お帰りなさい♪
昨日、“鉄人にごり” の変貌ぶりを書きかけていたら「こんちわ〜」という声が…。
「暇な店に、しかも平日のこんな時間に誰が…」と思いきや…
わぁお、「お帰りなさ〜い!!」のま・ぜらさんでした♪
「昨夜のムーンライト越後で…」の初出社後、電車もロクにない鄙の荒屋を早々に訪ねてくださるとは、ありがたやありがたや。「荷物が届くまで寝袋」という毛布代わりの “日置桜にごり” と、徳利代わりの “仙亀かるくいっぱい” を手に、またもやローカル電車で一時間の小旅行。
「来週また♪」ですな。(笑)
「あれぇ〜、アンタ、いたんだっけ?」(汗)
遅ればせながらにごり酒コーナーに席を確保したこれを久々のお毒見♪
開け立ての上澄み…「うへぇ〜」
よぉ〜く混ぜても…「うへぇ〜、ダメだこりゃ」(笑)
日本酒度:+9
【お奨めのお召し上がり方】
お燗していただきますと、食中酒としてお料理の幅が広がります。
◎熱燗(50度) ◎ぬる燗(40度)
という裏貼りを無視して、アチチ燗(60℃近辺)に♪
「よっしゃあ〜!!」
冷やではどうやっても「酸っぱぁ〜」というほど酸が勝ち、後味には苦さえまだ残るって、確かこれ、来てすぐの頃はその酸と猛々しいほどのパワーがウリだったはず。
まだ先がありそうな予感はともかく…
さすがにあの頃の漲る若さはないとはいえ、冷やではただ酸っぱく感じるだけだった酸と後の苦が、きっちり締まったうまみへとこれまた変わり身を見せてくれまする。
早速、イナダのヅケをアテにグビグビ開始♪
鰤は火を通すか、締めればいいものの生では脂が多すぎて、年寄りには難儀。
刺身にするならイナダかワラサくらいが青魚ならではのうまみも味わえていいですな。
イナダのヅケはグリーンアスパラ・レタスにフルーツトマトと玉ねぎのスライスたっぷりのサラダと和えながら、パクパクムシャムシャ。そこでにごり娘をグビり。
「うぅ〜、堪らん」
おかげで玉ねぎを食べ過ぎたらしく、今朝まで口に名残が…。
じゃことセロリの煮物で口を直し、鶏のミンチを詰めて焼かれたレンコンもうまし♪
となれば、当然、「お代わり〜!!」
でカレーコロッケまでもアテについ飲み過ぎの夜でした。(汗)
我が家に1本、あるのですが、そこまで酸っぱーですか??
澄んだお酒に関しては、娘の名はあるものの、さすが弁天様、
骨太になるなぁ、と思っていたのですけど。
でも、やっぱり、にごりは自分にとっては、どぶ、です。
この間いただいた18BY、練れているから辛くない、と感じたのは
思いすごしで、最高に綺麗な生酛なのですね、これって。
あと2本くらい、とっといてください。
18BYの青ラベルにごり♪
もうあとちょっとだけど・・・アメリカ行くまえに、おやぢさんとこから頂いたなぁ~。
お正月で実家で飲んだりして。
一年を、実家の貯蔵庫で熟成されて・・・今やすんご~~いおいし~~いです!
To たっぱさん
燗をつけるとまったく別物になるところは、“睡龍” 17BY生詰の酸っぱさとはまた趣を異にするとはいえ、
かなりなものですよ。でも、それがまたいいのですけれど。 (笑)
あのどぶは…通好みの一本ですから。切りに切った酒でしか味わえない妙味。あれぞ淡麗辛口でしょ!?
2本といわず何本でも♪ (笑)
To まき子さん
そりゃあうまいでしょうよ、ネズミにまで狙われたくらいですから。(笑)
でも、こういう味わいに進むとは…正直思っていませんでした。(汗)