どうなることやら
イヴに早仕舞いしたら、ネコが自宅に届けてくれたようで、深夜の玄関に荷物を発見。
某お蔵からのサンプル酒だ。どっちで見ようかと考えて、どうせ見るなら飲みモードで見たほうが良いかも、とそのまま放置。
酒が待っているとなれば、さっさと帰らなきゃね。:-)
『銘柄非公開 ゴニョゴニョ酒』
冷やで。聞かされていた限りではもっと渋い酒を想像していたのに、なにこれ。
開けたてから、こんなに味があって良いの?
「うぅむ、60%でこれかぁ」“綿屋 山田錦60%"の記憶をたどって…。
原料米は違えど同じ60%の酒とすると、後味の余韻はこちらのほうが長いだろうか。
寒い玄関に置かれた酒だし、これくらい味があれば、と3分20秒。最近の気温から定番となりつつある時間を回ってもらう。仕上がり予定は飛び切り燗(55℃近辺)。
「ありゃりゃ、生老ね臭だ!?」熟成を早めるための生貯蔵期間がほんのわずか長かった。すなわち、火入れのタイミングがほんのわずか遅かったのだろうか。秋鹿の山廃にもあった香りをまず感じる。が、これくらいなら旨みの多さにも救われ、生老ね嫌いにも許容範囲か。
アテは寒鰤の照焼き。脂は多すぎず、少なすぎず、鰤の力強い味が楽しめる。
次いで寄せ鍋。鶏・豚・白菜・長葱・春菊・エノキ・豆腐・シラタキ。薄い醤油味に仕立てられた鍋をガッツリ喰い。
酒も、鰤の味や鍋の出汁に負けずに、厚みのあるうまさをきちんと伝える。
なかなか良いね、これ。
南瓜の煮付けの濃い味付けにもいけるし、白菜の浅漬けで口を直しながら、酒が進む。
もう一回分はしばらく経ってからの予定だけど、それまでこの酒、あるの?
「在庫がほとんどない」と聞かされているだけに、ビミョーな気持ちになった夜だった。
私は生老ねは感じなかったけどなぁ〜それ。
>nizakeさん
昨夜、M氏にもいわれたんですが…「それ違うんじゃない?」と。
燗をつけたときに、生臭としか思えない香りが鼻に…。
素朴な疑問なのですが・・・
深夜にお酒が外に届いてて、凍っちゃったりしないんでしょうか。
昨シーズン、車の中にお酒を放置したまま山を滑っていて
シャリシャリシャーベットになっていたのを思い出しましたもので・・・。
>まき子さん
そのお酒のアルコール度数にマイナスをつけた温度までは凍らない、という記憶が酒粕頭の奥底にあるような…。
エキス分にも関係していたかも。
いずれにしても、ちゃんとした根拠のある話じゃないので鵜呑みは禁物ですけどね。
車の中に放置しただけで凍るなんて、よほど温度が低かったの?
スキー場で滑っているうちに、雪が大量に降ったので
車が雪ですっぽり埋まってしまったくらいです。
>まき子さん
むき出しになっていてもそこまで行くことはなかなかないと思うけどねぇ。
風が強く、お酒を置いたところがまともにそれを受けていたか、
お酒がよほど薄かったか…。(^^;