変わりもの同士
意味もなく、Cinemaサイズ(16:9)。:-)
というか、間引かないと竹藪になっちゃうので、しばらくは生え方を見ながら、これの繰り返し。
そこそこ大きくなるのを待って皮付きのまま焼いて食べると、やわらかい上に鮮烈な香りで燗酒のアテに最高。:-)
『大洋盛 熟成純米“華凛” H14BY』
この酒こそ、“レア中のレア!!"といっていいでしょう。何しろ全国でたった2軒しか取り扱っていません。(^^;
もう一軒はほとんど業務用(飲食店向け)らしく、店頭に並んでいるのは“変人酒屋"だけかも。
それはなぜか!?
ラベルに“熟成純米"とありますが、ただの純米酒じゃないんです。日本酒度が普通の計測機器で測れないという代物。そのため、“ボーメ度"を換算して当てています。その数値、なんと日本酒度:ー(マイナス)50!!
「変わった酒があるんですが…」と聞かされ、「へ〜、じゃあサンプル見せてよ」ではじめて口にしたとき、
なんじゃこりゃ!? でしたから。(笑)
「マイナス50!?」どうせ、ベタ甘・重い・諄いでどうにもならないだろうと思っていた予想は完全に覆され、豊かな酸がまるで○○のよう。バラバラだった味が熟成でまとまったそうで、飲めるんですよ。
10〜20%ほどのソーダ割りにしても良いし、ぬる燗(40℃近辺)〜上燗(45℃近辺)ほどでじわ〜っと沁みる様は「疲れたときにも良いかも」というもの。
さて、予備知識はここまで。あとは…、もちろん○○の答えも
呑めば分かる!! (笑)
熟成がさらに進み、最初に感じた“○○のよう”という印象は薄れましたが、「たまにはこんな酒も良いな」という思いは変わらず。しっとり落ち着いた味わいをぜひお試しあれ。:-)
アテは、またもやポークソテー。今宵はちと塩がきつい。(T^T)
セロリ・トマト・若布・戻し椎茸のサラダが、脂と塩っ気を薄めるのにちょうどいいので、どんどん食べまする。
豚肉・玉葱・人参・シメジ・シラタキの煮物。じゃが芋が入ったら、肉じゃがですな。
菜っ葉のお浸しにホッとしつつ、変わり酒を…。
変人と変な酒が相まみえた夜でした。:-)
マイナス50?!?!
どうやったらそのようなお酒ができあがるのでしょう・・・。
想像だけすると、やっぱり
>ベタ甘・重い・諄いでどうにもならないだろう
と思ってしまいますが、飲んでみればワカルのですかぁ。
日本酒のソーダ割・・・ますます想像ができません。
>まき子さん
だから眼で見ちゃいけないの。頼りはベロだけです。:-)
ソーダ割りは第一印象で思いついたんですよ。30%までは崩れなかったですね。
チェイサー(割水)燗やるのと似たようなものかと。