重陽の節供

ことさら断らなくても…年中燗酒
とはいえ、こうした季候に関わる事柄にはやはり旧暦こそが相応しい、という想いに変わりはありませぬゆえ、(旧暦9月9日に当たる)昨夜は「明日は休みだし…」と 300ml サンプルを二本お持ち帰り♪
「おっと、その前にちょっと喉湿し」とまずはキリン “秋味” から。
一口飲んだ残りはカミさんに恩着せがましく払い下げ♪ (笑)

FoodsFoods

別名 “菊の節句” のアテは、具沢山のポテトサラダと野菜・長芋・茸のサラダ。加えて、豚肉入りながらレタス・もやし・玉ねぎたっぷりの和え物と菜っ葉とさつま揚げの煮物。
サラダ節供かと見紛うような野菜・茸三昧♪

サンプルは 18BY と 19BY が各一本。

お燗酒の仕上がりとしましては、正直申しあげて酒質的に渋い(まだ若い)状態と感じています(これは当社の蔵癖とも言えますし、醪を完全発酵させていることに起因するものとも言えます)。

というご当主の添書どおり、まだまだ渋〜♪
なれど、渋い時にしか味わえない面白さがあることもまた事実。
アチチ燗(60℃近辺)から冷ますと…
「へぇ〜、若いものの、もう飲めるのね」
とこのタイミングを見計らって唆してくれるその慧眼に、またしてもしてやられそうな予感とともに一瞬、背筋にも悪寒が…。
いくら燗に切り替える節目の日とはいえ、こういう予感や悪寒は余計物ですな。(汗)

Foods珍しく用意されていた水菓子は、紅白の無花果♪

せっかくのめでたい色合いもカミさんに一個乗っ取られ、最後まで“白旗”がつきまとう夜でした。
がちょ〜ん♪ (古)

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重陽の節供” に対して4件のコメントがあります。

  1. 燗ざまし より:

    私も昨夜の晩酌は18BYと19BYの300mlのサンプルで頂いたお酒でした。

  2. まき子 より:

    添え書きが、とっても控えめなのに対し、
    味わいは今後にとっても期待がもてそうな、このGAPが
    また良いですね��。
    私の頭の中ではH17BYで時が止まっているので(日本から持ってきたお酒)
    今なにBYが飲み頃になってるのか、一瞬頭がこんがらがります。。。

  3. おやぢ より:

    To 燗ざましさん
    ひょっとして同じお酒?
    相変らず憎いばかりにツボを突いてきますよね。

  4. おやぢ より:

    To まき子さん
    ギャップというか、確信犯です、絶対に。(笑)
    こちらのお酒、17BY以前のもありますし、それがもうそろそろ…ですから、
    まるでまき子さんのご帰国を待っているかのよう。
    一年のギャップがちょうどよかったりして♪

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