Published at: 2009/07/04 (土) 09:00 JST
口にするのもおぞましいボロ酒はさておき、相も変わらず出来の良いアル添よりもボロな純米酒やナンチャラ生酛・山廃が世に蔓延る中、これがホンモノであることは今さら言わずもがななれど…
善良な呑み手への第一歩として、これほど相応しい酒も他にありますまい。
日々の食事に寄り添い、それをもっとおいしく、もっとたのしくしてくれるのがまっとうな酒。
そのことに気づいてくれる人が一人でも多くなってくれることを願って…。

飲むごはんの会 -Dobu meets Niigata-
ついでに…
米処であっても酒処ではない薄酒の地が、いつか酒処にもなることを願って♪ (笑)
Published at: 2009/07/03 (金) 08:00 JST
ベキ・ツル・ザブ・パラ・グビ
休みだった一日を音で綴ったら、こうなりましたとさ。
って、最後はやっぱりそれかいっ!? と一人ツッコミを♪ (笑)
930kmをワンマンでドライブしてから、目覚めが早かったり遅かったりと不規則。
かつ体調も今イチなため、老体のメンテを。
「何をしたの!? 体中、ガチガチに縮んでいるよ」
とベキバキの圧巻は首(頸椎)を矯正した時に頭の中に鳴り響いた…
グキッ!!
「すごかったねぇ。きっと柏崎中に聞こえたよ」
と笑いながらゆっくりと丹念にほぐしてくれる老師の手に身を委ねること60分余り。
「はい、お疲れさま。今度来る時はあのすごいお酒を持ってきて!!」
とすっかり “変わりどぶ” に嵌った老師♪
出かけたついでに…
あの “冷たいラーメン” は山形だけじゃないのよ♪
実は…こちらでも長岡辺りでは結構見かけるのですな。
とはいえ、かなり久しぶりのことだったので、iPhoneでググるものの、3Gとは思えぬ遅さ!!
インジケーターはしっかり5本立っていながら…ですから、相変らずSoftbankは×!! orz

冷やしラーメン大盛り♪
ようやく通年やっている店を見つけ、「また何か作っている!?!? ますますサティアンだわ」と某蔵元を横目に見るコースで辿り着いたのは、越後にありながらなぜか…『
船場(せんば)』というお店。
後からきたお客さんのほとんどが注文する “
サッポロ” が知られているらしいけれど、ここは初志貫徹♪
冷やしラーメン大盛り!!
一口すすったら「もり(そば)汁に若干のお酢?」と思いそうな鰹節の利いた脂っ気のほとんどない澄んだスープはもちろん、麺も冷水でしっかり締められ、まるで冷蔵庫に入れられていた薄酒を味わうかのようにヒエヒエなれど、見た目以上のボリュームで満腹♪
せっかくメンテを受けたのだから…と次いでかけながしの日帰り温泉へ。
スープまでしっかり飲んだ冷やしラーメンと雨で冷えた身体をやや熱めの湯で汗ばむまで温めたり、涼を求め、雨中の露天風呂でぬる湯につかったり…を繰り返し、たっぷり1時間で500円♪
「そういえば…」
帰り道にまだ行ったことのない日帰り温泉があることを思い出し、偵察に♪
「へぇ〜、400円なの!?!?」
もちろん貸しタオルなしでしょうけれど、施設もきれいだし、雨の平日だというのに結構な人出。
「今度カミさんを誘って…」
と思いきや、もう休みがありませぬ。(泣)
しかし…レギュラーで127円/Lって!?!?
相変らず長岡のガソリンは、高いっ!!
エンジンを止め、雨の音とCarpenters
をBGMにしばし読書♪
その実、またしても少女マンガ!! (笑)
■“ALEXANDRITE(アレクサンドライト)” 成田美名子【白泉社文庫】
先日読んだ “CIPHER(サイファ)
” の続編ですな♪

