彷徨 -あの頃へ-

最近は何処でも『煮る』傾向が強いタンメン。
胡麻油の香る『炒め』野菜がたっぷり乗った往時のタンメンを喰いたいと思っても出会すことはほぼない。
 
そんな時、いつも拝見している某兄さん(じいさん?笑)のブログにあったこちら。

タンメン大盛り700円♪

地元といえば地元なのにも関わらず今の今まで行くことがなかった某店。
「ちと塩っぺえ」と某兄さんは仰っていたが、この日は丁度良い塩梅で…。
仄かに香る胡麻油とシャキシャキの野菜。
加えてほとんどの店が豚コマで済ませている肉が「薄手のポークソテー用?」と思ってしまうほどの部位。
焼き目がついた肉を頬張ると…しっかりした肉の味わいに甘さも加わって、思わず「うめぇ~!」と声が出そうになった。

これで600円!?(大盛り100円増し)
この地区にはただのラーメンでさえ800円する店もあるのに…。

ちなみにこちらのラーメンは今でもワンコインの500円!!
ご飯物はそれなりの値段だと思うが、あの肉からして中身的にはたぶんお得感を感じられる筈。
灯台下暗しを恥じるとともにいつまでも続いて欲しい店に追加させてもらいましょ♪


思い出の食、捜します

このタイトルに『それ、鴨川食堂やろ!?』ってツッコミを入れたくなった人は、NHKのドラマにかなり毒されているのでは?(笑)
 
その昔、まだ三条市のメインストリートが大町・一ノ町〜五ノ町と呼ばれていた時代ですから、40有余年というか今風にアラフィフというか、「生まれてない!」と云われても仕様がないほど前の記憶を懐かしむことがあり申す。それが…
更科のタンメン!
一ノ町の五十嵐川側にあった筈ですが、今となってはその記憶も朧なれども、いったい何杯食したことやら…というほどのお気に入りだった味を求めてこちらへ♪
 
ところが、店に入ってメニューを見やってもそのタンメンがないではありませぬか!?
「それらしきものは…」と探したら『野菜中華』の文字が…。
老主人に「野菜中華って、醤油味ですか、それとも塩味?」と尋ねたら「どっちでもできるよ」という返答。
「じゃあ、塩味を大盛りで」と頼むと厨房に注文が通ったものの「あれ、ジイちゃんが作らないの?」と厨房の中を見やれば、オバちゃんが調理を…。「どうぞ」とお茶を入れてくれたジイちゃんは徹底して店内のお運び役♪
 
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野菜中華(塩)大盛り680円♪
見た目以上にアチチで久しぶりに口の中をヤケド♪(笑)
「こんな味だったかなぁ〜???」「本店はもっと野菜が細かく切られ、そして、しっかり炒められていて、香ばしい胡麻油の香りがもっと強かったような…」と往年の味の記憶を探りつつも完食。
ごちそうさまでした!
 
厨房を片付けて出てきたオバちゃんが「どうぞ」とコーヒーまで入れてくれる人情味溢れる接客にはホントほっこりしますわ♪
 
ちなみに今の味気ない『本町』という住居表示に変わったのは1980(昭和55)年3月1日に実施された第三次住居表示以降らしい。(´Д`)ハァ…
[expand title=”もっと読む”]■更科支店
 新潟県三条市下坂井2-31 〒955-0042[/expand]


2年2か月ぶり

中之島・今町はしばらくいいか…てな気分でしたから、古の日本映画の手描き看板やポスターが店の内外に飾られていることでも知られるこちらへ。Swarmのチェックイン履歴によると、前回は2013年12月だったらしい。
その時はイチ押しらしいタンメンをいただいたので、基本のラーメンをばお願いするとさほど待たずに登場♪
見た目どおりすっきりあっさりながら、歯でなくても噛み切れるほど麺が軟らかいっ!!
デフォルトでジジ・ババ仕様か?(笑)
 
yukari
ラーメン大盛り680円♪
ごちそうさまでした!
[expand title=”もっと読む”]■食堂ゆかり
 新潟県見附市本町2-7-20 〒954-0053[/expand]


ご新規♪

ご近所のパン屋さんをご紹介いただいたので、ついでにこちらへも。
味噌がオススメのようなれども基本の醤油を食べてみて…と思っていたところへこのホワイトボードが目について♪
ラーメンが好みと違ってもチャーハンでカバーできると踏んでの注文だったのですが、海老チャーハンがまさかのエビチリトッピングとは!?
予想どおり汗をかきかき食べることに…。(汗)
自家製だという石臼挽きの麺(細麺)が麦っぽくて面白かったし、この値段でこのボリュームはありがたいですな。
 
hachiman
日替りランチラーメン+半エビチャーハン720円♪
ごちそうさまでした!
[expand title=”もっと読む”]■八幡ラーメン
 新潟県新潟市秋葉区朝日112-11 〒956-0835[/expand]


原点回帰?

