しみじみ

神無月も今日で終わり。八百万の神々が出張から戻られる明日は早、霜月。
日はますます短く、気温も下がり、遠くからひたひたと忍び寄る冬の足音が聞こえる候。
楽しみなおチャケたちがまた届きますゆえ、ますます燗酒に勤しめるというもの。
景気の悪さも厳しい寒さも、まっとうな燗酒さえあればなんのその♪

旭菊■旭菊 特別純米酒 (17.3詰)
原料米は確か『麗峰』だったと記憶しておりまするが、これまた特別純米酒というには安い値付け(2,150円/1800ml:税別)なれど、えも言われぬうまさ。
といっても、押し付けがましい派手な香りや目立つ味わいがあるでなく、この値段でありながらきちんと真面目に造られたことが伺える実直なうまみだから、決してわかりやすいものではありませぬ。けれども、ひとたび腹に収めれば、たちまち相好を崩し、杯を口に運ぶ手が早まるはず。

しみじみ、漢字では『沁み沁み』、あるいは『染み染み』と書きまするけれども、これに関しては『沁み滋味』とした方が良さそうですな。

大根、こんにゃく、竹輪に厚揚げ。ついでにじゃがいもも…。とくれば、答はおでん!!
和辛子の鼻につ〜んと抜ける辛さの余韻を“旭菊”で中和とばかりにグビり♪
秋刀魚の煮付けを口に入れた後を追っかけて、またグビり♪
蕪と胡瓜の漬物をポリポリいわせながら、またまたグビり♪
ほらほらもう空いた…で、お代わり〜♪

飲み過ぎるな? この酒を前にしたら、そんなヤボは…いいっこな〜し〜よ。(笑)