三陸土産と鳥取酒の相性は…
昼ラーでも、そして湯上がりでも我慢を強いられましたゆえ、戻るや否や “明治のラガー” で夕ビー♪
さて、今宵の本番は…
●辨天娘 H19BY 槽汲 “割水瓶燗”
「おぉ〜、ようやく…」
ナッツ様にも思える面白い味わいを見せてくれるようになったこの “辨天娘” なれど、三陸の夏の味、ホヤとの相性は…
「一夏の思い出は、よぉ〜く考えてからでも遅くない!?!?」
縁は異なもの味なものを実感しつつ、グビグビり♪ (笑)
Published at: 2009/07/02 (木) 11:30 JST
あっさり、かつすっきりの冷たいスープを飲み干して店の外へ出ると…
折しもの雨で肌寒くさえあった三陸と打って変わって…山形は暑いっ!!
さて、“いろは本店” さんへ寄って素通りしたとあっては申し訳ないのと厚かましくもお願い事をしておりましたので…
ご近所の “残念な酒屋” さんへお邪魔♪ (笑)
呑兵衛なご主人はさておき、「きっと…誑かされたに違いない!!」と確信した美人な奥様ともっとあれこれお話ししたかったものの、遊び歩いていても困らないほどヒマな我が店と違い、こちらはひっきりなしにお客様が!?
そういえば、父の日ですものねぇ。

わたしは真っ赤な…(笑)
「父の日にまっとうな燗酒をプレゼント!!」
我が店には無縁の光景ですな♪ (苦笑)
しかし、“残念な酒屋” さんで買うものがこれとは…。
おかげで気になっていたおチャケを買い忘れ、返す返すも…
残念2乗!!
G8さん、そして奥様、此度はたいへんお世話になりました。
このお礼は…薄酒がご入り用の際にでも♪ (笑)
さて、このまま真っ直ぐ…と思いきや、あちらで「ちょっと」、こちらで「ちょっと」の道草を喰いながらも、太平洋を臨む三陸海岸から宮城内陸部と山また山の山形盆地を抜け、日本海に程近い越後平野へどうにか無事帰還。

制限時間48時間・総走行距離930km♪
旅の荷を解き、此度の足となったレンタカーを返せば…
止むを得ず不参加となったT兄も加わり、早速に反省会という名の後夜祭を!! (笑)
【この巻、お終い♪】
Published at: 2009/07/01 (水) 19:15 JST

太平洋から仙台方面を避けて山形盆地へ

谷地名物 一方の雄♪
しっかり朝ごはんを食べて宿を後にし、
オススメの魚屋さんへ。
「いいカツオがあるよ!!」の声にブツを見やれば、確かに立派なカツオが一本丸ごとで「何でそんなに安いの!?」という値段だったものの…
「今度飲む時にはクール便で送ってくださいな♪」
と道中の気温を考えて見送ることに…。
その代わりに…
イカやホヤの塩辛・甘塩ウニ・干物など、発泡スチロールに3箱も土産を買い込んで志津川を発ってもまだ9時を回ったところ!?!?
此度の旅はいつもに比べ時間どおり、というか早め早めで余裕の移動なのは…
あな珍しや♪ (笑)
混み合うであろう仙台方面を避け、“岩手・宮城内陸地震” の傷跡が残る栗原市から鳴子温泉を抜け、山形県へ。

次から次へとひっきりなし
Google Mapsのルート案内では150km弱・4時間半という行程なれど、
目的地に程近い道の駅に滑り込んだのは正午にはまだ間のある時刻。
小休止の後、目指したのはこちら♪
「西部街道沿いでうまいものはありませんか?」と某所でお尋ねしたところ、教えていただいたのは…谷地名物 “
冷たい肉そば” の双璧といわれているらしい一方の雄、 いろは系の総本山 “
いろは本店” さん。
地元山形ナンバーのみならず、庄内・宮城に関東ナンバーまで次から次に乗り付けてきます。
かなり待つことを覚悟しましたが、回転が速いのか5分ほどで席が空いたと。
「ここは冷たい肉そばがオススメ♪」で「じゃあ、それを」と素直な女性軍と対照的な我が儘おやじ軍団は「冷たい肉中華(スープは肉そばと同じ・麺は中華麺)にするか」「オレは冷たいラーメン(スープはラーメン専用・麺も中華麺)かな」とてんでバラバラ。(苦笑)
でぇ、おやぢが選んだものは…

