移築された歴史的な建物や本館脇の“四間堀”などで古の新潟を彷彿していただこうと、“みなとぴあ(新潟市歴史博物館)" へご案内しました。
もう10日早ければ、こんな催しもやっていたとはいえ、お蔵にとって得るものは…。(汗)


さて、夜。宿から這っても行ける場所なれど、古町から鍋茶屋通りをぐるりと回って、しばし夜の柳都の雰囲気を感じていただいた後は…当地で “まっとうな燗酒” を求めるなら、やはりここでしょう。
新堀通りの夜から蕎麦屋、“そばきり酒房 吟” さん。

「ビールにしますか?」「いいえ、燗酒で」とさすが元締め。
地元組が1名加わったところで…( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
■睡龍 速醸純米瓶燗 H15BY
皮切りはまだ持っていたこれで♪

いなだのなめろうイサキの刺身
【左】イナダのなめろう 【右】イサキの刺身

「こんばんわ〜」とまっとうな燗酒も飲めるカフェ、“marilou" さんご夫妻が…。
もう一度あらためて…( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!
■生酛のどぶ H17BY仕込19号+13.5
ようやく柳都に “どぶ” が炸裂!! (汗)

佐渡産岩牡蛎ミル貝・かきのもと(食用菊)・アスパラのぬた
【左】佐渡産岩牡蛎 【右】ミル貝・かきのもと(食用菊)・アスパラのぬた

お酒の話や蔵の話、“marilou” さんのマクロビオティックの話などを伺いながらも、グビグビモードは一向にペースが落ちませぬ。“睡龍” と “どぶ” の二升がペロッと空いて…。

蚕豆出汁巻き
【左】食べ残しを辛うじての空豆 【右】同じく最後の一切れ、出汁巻き

他にも栃尾の油揚げステーキやお新香も食べていたはずですけど、“群馬泉” や “竹鶴”、“ひこ孫” も追加して、優に三升は超えたはずですから、写真なんか撮っていられませぬ。
仕上げに “吟” さん自慢の十割蕎麦をいただいて…お開き〜♪

遅くまでおつきあいいただいた元締め、“marilou” さんご夫妻、地元の某氏、そしてお世話になった “吟” の畔上さん、楽しい夜をありがとうございました。
また柳都の夜をまっとうな燗酒で染めましょうぞ♪ (笑)

■そばきり酒房 “吟”
 新潟市中央区東堀通8番町1429-2 〒951-8065
 phone: 025-224-7181
 18:00〜26:30(02:30) 日曜・祝日休み

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どぶ見参” に対して4件のコメントがあります。

  1. 狼亭 より:

    なに、「生�のどぶ H17BY仕込19号+13.5」とな!

    弊亭の「生�のどぶ H17BY仕込16号+12」でも、気持ち辛めかと感じておりますが、いかがなものでしょうか?
    浦島太郎の狼亭より。

    未確認情報ですが、今週末、純米○鹿K杜氏が船橋出没との噂が?

  2. 三平 より:

    なぬ、睡龍 速醸純米瓶燗 H15BYとな!

    生もとの方は一瞬、世間に現れましたが、瞬間蒸発してしまいますた・・・

  3. おやぢ より:

    *狼亭さん
    お久しぶりです♪
    上澄みだけだとそう感じるかも知れませんが、良く混ぜると
    辛さよりもシャープなキレを感じさせてくれますよ。
    「本物の淡麗辛口」を知ってもらいたくて選びました。
    17BYで「まだまだ」なのはやはり仕込20号+11かと。

    どぶレンジャー総帥こと、加藤杜氏。
    久しぶりの巡業ですから、じっくり回ってもらいましょ。(笑)

  4. おやぢ より:

    *三平さん
    最初に口にした“睡龍”がこれですから、まだしっかり♪
    生�の15BY、分けてみようがなくて困っています。
    手っ取り早いのは…私物にしてしまう!? (笑)

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