お礼

kakegami_butsuji先ずは、急、かつ長らく休みをいただき、ご不便ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします

お陰さまで亡父(行年93歳)の葬儀を滞りなく終えることができました
生前中のご厚誼に心からお礼申しあげますとともに 私ども遺族にもより一層のご指導ご鞭撻のほど お願い申しあげます
ありがとうございました!


自戒

新潟市陸上競技場の聖火台のモデル?

 
 
− 不動如山 −

動かざること山の如しもいいけれども、じっとしていた所で何も変わらないのなら、さっさと動いてしまいましょ。
果報は待っていても決して来やしませぬ。
好むと好まざるとに関わらず、世の中は止まってくれないのだから。
 
Like a rolling stone♪


暑中お見舞い申しあげます

涼しさが届きますように♪

「馬鹿は風邪を引かない」と高を括っておりましたものの、先週来、鼻水と咳に悩まされ、何やら喉までヒリヒリ…に加え、時折熱っぽさも…と、かなり本格的な風邪に悩まされておりまする。
 
「バカじゃなかった?」「夏風邪はバカが引く?」
 
おかげさまで仕事を休むほどではないとはいえ、ベロに支障が…。_ノ乙(、ン、)_
特定の味を感じすぎたり、あるいは感じなかったり…と狂ったベロでは酒のことも書けやしませんから、今日のところは…

みなさまもくれぐれもご自愛くだされますように!

と儀礼まで。m(_ _)m
 
 


選ぶのはあなた

先日も書いたものの、相も変わらず配慮・自粛のオンパレード!!
中でもこの正副都知事のコメントがひどい。

【知事】
今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる。
(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい

自身の「天罰」発言は何所吹く風といわんばかりの厚顔無恥。例え訂正したとしても、一度口から出た言葉は決して戻りません。剰え、この時期に選挙を回避しないばかりか、あの惨状を目の当たりにしながら、なおも「原発推進」を曲げないまま、いけしゃあしゃあと勝つ気満々で立候補するご本人にこそ、痛みと連帯をお願いしたい。
そして…

【副知事】
花見はすればよい。酒も飲めばよい。過度の自粛は消費を冷やすだけだ。ただ被災者は水も食事にも苦労している。身内を失っている。東京の火葬場で運ばれてきた遺体も焼いている。その辺の想像力があって、花見をして、酒を飲んで、ということだろうね。

花を愛でながらお通夜をやれと!?
二人とも、どこも悪くもない人々を暗鬱なムードで包み込み、都民はじめ、都内に通う人たちまで病気にしようとでもいうのでしょうか?
そして、多くの人々が弱った隙に低投票率の中でまんまと当選!?
強ち下種の勘繰りともいえない状況だけに背筋が寒くなります。
まったくこんな人が首都の長を務めていることこそ、自粛すべきでは?
如何ですか、都民のみなさま。

不謹慎を承知で物申せば、うれしい時、楽しい時、愛しい時、そして寂しい時、哀しい時、辛い時、それを分かち合うためにも「そのひと時だけは被災地や被災された方々を忘れてもいい」と思います。
一人一人が元気でいること。もし元気が余っていたら、少しずつ誰かに分けてあげてください。
被災しなかったみんなが、そうしてまた明日に向かう力を奮い立たせなかったら、誰が彼等や彼の地を救うのですか!?

ということで、再度!!

Twitterからのひと言
俺達被災者は、いま日本中の皆さんに感謝しています。本当に有り難いと思っています。皆さんの気持ちは届いています。これ以上「連帯感」を理由に楽しい事を躊躇ったりしないで下さい。楽しい事をして下さい。皆さんが楽しい事をしてくれれば経済が廻ります。そのお金は俺達にも廻ります。お願いします

困窮の極みにありながらのこの寛大さと思いやり。これが日本の、そして日本人の美しさです!!
こういう言葉がなぜ政治家や役人から出てこないのでしょう?
 
おバカな話に耳を貸す必要はありません。
「自分のために!!」がひいては「誰かのために!!」 なることを祈って、今宵も燗酒を酌みまする。


過剰反応では?

昨日も書きましたけれど、来月開催される予定だった我が地元のイベントも中止決定。

会場が被災したなどの理由で物理的に無理なものを除けば、音楽関係イベントが「元気」と「祈り」を届けるべく開催されることに比して、何でもかんでも自粛に走るのは、「他人の目・顔色」を気にし過ぎる日本人の悪慣習ともいうべきかと。
「未曾有の災害規模とその現況、及び被災者の心情」に配慮する気持ちは分からないでもないものの、「そして被災地の一日も早い復興を願い、誠に残念ではありますが」というなら、むしろ積極的に実施しても良かったのでは?

