昔なら平成20酒造年度の幕開き

酒造年度(BY)は、お上の通達により1965(昭和40)酒造年度から現行の7月から翌年6月までの一年間と改定されるまでは、1896(明治29)年の酒造税法による10月から翌年9月までの一年間でした。原料米の割当てがその主な理由のようですが、一年中造っている四季醸造や夏だけ休む三季醸造のところならいざ知らず、酒の暦はやはり「10月1日が元日」が相応しく思いまする。

大宇陀のお蔵ではこの日が蔵入り♪
まずは蔵洗いからでしょうけど、やがてまた造りがはじまります。
「自分たちが飲みたい酒を造っているだけや」とはいえ、
たくさんの飲み手を魅了する20BYのお酒になってくれますように…。

といいつつ、飲んでいたおチャケは因州青谷産。(笑)

日置桜■日置桜 純米吟醸“伝承強力” (2004.9詰)
使い回しの写真では一升瓶なれど、飲んだのは開栓放置されたいた四合瓶。推定15BY♪
冷やでもトロリとしたうまみを味わわせてくれましたから、「これは…」と期待がふくらんだものの、いい気になってちと熱くしすぎましたかしら。
捌け良く、スッと切れ上がる後味。これはこれでいいのですが、どこか味気ない。最後にもう一押しを欲張りたくなるのは呑兵衛ならではの意地汚さ?

お清まし顔の9号美人が嫌いな変人諸姉諸兄は…より燗向きな7号酵母版を♪

鶏の照り焼きや付け合わせの粉ふきいも、マカロニとキャベツのサラダ。
茄子の煮物、紫蘇の実と茗荷がアクセントになった胡瓜の塩漬けなど、
手当り次第に口に運びながら、“日置桜” をグビグビり。
「あぁ〜、もう10月かぁ」な夜でした。:-)