冷たいラーメン大盛り♪
もちろん、カミさんが頼んだ “冷たい肉そば” のモチモチ麺も味わいました♪
それにしても…
あの “
いろは食堂” といい、山形人は『いろは』がお好き? (笑)
Published at: 2009/06/29 (月) 09:45 JST
旅の大きな楽しみはその宿にありまする。
とはいえ、どこに泊まっても代り映えのない設いや通り一遍の接客にげんなりすることも少なくありませぬ。
その宿ならではのもてなしがあるや否や。
その用意に奔走することが語源となっている『御馳走』はその最たるものでしょうが、山の宿で海の幸を、海の宿で山の幸を、あるいは高価な食材をどこからでも取り揃えさえすれば…は大いなる勘違い。そして、泊まる側もその勘違いに加担しないことですな。
本当の『御馳走』を得ようと思ったら…やはり『口を運べ』に敵わない!?
てな訳で…
この他にも “蒸しカキ・蒸しホヤ”、“陶板焼”、さらに “一匹丸ごとのヒラメ・ソイの刺身”。
〆の “炊込み御飯・味噌汁・香の物” とデザートの “水菓子” なども出していただいたのですが…
食べるのが忙しくて写真なんて撮っておられませぬ!! (笑)
燗どうことともに持参したおチャケは、訪ねる地に敬意を表して…
●綿屋 特別純米 “ひとめぼれ” H19BY
●鯉川 純米吟醸 “鉄人うすにごり” H20BY
なれど、これまた食べるのが忙しくていつもの半分ほどの酒量でお開きではありましたが…
この山椒亭itachaさんやその発端となったスーパー主婦takakoさんの訪問記でさんざん垂らした涎のリベンジが叶った南三陸のお宿でありました。
■民宿 あっつ前 → 公式サイト
Published at: 2009/06/28 (日) 20:30 JST
旅の話の途中ですが、公開を待っていた映画の話を♪
出だしはやや退屈ですが、山のシーンが始まった途端、圧倒的な迫力の映像に一時たりと目が離せなくなります。
ハリウッドはじめCG化が進む現代の映画づくりに叛旗を翻すかのように、初監督作品であくまでも実写にこだわった木村大作監督の映画屋魂とそれを支えた撮影班やロケスタッフ。浅野忠信や香川照之はじめ、3,000m級の山々での演技をこなした俳優陣もさることながら、終わってみればあっという間の二時間半だったこの映画の本編に登場しない彼等裏方こそが真の主役だったことに気づくはずです。
さすがキャメラ屋ですな。
ただ、一つだけ残念なことも…。
それはこの映画に限ったことではなくライブコンサートなどにも通じることなれど、最近はどこもPAが…
ドンシャリ!!
ただ音がでかければいいってものではありませぬ。調和のとれた音にしかない現実感や臨場感。その上で心に染みるセリフや音楽が生まれるのだと思いまする。
シアターやコンサートの音を司る人たちにはもっと『いい音』を聴いてほしいものですなぁ。
そして、これはおチャケにも同じことがいえまする。びっくり箱的なお酒ばかりを誉めそやすのではなく、どうせなら『いいお酒』もきちんと味わった上でそれぞれの面白さを讃える飲み手であって欲しい、とまた余計なお節介を…。(苦笑)

Sunrise?Sunset?
音に対する愚痴はともかく、150分もの大作が1,200円で見られてラッキーでした♪
まだの方々はぜひ一度足をお運びくだされ!!
■劔岳 点の記 → 公式サイト
Published at: 2009/06/25 (木) 11:30 JST