ましてや、県内にも被災地から避難してきている人が増えており、この後も当分その数は減りそうにないでしょう。受け入れている自治体と協力して、例えひと時であろうと避難者に「夢」を見てもらい、束の間の「平穏」でもてなす、というアクティブな発想と行動に繋げられなかったことが惜しまれまする。
 

Twitterからのひと言
私達は他人の幸せや喜びをねたむほど落ちぶれてはいない。皆さんどうぞ我慢せず楽しい時は笑い嬉しい時は喜んでください。私達も一日も早く皆さんに追いつきます

 
一日で85,000人(2010年)を集める地元最大のイベントですし、今年は第70回という節目の年にも当たっていましたから、何とか開催して欲しかったのですが…。

知人の娘さんが親子二代となるおいらんを務める!という個人的な心情もあることは否定しませぬ。(笑)


死んだふり

いくら何でもゼロはまずかろう…ってことで、写真でも。

小笹屋竹鶴 番外編H18BY純米原酒

あちこちで噂になっているであろう、あのお酒の酒母ですな。
これと初めての生酛純米吟醸、二つの酒母にニンマリしていた3年前の冬♪


冷や卸し考

【Twitterでいただいた問い掛けに対して、自分なりに日頃から思っていることをまとめたもの】


 
新酒時にやむを得ず…という場合を除き、基本的に生酒は認めないのが小店のスタンスです。

せっかく世界に先駆け、最も早く(*1)火入れという技を見出しながら、それを使いこなさない、あるいは使いこなせないことに対して疑問を禁じ得ません。
熟成させてこそうまくなるのがまっとうな酒と思いますから、その酒質の安定を図ることは当然ですし、そのために不確定要素は限りなく減らすに越したことはありません。
そこで火入れの技を用いる訳ですが、ただ一つの欠点は熟成がまた遅れることでしょう。
生詰・生貯は、いずれも自身の酒に求める酒質や型、そして熟度をしっかり見極めている蔵が、一つ一つの酒に最も相応しい香味を活かしたい時に使いこなせば、その存在価値はあると思っています。

ですから、きちんと頃合いを見計らって出されるごく一部の「生詰」には、二度火入れでは味わえない香味があり、その楽しさゆえにイチ押しとする酒もあります。
ただし、風物詩的にただのウリの道具にしてしまっている昨今の「冷や卸し」騒動となると話は別。踊らにゃ損とばかりに煽り立てる方にも、まんまと踊らされる方にも開いた口がふさがりません。
こういうツッコミどころ満載の記述 もあります。(笑)

冷蔵設備もない時代に暑い夏を越え、秋らしい冷気に包まれる頃になってようやく程好く熟した酒を大桶から出荷用の樽に卸す(移し替える)ことから「冷や卸し」と呼ばれるようになった本来の姿からすれば、そう呼ぶに相応しい熟度を得てこその冷や卸しではないでしょうか。

言い過ぎたついでにもう少々。いくら熟成が早いとはいえ、火入れを忌み嫌い、生酒、特にできたままが最上とする無濾過生原酒礼讃には大いなる勘違いとしか思えないのです。
火入れに耐えない酒なのか、はたまた火入れという技を使いこなすだけの腕がないのか。「いい酒は冷やで」という造り手の喧伝が今も持って尾を引いている現状を見るにつけ、自分で自分の首を絞めることになりはしないか。
酒造りというと仕込みだけに目を向けがちですが、蔵から出る時まで、もっと極端にいえば口にされる時までが酒造りでしょう。上槽後の扱い次第ではどんなにいい酒であっても駄酒に成り下がってしまうのですから。

ですから、仕込みの技だけで云々するのは片手落ち。調合と濾過や火入れまでを含めてこその技ですし、それをきちんと確立しているならまだしも、軽視したり、避けて通っている限りまっとうな酒を生み出すことはできないでしょう。
酒造りも新しい米や酵母ばかりではなく、蒸米・濾過・火入れなど、地味ながら基本となる技についてまだまだ研鑚の余地は残されています。疎かにされがちなそうした技にも地道に取り組み、正統な味わいを正しく伝える努力を怠らないこと。それなくして日本酒の復権はないものと思います。
 


    (*1) ●世界に先駆け、最も早く

      これについては『北山酒経』に「酵」という表現で、加熱殺菌を意味する「煮酒」の技法が記載されているとのことから、不適切と判断し、打ち消し線を入れました。
      ご教示いただいたN氏に感謝し、併せて訂正いたします。

      【参照】→ Wikipedia日本語版>日本酒>注釈