不定期オープン“ここ飲み屋かい?"
師匠といえど趨走する月はゲストをお招きするには心苦しいものの、神も仏もごちゃ混ぜの日本人らしく、無宗派で気ままに燗酒を楽しむにはもってこい。:-)
ゆく年の出会いや別れを思い起こしながら、くる年に思いを馳せるもよし。
てな訳で、年忘れの会をいつもどおりこぢんまりと♪
18切符を買いながら、またも涙を飲んだ甲州駐在員ま・ぜらさんの欠員補充、数少ない地元組K氏・皆勤を続ける広報部長ちゃむさん・新潟大学日本酒サークル“四合瓶”からは埼玉・石川・秋田出身の若手精鋭が、“ここ飲み屋かい?”二階に集結。
「ガツン系も!!」「綿屋ぁ♪」「生?がいいッス!!」
−リクエスト 出すはお気楽 受けるは苦悶−(笑)
『睡龍 生?純米“おこぜ” H16BY』
ホントは「大七を…」だったけど、ウチで生?といえば、まずはこれ。王道でしょ!?
『綿屋 山田錦65純米原酒 H15BY』
素直にお答えしつつ、予算上、雄町は却下。:-)
『旭若松 純米無濾過生原酒 H17BY』
新入りのお披露目も兼ねて自家栽培雄町と日本晴のこれを。熟成火入原酒はまたのお楽しみ。:-)
アテは、地元のまっとうな仕出し屋“Y7”特製の盛り合わせと天然真鴨を使った鴨鍋♪
加えて、ちゃむさん差入れの“袖振豆腐”・かつお味噌・河豚の糠漬。
大豆の味をそのまま引き出した“袖振豆腐”には、豪州産岩塩を振りかけて。
コラコラ、塩だけ舐めちゃイカンぜよ♪
鴨鍋はさすが天然真鴨。どぎつい脂ではなく、軽やかで爽やかささえありまする。
薄味だけど、脂のうまみに支えられてコクはたっぷり。こりゃ、ウンマ〜い!!
お酒は番外編で…
『加賀の井 別誂え大吟醸“くろうざえもん” 斗瓶取り瓶燗原酒 H9BY』祝事業再開。 🙂
『鶴の友 大吟醸“上々の諸白” H8BY』忘れ去られていた私物。 🙂
『清酒竹鶴 雄町純米 H14BY』ちゃむさんの差入れ。稀少な14BYを惜しげもなく…。
『酉与右衛門 無濾過純米 雄町 H16BY』同じくちゃむさんの差入れ。雄町はいい♪
『豊の秋 特別純米酒』“四合瓶”の初代からのメンバー、りんさんの差入れ。
これらを次々にさまざまな温度で味わいましたが、“おこぜ”が温度によりがらりと表情を変えるさまに、みんなビックリ。「冷やで飲む酒じゃないですね」。ごもっとも♪
“加賀の井”は上品ながらアル添を感じさせない強さも。よく練れたねぇ〜。
小人数でまったりしていたら「えっ、もうこんな時間!?」に…。
慌てて鍋にうどんを入れ、〆は鴨汁うどん。これがまたウンマいのよ♪
残りのお酒をみんなで分けて「気をつけて〜」とお見送り。さあ、次回はいつ開く!? (笑)
【写真はいずれもちゃむさん提供】Thanks!!
良いですねぇ〜、天然真鴨。油が上品なのか...。
合鴨しか食べたことないので、食べてみたいです。
鴨、たった一度だけローストで出合ったけど天然だったのか?
あの風味、絶妙なコシは感動的だったが・・・
しかも、「鴨汁うどん」なんて羨ましすぎる。
天然鴨と合鴨はトラフグとカワハギくらい違うんでしょうね?
鴨汁うどん美味しゅう御座居ました。
鴨汁に燗酒、良かったです。
おこぜのキレはいいですねぇ。
もう次回が待ち遠しいです(笑)
>りょうさん
というか、今はまだ走りだからそれほど脂が乗ってないということも…。(汗)
でも、ホントにすうっと脂が染み込んでくる感じ。うまいッス♪
>HNさん
お蕎麦屋さんへ行けば鴨焼きは定番のアテですが、年中だからたぶん合鴨でしょうね。
河豚とは比べられませんが、脂よりも肉のうまみを味わえるのが良いですね。
まだ走りですが、野趣味も感じられます。
琵琶湖畔で鴨スキ食べたくなってきました。恐ろしく甘いそうですが…。(笑)
>ちゃむさん
毎度お疲れさまです。:-)
ちょっと味が薄いかなぁと感じていたのですが、真鴨ゆえのこと鴨ね♪
まぁ、寄せ鍋はどこでも食べられますが、鴨鍋はそうそうやるところがないから。
次回はテーブルをもう一つ追加するくらいの人数がほしいけど…
となると、あたしゃ、もっぱら燗番ですなぁ。(>_<)