かすおじ Ⅰ

タイトルにした「かすおじ」は新潟弁で「男の末っ子」という意味です。
ちなみに長男は「あんにゃ(あんにゃさという場合も)」次男は「もしかあんにゃ」といわれます。次男に「もしか」が付くのは長男に事あった時はその代わりを務めるので「もしかすると、あんにゃさになるかも…」の短縮形。明治から昭和にかけて戦争が続きましたから、先ず駆り出され、時には戦死することもある長男に成り代わって…の内裏様ならぬ、代理様!
ただ、「あんにゃさ」というと「若い男の人」を意味する一般名称にもなり、お座敷などでお妓さんに呼ばれる時は「あんさま(もしくはあにさま)!」と艶っぽい声がおまけで付きます!(笑)

前置きが長くなりましたけれど、カミさんともども永年交誼をいただいておりまするグループでジジイが最も年少ということもあり、出かける際の行程づくりや宿の手配、それに運転手など、「かすおじ=下っ端」でもあるとはいえ、自分の行きたいところへ「あんにゃさ」「あねさ」を連れ回す役得も♪

てな訳で、今年は普段は叶わぬ水曜日が休みのこちらで初日の昼食を…。

十割おろしそば大盛り 1,300円

山菜の天ぷらならあんにゃ達に倣って天せいろにした筈なれども、ありきたりの海老天では、当然の如く回避してのおろしそば。別席になった「あねさ」達も全員これだったとか。大盛りなのは「かすおじ」の特権!(笑)

肝心の蕎麦は期待が大きかったものの、十割なのに蕎麦の風味が希薄!
大根おろしもモサっとしていたし、伊奈のさいとうさんを知っているし、県内でももっと風味豊かな蕎麦を出してくれる店もあり申すゆえ、厳しいコメントになりまするが、同じ水曜日休みでもこの後、差し障りはありませんなぁ。(苦笑)

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