久々に伺ったら…「あれぇ〜、前から名入れの丼だったけ!?」 
それに何だかスープの油っぽさが強くなったような…。
老舗とはいえ、そこかしこに時の流れを感じさせられまするが、値段はそのままなのと…
接客のおネエちゃんがかわいいのがうれしい!!(笑)
 
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ラーメン特大600円♪
ごちそうさまでした!
[expand title=”もっと読む”]■中華そば 麗人
 新潟県五泉市村松甲1841 〒959-1704
 〈下の写真は2012年12月12日訪店時〉
reijin1212[/expand]


三金食堂

亡父の年金の手続きを終えたら12時30分を回ってしまったため、今日も今日とて…
先日ようやく行けたこちらを再訪。
 
sankin_fラーメン600円♪
ホントは大盛り(700円)を食したのだけれども写真を取れなかったので先日の写真を流用。m(._.)m

表の通りの突き当りは今は新潟県三条地域振興局になっているけれども、往時は女子校だった新潟県立三条東高校があり申した。

ごちそうさまでした!
[expand title=”もっと読む”]新潟県三条市一ノ門2-1-14 〒955-0045[/expand]


さくら井食堂

(孫はまだおりませぬが)ジジイになってから濃厚な背脂や豚骨、それに大きな、あるいは分厚いチャーシューや魚粉など、これみよがしに「すごい!」を押し付けてくる店が苦手になってしまい、専らシンプルで毎日でも飽きがこない店を徘徊するようになり申した。

まぁ、それは酒も同様で、押し付けがましかったり、いつまでも味が残る、所謂キレない酒が苦手になりましたから。
「齢の所為だ!」と云われてしまえばそれまでですが、決して奇を衒わずとも真味や妙味が味わえるなら、弄り過ぎない方がいいと思うからでありまする。

てな訳で、今日も今日とて…
20151014sakurai_fラーメン大盛り500円♪
今時、ラーメンの大盛りがワンコインで食べられるなんて、アクツ食堂以来?

ホントは某食堂でラーメン+寿司…と思っていたのに昼近くなっても暖簾が出る様子がなく、次点の店も休み!
と「こんなド田舎のこんな近所に3軒も!?」の食堂トライアングルの内2つに振られ、最後の一軒にはさすがのジジイも尻込みしたため、もう20分ほど車を走らせることになったものの、供用を開始したばかりの新橋も渡れたし、あさのや食堂と並ぶ味の薄さ(素っ気なくなる手前ギリギリ)はこの値段に免じて♪(笑)

ごちそうさまでした!

[expand title=”もっと読む”]20151014sakurai_s新潟県新潟市秋葉区新金沢町15-25 〒956-0815[/expand]
 


絶滅危惧種

某所にあげたこちらでの俗称アナゴの浜焼きの補足を♪
あちらの写真はフィルターをかけたものなれども、そのオリジナルがこれ。

久々のアナゴ
久々のアナゴ

ずいぶんご無沙汰していたこちらの魚屋さん(リンク先にある公式サイトはOCNの“PageON”サービス終了のため、閉鎖されたらしい)へひょんなことから立ち寄ったら、何年か「アナゴはないよ」が続いたために「もう食べられなくなった」と記憶から消し去っていたこれが並んでいてビックリ。「これはもう買うしかないでしょ!」といつもの呪文を唱えると、ナント秤に乗せられ重さによって値段が変わるシステムに変わっていたのに二度ビックリ。

ブツ切りにする前の2本で1,400円(税込)とプチ贅沢に合わせるは睡龍生酛純米H21BY(生憎とH19BYは欠品中・泣)のアチチ燗♪

ところで、この俗称アナゴの正体は…クロヌタウナギ(以前はクロメクラウナギと呼ばれていたが、差別的な名前だということで2007年に日本魚類学会から日本産魚類の差別的標準和名の改名最終勧告を受ける)というあのお蕎麦屋さんでもおなじみのアナゴとは全くの別物。何しろ生息するのが深度50〜400m(後述の秋田では100m前後?)の海底というだけあって獲ってくれる漁師がいない。確か出雲崎でも「やっと1人、後を継いでくれた!」と魚屋さんが喜んでいた頃は当たり前のように目にしていたのに、「アナゴはないよ」と珍しく不機嫌なおばあちゃんに何回か会って「また獲ってくれる人がいなくなったのか」とこのタイトルどおり「もうお目にかかることはないかも」と半ば諦めていた(スーパーで売られていることはあってもあの味と値段では買う気にもならない)だけあって感慨一入!
※クロヌタウナギの大きな画像を見たい物好きな方は… → こちらで♪(笑)

秋田には“棒アナゴ”と呼ばれる似たようなものがあって内臓や血を抜いて干すらしいけれども、出雲崎のはまるごと茅の串に刺されて炭焼きにするのが特長かも。
ただ、先に挙げた秋田でも漁師不足は否めないようだから、この先いつまで食せますやら………。

昨今は世界遺産などへの登録がブームのようで、とうとう和食までもユネスコの無形文化遺産になってしまいましたが、登録そのものがまるでイベントになってしまい、またぞろ広告代理店の喰い物にされているかのよう。
何でも遺産としてしまうことよりも、どんなに時代が移ろっても伝統的な食が日々の食卓に登るのが当たり前の世が続くことこそがその本質なのでは…と思うおやぢでありまする。


醂柿

さわし‐がき【醂柿】 サハシ‥
渋を去った柿の実。渋抜きには樽に入れ温湯につける方法やアルコール・炭酸ガスを用いる方法がある。たるがき。あわしがき。⇔木練柿(こねりがき)。
広辞苑 第五版 (C)1998,2004 株式会社岩波書店

いきなり“広辞苑”の引用ではじまりましたが、この時期はどこへ行っても、柿・柿・柿!!
我が家でも自前の白無花果や赤無花果、そして渋柿を醂したものが食卓に彩りを添えてくれていますけれど、それぞれ一本ずつしか植わってないものの我が家だけではとても食べきれず、ご近所にお裾分けしている有り様だというのにいただきものが…。

柿また増えた。X-)

確かに柿は呑兵衛にはありがたい(*1)ものなれど、こう多くては俄仕立ての八百屋でも開かなくてはなりませぬな。(苦笑)

ちなみに今年の我が家の渋抜きは…アルコール度数50度のウォツカ♪
そして、この写真、昨日紹介した“Poladroid”でポラロイド風画像にしてみました。:-)

*1:柿のありがたさについてはこちらを→【柿の効用】