宗旨替え

この手のアテには絶対的な群馬泉は、久しぶりに少し寝かせてみようか…と半袖姿に違和感がなくなってきたこの時季に上の階で休眠中♪
てな訳で、代わりに取り出したるは…

辨天娘の純米“五百万石”にポークソテーから♪

辨天娘の純米というと大方の飲み手が玉栄か強力を思い浮かべると思いまするが、鳥取県産の五百万石酒も捨てたものじゃない…どころか、今は精米歩合が75%に下げられたためにやや味が太くなった(雑味が増えた)かと感じることもあるものの、一時は数年前に「わかりやすい味わいにするために手加減した?」と変貌した、あのパイオニア蔵の往年の純米に取って代わるのはこれ!と推していたくらいですから♪(笑)

実は…かつて五百万石を毛嫌いしていた時期がありまする。それもこれも、磨きだけを自慢した挙げ句の酸が少ない酒。かつ、それをもっと薄く仕上げてしまう後工程、つまり我が地元酒をみるにつけ、硬質米の限界みたいなものを感じていたのですな。後にそれは我が地元特有の事象であって、世には優れた五百万石酒があることを知るにつけ、ようやく酒米の一つとして平らに認められるようになったように感じまする。
そればかりか、最近ではこれや残草蓬莱の特別純米“新潟県産五百万石”、イチ押し竹泉の生酛純米吟醸“幸の鳥”など、むしろキチッと仕込まれた五百万石酒を好むようになっておりまするから、今更ながら「わかってあげられなくてゴメン!」と謝らなければならないと恥じ入るジジイであり申す。(汗)

それもこれも、無駄に馬齢を重ねた故に馬力のある酒がつらくなった所為か?とも………。(爆)

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