それでも燗酒
■呑録(旧暦5/17)
夏至を過ぎたものの、一年中で一番日が長い時期。19:30を過ぎてもまだ明るい。
開栓後、ちょうど一週間かな、この酒は。
『悦凱陣 手造り純米酒(16BY)』
原料米はオオセトだし、原酒じゃないからガツーンとくる強さもないけど、捌けの良さが出てきた。
悦凱陣の定番酒として、頃合いの強さを持つ酒だろう。
ちなみに、燗はせいぜい50℃までで十分。いたずらに熱くしない方が良いと思う。
鮭のフライ、椎茸とレタスの炒め物、ほうれん草のゴマ和え、茹でた空豆などを肴に。
エアコン節約中の我が家では髪の中からしたたり落ちる汗でTシャツがびっしょり。いよいよ夏本番か。
暑い時こそ燗酒。それでこそ日本の夏だろうと、独り納得した夜だった。