いよいよゴール間近♪
結局、
長者原SAまで東北道を戻り、土産、その実「南部せんべいを買いたい!!」だけという我が儘なK兄の目的を達したからには、スマートICで降りちゃいましょ。
ここからは一般道を直走り、『
寝図美よ、これがあの有名な太平洋だよ』とやってきたのは…
南三陸町と石巻市の境、
神割崎♪
早朝からの見所巡りはこれにて打ち止め♪
さぁ、お魚チャンと燗酒が待ってるぞぉ〜!! (笑)
■南三陸町観光協会 → 公式サイト>海時間>View & Sunrise Spot
Published at: 2009/06/25 (木) 08:30 JST
「席の予約できますか?」「はい、何時にご来店でしょうか」
「今、中尊寺なんですが、お店までどのくらいかかります?」「15分ほどですね」
「じゃあ、12時までに行きます」
で向かったのは…
「ブランド牛、喰いてぇ〜」
というリクエストで探した某店なれど…
電話で頼み間違えてワン・ランク下のメニューになったこともあり…
「ブランド牛どころか輸入牛より肉の味がしねぇ〜!!」
という代物。
ブランド牛の霜降りサーロイン・ステーキ(200g 12,600円)には及ばずとも、せめて…
「肉のうまみくらい味わわせてくれ〜」(泣)
悲嘆にくれつつ、夜駆け遠征での鉄則「日帰り温泉で一休み」といきたかったものの…
多少窮屈な姿勢とはいえゆっくり眠ってきた諸兄から
「風呂よりも土産を買わせろ〜!!」
とわがままなリクエストが!?
「オレを寝せないつもりか〜!?!?」
とこぼしたところで長幼の序に抗えるはずもなく…
『昼湯につかってしばし昼寝を』計画は白紙撤回されたのでありました。

フロはどこへいった!?
かくして其之五は、残念2乗の記と…。orz
Published at: 2009/06/24 (水) 12:00 JST
毛越寺を後にし、中尊寺へ。

東物見台から眺める北上川
古の栄華はこの写真の右手、地図上では南にその名残が散在しますから、ちと方向違いとはいえ、こういう景色を見ると…否応なしにこの芭蕉の句を思い浮かべてしまいまする。
ただし、この英訳の句碑があるのは毛越寺ですけれど。(苦笑)
駐車場から月見坂を経て辿り着くのは…
そして、中尊寺といえば…この金色堂♪
内部は撮影禁止ゆえ、ぜひご自分の目で見事な細工をご覧あれ。
伊達家が建立したという能舞台では今も薪能が催されまする。
そういえば、このメンツで過去に松島 瑞巌寺と山寺 立石寺を訪ねておりますから、これで平安時代に円仁(えんにん)が開いた東北地方の寺を参拝する『四寺廻廊』と名付けられた “みちのく古寺巡礼” を終えたことになりますますな。
なれど、朱印帳はおろか輪袈裟はもちろん数珠すら持たぬ、なんちゃら巡礼。
が、信仰は形(なり)や供物・賽銭に左右されるものではありますまい。
「すべては己が心の中にあるものでしょ!?」
と副業や金儲け・票集めにお忙しい宗教家にお尋ねしたいもの。(笑)
達谷窟毘沙門堂・毛越寺・中尊寺とゆっくり巡り、お腹も熟れてきたところで…
「さぁ、昼飯ですよ〜♪」
■中尊寺 → 公式サイト
■平泉観光協会 → 公式サイト
■みちのく古寺巡礼 四寺廻廊 → 公式サイト
Published at: 2009/06/24 (水) 06:00 JST
拝観時間ちょうどに駐車場からスタートして毛越寺(もうつじ)境内へ。

往時の全景
この復元図どおりに再建されたら、さぞかし荘厳な光景となるでしょうな。
平成元年(1988)に建立された本堂から南大門跡を抜ければ、目前に大泉が池が広がります。
築山を越え、開山堂に近づくと色とりどりのあやめが…。
その開山堂。ここや常行堂では木組みの美しさに目を奪われます。
こちらの詳細は以下で…と手抜き。(笑)
■毛越寺 → 公式サイト
※ここのウェブ・サイトは見易い上にきれい。お布施の賜? (笑)