懐かしい顔
珍客とつい話し込んでしまい、いつもより1時間ほど遅い帰り道。田植えが進み、5.1chサラウンドのような蛙の鳴き声が幾重にも押し寄せてくる。自然が残ると言えば聞こえは良いが、はっきり言って五月蠅いだけ。風情を通り越し、ただの騒音としか思えない悲しさ。orz
■呑録(旧暦3/26)
食卓にポテトサラダを見つけ、久々にこれを引っ張り出した。
『竹鶴 純米にごり酒』
先回は上澄みと分けたけど、今回は迷わず振る。よぉ〜く混ぜてから、レンジで3分20秒。
アチチ、アチチ。手もネコなおやぢ、とても持てない。orz
杯に残した冷やと合わせても、なおふ〜ふ〜しなければならない温度から徐々に下がるのを待って、独酌のはじまり。
あぁ、米の味がたっぷり。その上、ちょっとやんちゃな顔も見せる。若いときの竹鶴の味だ。
玉葱の利いたポテトサラダ。ちょっとぶつかる。玉葱が邪魔するのかなぁ。豚肉と長葱・椎茸・豆腐・シラタキをすき焼き風に煮込んだもの。あ、こっちの方が良いや。若布と胡瓜の酢の物にすりごまを振ったもので口直し。
喉を過ぎた酒がじ〜んと五臓六腑に染みていく。「渋滞を上手く避けられると良いけど」。久しぶりに会った顔の懐かしさまで肴にした夜だった。