引越しの余禄
小庵に移ってからは6年目なれど、隣の古屋は既に31年を超えましたゆえ…
「まだこんなものを取っておいたの!?」
という引越しという名のガラクタとの戦いの日々でもありまする。
雪冷え(5℃近辺)庫の私物棚から出るわ出るわ…
「こんな酒もあったのね!?」
という代物はまた別の機会に譲るとして、この際、惜しみなくこんなのも。
■加賀の井 大吟醸“くろうざえもん”別誂え斗瓶取り原酒 H9BY
燗酒に移りかけた頃の名残♪
当時、「あそこの大吟醸には敵わない」と地元では良く知られる彼の師を嘆かせたこの蔵。その最高峰の斗瓶取り大吟醸を澱引き・火入れ後、一升瓶で貯蔵されていたものを…
「澱が出るかもしれませんよ」「構いませ〜ん」
とそのままもらった別注品。
バブリーだった頃の名残でもありまする。(苦笑)
長々と雪冷え(5℃近辺)貯蔵されていたものを数日常温放置。開け立て、かつ冷やで、目立つ熟成香もなく、トロリと円やか。
思った以上に熱く燗をつけてしまったので、やや線が細く感じますが、上燗(45℃近辺)ほどに下がった辺りからしっかりとうまみを感じさせてくれる美酒に。
まぁ、何でもアチチがいいってものでもありませぬゆえ…
精米歩合の高いおチャケにはそれに見合った燗温度で♪
なんか・・・
昔埋めたタイムカプセルを開けたみたいな感じ。
懐かしい�とか思い出に浸ってしまうと、作業が進まなくなるので気をつけてください!!
引越しをすると整理はできますが、
なんだか「お宝発掘」状態ですね!!
ここ10年くらいは2年後とに引越し引越しひっこしーーー(涙)
なので、我が家からは、まったくもってお宝は発掘されないので、
おやぢさまの引越しをお手伝いしたくなりました。
先日はお邪魔しました。(本当に) (笑)
コレは、あの時お店にあったものですね。
写真のラベルはきれいですが、年期を感じました。
10.9ですからね。
「清泉」の14.1なんて、カワイイものですね。
某所で「奥播磨純米吟醸(H10.4詰)」を発掘したのですが、
これって高垣杜氏の手に依るものなのでしょうか?
To hirorinさん
仕舞い込んだままになってしまうと、ホント、タイムカプセルですわ。(苦笑)
今日から荷解きをはじめたのはいいけど、自分で詰めていないから
どこに何が入っているやらさっぱり…。(汗)
To まき子さん
発掘したお宝がどこへ行ったのか、再発掘作業中♪
見つけてくれたら割り増しなしでお分けしますよ。(笑)
To まーちんさん
何にもお構いできなくてすみませんでした。
それにしても写真まで撮られていたとは…。(汗)
で、清泉は飲めました?
To ちゃむさん
たぶんそうでしょう。どこまで甘が枯れているか。